自殺と爆弾

「韓国のノ・ムヒョン前大統領が自殺」

ノ・ムヒョン氏の葬儀が国民葬で行われると云うニュースを見て、
ふと思ったのですが、

もし十年先、二十年先、
ノ・ムヒョン氏が再評価されるような時代が来たら、

きっと、「謀殺説」が、世間を賑わすのではなかろうか、などと。


もちろん、疑いの余地はないと云うことなのでしょうが、
それにしても、
事件草々に自殺と発表されて、
捜査がワリと簡単に終わってますからね。

氏が、自殺した裏山に登る時、
警護していたのは一人だけだったと云うし、
パソコンの遺書と云うのは、打とうと思えば本人でなくても打てる。

つまり、
疑いたい人には疑わしく見ることも可能な状況だと思うんです。

もし将来、
野心あふれるライターが、
謀殺説を書いてみたいと誘惑されるに、充分な条件が整ってます。

もちろん、私が疑ってる分けじゃないですよ。


「北朝鮮が核実験」

それにしても核保有国が増えました。

米、露、英、仏、中のほか、
インド、パキスタンにイラン、北朝鮮、
さらにイスラエルも保有を云われてるようですし。

しかもこれらは、
豊かな国ばかりではないし、
また、科学技術力が高いと思われていた国ばかりでもない。

いずれにしても、
これからも核保有国が増えることはあっても、減ることは難しい状況です。

憂鬱なニュースだけれど、それが現実、
これからの国際政治は、その現実を踏まえて展開するのでしょう。