福島で増え続ける処理水を
「海洋放出する」と政府が発表、
これに付いて各方面から反応が出ています。
処理水は、
科学的見地から見て、
実質、普通の水と変わらないのだそうですが、
リチウムなどを含むと聞けば、やっぱり素人には気になる。
まず、一番反対していたのが、
風評被害を懸念する福島の漁業組合で、
これはまぁ、当然と云えば当然のこと、
政府は今回これをなんとか抑え込み、この発表となったようです。
あと海外でこの発表に、
真っ先に強く反発したのはやっぱりこの国。
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韓国外交省の崔鍾文第2次官が、
相星孝一・駐韓国大使を同省に呼び出し、
「日本が福島原発事故で発生した
放射性物質汚染水を海に排出することを決めたことに抗議する」と伝えた。
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韓国は今でも、
検査して放射能の影響がないとされる日本の魚を、
輸入禁止にし続けているように、
福島原発の事故以来、日本を放射能汚染の国と批判し続けてますからね、
まぁ、これも予想されたこと。
でもその韓国は、
自国の原発から出た処理水を海洋へ放出し続けているんですけどね。
韓国民はそのこと知ってるのかなぁ。
国内の反応で目を引いたのは、今朝の朝日新聞の社説。
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２２年秋にタンクは満杯になるというが、
新たなタンクを設けるなど、さらに貯蔵する余地はないのか。
期限ありきの放出は許されない。
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この処理水は、
「いずれ放出するよりない」と、
十年近くも言われ続けていたのですが、
世論の反発を恐れ、安倍内閣では決断できなかった。
いよいよ切羽詰まったからとは言え、
衆議院選も近いこの時期に菅さんはよく決断したものです。
朝日の書くように、
先送り先送りで日本中を処理水タンクで一杯にするような、
逃げ回る手段も無かった分けじゃないので。
あとは、
このことに日本国民がどう反応するかでしょうね。