未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

笑い話にする

2018-11-05 13:28:56 | 雑感
私、36歳後半にして生まれて初めて美容院に行きました。35までは叔父にカットしてもらっていたので散髪にお金を払う習慣も感覚もなし。心がケチな私は近所の安い理容店で切ってもらっていましたが良い所はどんな具合なんだろうと妹がモデルでお世話になっている北堀江にあるCHARLES DESSINという美容院を紹介してもらいました。雑誌にも出てるみたいですが一応目は隠しときましょう。

ここのオーナーと出身大学と子供の歳が同じで我々の歳も1つ違いという事で話が盛り上がり2時間程滞在してしまったのですが、その中でもアツかったのがそれぞれの親の雑な扱いに関する話題。変わり者なオーナー母と少々バイオレンスな私の母。少年期はお互いそれなりに戦々恐々としていたのでしょうが今は全部笑い話として向き合えているのは乗り越えられたという事なのでしょう。干渉されない世界へ1人で渡ってそこで生きていってるので。そういえば弟もそうですね。随分人当たりがまろやかになりました。

妹は未だに母としょっちゅう衝突します。妻も義両親とは衝突を繰り返し。妹の母の話と妻の両親の話はどこか憎しみがあって笑い話とは程遠く。私は話してる内に他のネタを引っ張り出して盛っていけますが2人は話しながら憎悪が増して行く感じです(苦笑)親は多かれ少なかれ子を支配下に置きますが、2人は乗り越えられていないのでしょう。そのくせ近くに住んでるんですよね。不思議だ。

そんな事を考えながらカット翌日の県大会を見ているとやはり支配欲の強そうな親は多く居ます。試合は選手が主役である筈なのですがセコンドが完全に動きを指示して傀儡の如く動いてる子を見ていると「嗚呼…」と。ノータイムで親の言う攻撃を繰り出す。やらなきゃ怒号が飛ぶ。e-Sportsやってんじゃねえんだよと正直思います。それでは貴方のお子は貴方のセンスを超えていく事が出来ないでしょうに。それが試合なら我々の指導者の子がある程度鍛えられて我々の指示に綺麗に従い試合したら貴方がたの子に勝ち目ありませんで?という話です。

近くにいても少し離れたところに目を置いてあげると成長に繋がるのかな。ピアノに完全を求められ挫折した私は空手には全く口出しされませんでした。試合で負けても上手くならへんな〜と笑って迎えてくれていたのは安心感もあり。だから自分で考えていけたんだろうと今となっては思います。厳しくはしないといけないでしょうがあそびのある厳しさが子供には必要なのだろうと思いました。




.


最新の画像もっと見る

コメントを投稿