漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

いつものワイドショー

2021年06月22日 | せけんばなし

ニュースステーションの出演などで有名な、
古賀茂明さんが、

週刊朝日の2021年7月2日号に、

“「韓国は嫌い」と言っている余裕は日本にはない”

と云う記事を書いているそうでネットにその全文が出て居ました。

私は途中まで読んだだけですが、

「まぁ、この人ならこう云う事を書くだろうな」と云う内容。

雑誌に限らず、
新聞でもテレビでも事件や政治に付いて語らせる場合、

起用する側は、

「番組や新聞社の意向に沿って語ってくれそうな人」を起用する。

つまり、本人は自由に喋っている分けですが、
それはまた、起用する側の狙い通りである場合がほとんど。

つまり、
新聞や番組はある「狙い」をもって制作される。

だから、
いつも週刊朝日を買う人はそう云う記事を「期待して読む」処がある。

テレビでも同じで、
同じニュースショーばかり見てると、

知らず知らずのうちに、
「知識や情報が片寄ってしまう」ことにもなりかねない。

今朝の朝日新聞社説は、
「五輪の観客 科学置き去りの独善だ」と題して、

政府のオリンピック開催に反対の立場をとってます。

そうだそうだと思う人も多いかも知れないが、
ここは一応、賛成の立場をとる記事も読んだ方がいい。

その上で、
「私はこう思う」と云う思いを作り上げればいい。

せっかく、
報道の自由がある国に生まれたのだから、

その自由を享受するためにも、
「見るニュースショーはいつも同じ局」と云う習慣を、

たまには変えてみるのも新鮮かもしれません。

 

 

 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。