漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

原発と韓国と

2019年11月14日 | 国際情勢
関西に、
「ニュースドライブ」と云う番組がありましてね。

漫才「ますだおかだ」の増田さんと、
ニュースキャスターの辛坊治郎さんが事件の現場へ出かけてゆくと云う内容。

きのうは
例の「菓子折りの底に金貨」で有名になった

関電金品受領問題の現地、原発のある福井県高浜町。

その前には、
東北の地震で、事故を起こし、

現在閉炉作業中の福島原発、

これも
地元の人へのインタビューだけではなくて、

原発内部まで入って取材していて、
NHKや大新聞の記事では伝わらないナマの情報がイロイロ。

二か月ほど前かなぁ、
日韓両政府の間でバチバチの時期、

韓国に飛んで、
現地の声を伝えてましたが、

その時、
デモ隊や街の人の声とともに、

元ソウル大学教授の、
李栄薫(イ・ヨンフン)氏にもインタビューしてましてね。

この先生が最後に、
「韓国はそれほど薄っぺらじゃない」と仰ってたのが印象に残ってる。

つまり、
今の韓国は反日一辺倒で、

国民みんなが、
「感情的反日運動に夢中」のように見えるかもしれないが、

冷静に
事実を見ようとする人も居るのであって、

反日で騒いでいる人ばかりじゃないという意味。

その李先生の著書
「反日種族主義」の日本語訳が、

日本でも発売されると云うニュースが今朝あった。

韓国や中国で教える歴史には、
ファンタジーと史実の区別にあいまいな処があるように思えるんですが、

この本は、
史料を検討し史実だけで書いた学者の本、だと云うのに、

この夏、
韓国の大型書店で軒並みベストセラーを記録したそうだから、

日本でもかなり売れるのではないかなぁ。



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