今は「ケイコウトウ」と言っても通じないが、
戦後間もないころなら、普通に通じた言葉です。
漢字で書くと「蛍光灯」
それまで主流だった電灯、白熱球がスグ熱くなるのに比べ、
あまり熱くならない、
それを「ホタルの光のようだ」と云うので蛍光灯。
電球に比べ購入時の値段は高いのですが、
消費電力が少なくて済み、長い目で見ればオトクと、
急速に普及したのですが、ただ一つ欠点があった。
それが点灯時、、
スイッチにつながるヒモを、
しばらくは「引っ張ったままで待つ」必要があること。
まぁ、今から考えれば、
ホンの五秒ほどなんですが、
蛍光灯の下で、
することもなくボーッと待つ五秒は、案外に長い。
そこから、
少し反応のおそい人を、
「あの人は好い人なんだけど、
ちょっとケイコウトウだね」などと云うようになった。
やがて蛍光灯もすぐ点くように改良され、
今はLEDの時代となり、この比喩も死語となりました。
今朝、起きたら、
「アレ見て、雪が降ってるよ」と我が同居人ドノの声。
新聞をとりに出たら、
白いものがふわりふわりと真っすぐに落ちてます。
風がないためですが、
この降り方も珍しいなと思いながら入り、
顔を洗うため蛇口をひねったら猛烈に冷たい水が出た。
「お湯」に切り変えても冷たいママ、
仕方ないので、
冷水に耐えながら顔を洗い終わるころ、
やっと湯が出て来だした。
思わず「おそいわ」と独り言で突っ込んだが、
そこではっと気が付いた。
そうか、
「ケイコウトウみたいな人」は、
いまなら、
「雪の朝の給湯器みたいな人」と言えばいいんだ・・・と。(笑)
戦後間もないころなら、普通に通じた言葉です。
漢字で書くと「蛍光灯」
それまで主流だった電灯、白熱球がスグ熱くなるのに比べ、
あまり熱くならない、
それを「ホタルの光のようだ」と云うので蛍光灯。
電球に比べ購入時の値段は高いのですが、
消費電力が少なくて済み、長い目で見ればオトクと、
急速に普及したのですが、ただ一つ欠点があった。
それが点灯時、、
スイッチにつながるヒモを、
しばらくは「引っ張ったままで待つ」必要があること。
まぁ、今から考えれば、
ホンの五秒ほどなんですが、
蛍光灯の下で、
することもなくボーッと待つ五秒は、案外に長い。
そこから、
少し反応のおそい人を、
「あの人は好い人なんだけど、
ちょっとケイコウトウだね」などと云うようになった。
やがて蛍光灯もすぐ点くように改良され、
今はLEDの時代となり、この比喩も死語となりました。
今朝、起きたら、
「アレ見て、雪が降ってるよ」と我が同居人ドノの声。
新聞をとりに出たら、
白いものがふわりふわりと真っすぐに落ちてます。
風がないためですが、
この降り方も珍しいなと思いながら入り、
顔を洗うため蛇口をひねったら猛烈に冷たい水が出た。
「お湯」に切り変えても冷たいママ、
仕方ないので、
冷水に耐えながら顔を洗い終わるころ、
やっと湯が出て来だした。
思わず「おそいわ」と独り言で突っ込んだが、
そこではっと気が付いた。
そうか、
「ケイコウトウみたいな人」は、
いまなら、
「雪の朝の給湯器みたいな人」と言えばいいんだ・・・と。(笑)