私の子供のころ、
地元で「流し針」と呼ばれるウナギの捕獲法がありました。
針にドジョウを仕掛け、
ひと晩ウナギの出そうな処に流しておく。
ウナギは夜行性ですからネ、
十本も流しておけばその内の一本ぐらいは釣れるだろうと云う分け。
処がこの流し針に
ウナギでなく亀が掛かっていることがよくありましてね、
亀も災難だが、
針とエサを奪われる子供にも災難。
そんな思い出がありますが、
最近、ちょっと面白い記事を見かけました。
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コイの死骸が分解して生じる
アンモニアは高濃度になると毒性を示す。
故にオーストラリアでは、
コイが有害生物とされることも多いのだが、
今回、
同国の研究チームがした実験によると、
カメを入れた人工湿地では、
コイの死骸が素早く除去され、
アンモニア濃度は低下、水質もよくなった。
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つまり、
カメは死骸や腐肉を喰らい、
川や池を浄化する掃除屋でもあると云う分けですな。