漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

オッ、死神博士ではないか!

2010年04月26日 | Weblog
パソコンで報道写真を見た時、
思わず「死神博士だ!」と声を出し、我が同居人ドノを呼んだら、

画面を覗き込んだ彼女が、
「この人知り合い」と言って向うへ行こうとする。

思わず「え、」と聞き返すと、

昔、学際に来たその人が、
彼女のいたコーヒーショップに立ち寄り、対応をしたのだと云う。

「なんだ」と拍子抜けすると、

「シリアイと言っても、向うは覚えてないから、
 こちらだけが知ってる”知り相手”、略して”シリアイ”よ」とのこと。

それにしても、この白髪とサングラスにステッキの取り合わせは、
「目立つこと」が目的なら、
その視覚効果は充分過ぎるほどに達している。

なにしろ、ファッションなど、まるで興味の無い私も、
つい、「この写真ダレ?」と目を引かれてしまったのだから。
   
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  事業仕分けの会場に内田裕也氏
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事業仕分け2日目の26日、
東京・日本橋の会場に、

ロック歌手の内田裕也さん(70)が訪れ、
「ロックンロールミュージシャンが、
 もっと政治に関心を持たなきゃ次の世代に伝わらない」と力説した。

この日のファッションは、
サングラスに赤いマフラー、黒のジャケット姿だった。

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我が同居人ドノが”知り相った”ときも、
今日と同じようなロングヘアーにサングラス姿、

毛皮のコートにはテンガロンハットと云う派手なイデタチで、
横には金髪の美女も伴っていたのだそうな。

ただし当時はまだ白髪ではなかったヨ、とのこと。

ずいぶん、個性的な方のようで、
氏を熱狂的に支持する方々も多いのだそうだが、私などには、別世界の人。

まるで無縁の人だと思っていたが、

我が同居人ドノが、
昔のことにしろ、
”知り相った”ことがあると今聞いて、
人間どこに接点があるか分からぬものじゃわいと感心することしきりなのであります。

そう云えば死神博士をテレビで演じていた、故・天本英世氏も、
まだ有名になられる前だったが、
芝居でお見掛けしてその迫力に感心した覚えがある。

あれは、越路吹雪さん主演の舞台で、
天本さんはナチスドイツの軍人役だったと思うが、・・・、

もっとも、こちらの方は、
いくら私が厚かましくても「シリアイ」とまでは云いにくい。





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