漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

正しい憲法解釈

2014年07月01日 | 政治・経済・こぼれ話

久しぶりに朝日新聞の社説が元気です。

朝日新聞が先鞭をつけた“従軍慰安婦問題”が、
韓国大統領の強硬姿勢によって、

外交上の大問題と化し、
日本国民がウンザリしているのを察知してか、

ここ最近は、
以前のように、勢いよくこの問題を取り上げなくjなってましたからね。

ただし、今回の“憲法解釈の見直し”では、
国民の支持は我に有りとみてか、

超強気の紙面づくりが続いてます。

今日の社説の、
「外の光景は以前とは違ったものになるだろう。
 他国で戦争ができる国へ。
 時の政権が憲法を都合よく解釈できる国へ。」


などは、まさしく舌鋒するどい朝日節で、絶好調と云えるでしょう。

また、
「なぜ憲法改正ではなく解釈改憲なのか。
 自衛隊員に命を捨てろというのか。」


などは、
“憲法改正など制度上からもできるはずがない” と
承知の上での言いようだと思うのですが、

ただ、確かに、

都合の悪いことがあれば、
その時々で、「憲法の解釈」を変えるのではなく、

「憲法そのものを変えろ!」と云うのは正論です。

でもね、朝日さん、

素直に憲法九条を読めば、
どう考えても、“自衛隊は違憲”だと思うのですが、

では、朝日さんは「自衛隊を解散するべきだ」とまで、お考えですか。

大江健三郎さんが、
「防衛大学生はぼくらの世代の一つの恥辱」と言って喝采を浴びた、

敗戦まもない60年前ならともかく、

いま国民は、そこまでの、
“平和憲法原理主義”を支持するでしょうか。

“憲法解釈の変更などと姑息なことをするな!!” 

とお考えでしたら、
正しい憲法解釈をする新聞社の立場として、

堂々と、
「自衛隊は憲法違反だ、今すぐ解散しろ!!」

と、書くべきではないか、と思ったりするのですよ、私は。







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