ニュースステーションの出演などで有名な、
古賀茂明さんが、
週刊朝日の2021年7月2日号に、
“「韓国は嫌い」と言っている余裕は日本にはない”
と云う記事を書いているそうでネットにその全文が出て居ました。
私は途中まで読んだだけですが、
「まぁ、この人ならこう云う事を書くだろうな」と云う内容。
雑誌に限らず、
新聞でもテレビでも事件や政治に付いて語らせる場合、
起用する側は、
「番組や新聞社の意向に沿って語ってくれそうな人」を起用する。
つまり、本人は自由に喋っている分けですが、
それはまた、起用する側の狙い通りである場合がほとんど。
つまり、
新聞や番組はある「狙い」をもって制作される。
だから、
いつも週刊朝日を買う人はそう云う記事を「期待して読む」処がある。
テレビでも同じで、
同じニュースショーばかり見てると、
知らず知らずのうちに、
「知識や情報が片寄ってしまう」ことにもなりかねない。
今朝の朝日新聞社説は、
「五輪の観客 科学置き去りの独善だ」と題して、
政府のオリンピック開催に反対の立場をとってます。
そうだそうだと思う人も多いかも知れないが、
ここは一応、賛成の立場をとる記事も読んだ方がいい。
その上で、
「私はこう思う」と云う思いを作り上げればいい。
せっかく、
報道の自由がある国に生まれたのだから、
その自由を享受するためにも、
「見るニュースショーはいつも同じ局」と云う習慣を、
たまには変えてみるのも新鮮かもしれません。