漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

若い男たちの歯ぎしり

2017年02月19日 | せけんばなし
「ごまめの歯ぎしり」と云う言葉がありますよね、
「力を持たぬ者が憤る無力さを揶揄した」言い方。

“ごまめ”は、お正月料理で、
干したイワシの稚魚を甘辛く煮たものですね、

関西ではごまめより
“たつくり”と云う呼び方の方がポピュラーかな。

むかしは干したイワシを
田んぼにまいて肥やしにしたもののだそうで、

「田作り」はそこから、の命名。

今朝の産経ニュース、

そのタツクリのように、
裸の男たちがひしめいている写真が出てました。

なんでも岡山の方にある祭りだそうです。

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はだか祭りとして知られる「西大寺会陽(えよう)」が、
18日夜、岡山市で行われた。

境内にはまわし姿の男衆約1万人が集まり、

夜の10時本堂の窓から
“2本の宝木”が投げ込まれると、

福男を目指して、
男衆たちが湯気を上げ、激しい争奪戦を繰り広げた。

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一万人に2本、じゃぁ、
東大目指す方が確率高いよな、なんぞと思いながら、

見てた私が、

「これすごいね」と、
横を通った我が同居人ドノに指し示したら、

その映像を
チラリと横目で見た彼女のせりふ、

「あら、日本にもこんなに若い男が居るのね」。







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