漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

遥かなり沖縄

2016年06月02日 | 事件
関西に住んでいると、日ごろ沖縄は“海の彼方”でしかない、
従って、その知識はマスメディアによって発信される情報が中心となる。

処が、最近はインターネットの発達により、
マスメディアとは異なる情報を目にし、驚くこともままある。

最近起きたアメリカ軍属の男による
傷ましい「二十歳の女性殺人事件」に関する記事をネットで見かけた。

現地の方が書いているようで、読んでいて、かなりリアリティがある。

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 事件が発生した場所ですが、米軍基地は近くにはありません。

テレビ報道などで夜間は人通りも無く危険な地域と報道されましたが、
それは深夜のことであり、午後8時頃の時間帯であれば
ウォーキングをする人などもあり危険を感じさせる感じはありません。

また、基地周辺での米兵の凶悪犯罪は少ないのが現実で、
酔っぱらっての犯罪を含め多くは繁華街とその周辺(住宅地)で発生しています。

これまでの事件発生場所を見ても納得出来ると思います。

そもそも、沖縄の犯罪発生率は全国で26番目、
東京より沖縄の方がはるかに安全です。

くわえて、その沖縄県の中でも米軍関係者の犯罪発生率は0.16% 
沖縄県民の犯罪発生率0.36%なので県民の方が2倍以上危険です。

うるま市と限定してみても、
犯罪発生率は低く、かなり安全な部類の地域ですよ。

犯罪発生率を見る限り、
皇居の周りで走ってる人々の方が危険性は数段高いと言えます。

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同じ事件も週刊朝日で読むと、

国土面積のわずか0.6%に在日米軍専用施設の74%が集中する沖縄県では、

米軍人・軍属の犯罪が後を絶たない
」と云う書き出しになる。

どちらの記事も、
使っているデータに脚色はないのであろうが、
その取り上げ方、用い方で、読む印象はずいぶん変わってくるものだ。

どちらも事実を伝えているとしても、
「刺激的で扇動的な記事の方が読んで興奮する」、と云うのは、

ある意味、困ったもんです。




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