「NHKはカタカナ語が多すぎる」と裁判所に訴えた人がいて、
訴えられた側のNHKの会長が、
怒るどころか、
「確かに私も多いと思う」と言ったときのうのニュースが伝えていた。
今日、ネットで見たブログの中に、
分かったつもりでいるが、
あんがい誤解していることの多いカタカナ語と云うのが挙げられていた。
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アカウンタビリティー : ちゃんと説明する義務。
アジェンダ : 話さなきゃ、やらなきゃならないこと。
アライアンス : 仲間になること。
アルゴリズム : こうなったらこうする、という決まり。手順。
インセンティブ : アメとムチのアメのほう。ご褒美。
スキーム : 実現に向けたカチッとした計画。
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他に、
「プロパー」が、
「生え抜きの社員」であったり、
「コンプライアンス」が。
「“そろそろ会社も法律を守りましょう!”という新しい考え方」と訳されていたりでおもしろかった。
そもそも、一般の素人を相手にするテレビで、
一部、専門家同士だけに通用するカタカナ語を使うような人は、
日本語の語彙が足らないのであり、話のつまらぬ人が多い。
難しい言葉を使えば自分が偉く見えると錯覚しているような人は、
学者としてはともかく、指導者や啓蒙家としては向いていないのだ。
立派な学者が、すぐれた教師とは限らないのと同じ。
カタカナ語を連発しなければ、
自分の考えを述べられないような人は、
少なくとも、NHKの番組に呼ぶべきではなかろう。