未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

敵を作らない

2017-08-14 18:08:48 | 雑感
武道の根本は強い弱いではなく「敵を作らない」事にあると私は念頭に置いて武道を生きています。争わなければ、戦わなければ負けない。変な勝ちで遺恨も残さない。

勿論そこを実践するには最低限の強さも必要ですが天下無双である必要も無し。その都度その都度争わない在り方を模索出来るのが強き者だと考えます。

しかし現状はどうでしょう。屈強な筈の男共が「僕ちゃんあの人キラーイ」「僕ちんあの人大好きだからついて行きましゅ」みたいな事をやらかし、別れた後も小中学生女子みたいな遣り合いをしております。
弱い…。信じられんぐらい弱い。そして無駄に敵を作り陰から突っついているその姿、武道精神の欠片もあらしまへん( ∗・᷄ὢ・᷅∗ )押忍の精神すら、、、ない。

ほぼ全ての支部長がどちらに付くかを決めていく中、うちの支部長は最期まで分裂しない方法を模索しておりました。自分の為ではなくほぼ全て道場生の為に。尼崎支部だけではなく全国の道場生の為にと言っても良いでしょう。上のいざこざで関係無い人達が敵同士になる必要が無いと。
去年の全日本大会にコッソリ見に来ている国際正道の人達を見かけた時は得も言われぬ寂しさを感じましたよ。少し前まで仲良くさせてもらってたのに。

これが上の望む武道なら上の方針は私に一切要らない。私は正直そう思いましたし今でも変わりません。敵を作らない、を体現しようとしている支部長に従おうと思い真正会の一人として末席を汚しておる次第です。
盆休暇もあと少しで終わり稽古の日々が戻って来ます。本来武は徒党を組んでするようなモノでは無いのでしょうが、上に左右されず皆さんが皆さんの武道を追える道場で在れれば、作れればと思います。




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