漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

メイド・イン・チャイナの日本刀

2018年06月23日 | せけんばなし
昨日の午後、
林 文科大臣の元へ要望に来た人たちがあったそうです。

その顔ぶれがスゴイ、
竹下亘・党総務会長と細田博之・憲法改正推進本部長ほかの面々。

大臣も、
いろんな人たちが要望に来るが、
「こんな重鎮メンバーは初めて」と驚いていたそうな。

さぞかし、「重要課題を」と思う処だが、さにあらず、
手渡した要望書に書かれていたのは、

「日本刀を守れ!!」。(笑)

モチロン、
「殴り込みをするためにもっと必要だ」と云うのではない。

なんでも、
最近は海外でも居合切りを習う人が増えるなど、

美術工芸品として以外の需要が増えているが、

日本刀は、凶器ともなることを考慮し、
「刀鍛冶が作れる数を年間24振りまでと制限している」、

そのため、近年の刀剣女子ブームにもかかわらず、
刀鍛冶の経営は苦しく、その数は年々減っているのだそうです。

つまり日本刀は品薄気味、
そこにニセモノの付け入るスキもある分けで、

海外産の、
「日本刀まがい」が横行しているのだそうな。

このままでは、
「メイド・イン・チャイナが日本刀の標準ブランドになりかねない」、

かくてはならじ、

「伝統や文化と深く根ざし、
 引き継がれている神聖な美術工芸品である日本刀を守れ!」と、

日ごろ足の重い、
おエラ方がわざわざ、文科省まで出張った、という

“ジケン”でした。




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