漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

正義と狂気、そして侠気

2018年02月01日 | 国際情勢
五日ほど前かな、
アフガニスタンで爆弾を積んだ救急車が自爆し、

100人ほどが亡くなり、
ケガ人も150人ほど出たそうでタリバンが犯行声明を出したとか。

このごろのタリバンは、
首都などの大都市でテロを繰りかえしており、

勢力は衰えているように見えるのに、その凶暴性は増しているようです。

ターリーバーンとも呼ばれるこの名称、
「神の教えを求める者たち」の意味があるそうで、

具体的には「神学校の生徒たち」を指すそうです。

ニューヨークにあった貿易ビルへのテロで名高い、
「アルカイーダ」は、

英語に訳すと「The Base」、
つまり、基地とか基盤を意味し、

アラビア語では「座る」と云う意味だそうです。

アフリカのナイジェリアなどで荒れ狂う「ボコハラム」は、

現地語で西洋の教育を意味する「ボコ」と
アラビア語で罪を意味する「ハラム」の合成語だそうで、

つまり、「西洋の教育は罪」と云うわけです。

まぁ、江戸時代の、
「キリシタン弾圧」のようなモノでしょうか。

ちなみに最近、山口組から分裂し、
「仁侠山口組」を名乗っている組織がありますが、

この、仁侠(にんきょう)と云うのは、
「正義のためなら命も惜しまぬと云う気性」だと辞書にあります。

そこから派生した侠気(おとこぎ)は、
「弱い者が苦しんでいるのを見のがせない男らしい気質」だそうです。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。