祖谷渓挽歌(いやだに・ばんか)~藍 友紀(あい・みゆき)著

「2007年自費出版文化賞」大賞受賞作品の紹介およびその周辺事情など。

1-30/無責任との声も聞かれるが、筋違いか? 国民の命を守る国家の義務は?

2015-01-30 22:02:43 | Weblog

政府、事態の推移見守る=「待つしかない」焦燥感も―日本人人質事件

時事通信 1月30日(金)17時44分配信

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 政府は30日、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件で、ヨルダン政府への協力要請を続けるとともに、こう着する事態の推移を見守った。ヨルダンとイスラム国との交渉の動きが見えない中、警戒を緩めず、後藤健二さんの無事救出に向けて情報収集に全力を挙げた。
 安倍晋三首相は30日の衆院予算委員会で、今後の対応について「テロには屈しないのが基本原則だ」と重ねて表明。「(後藤さんの)早期解放に向け、ヨルダンをはじめ多くの国々に協力を頂きながら全力を尽くしたい」と述べた。
 菅義偉官房長官は午後の記者会見で、交渉状況について「事柄の性質上、話すことは控えたい」と説明を避け、「日本とヨルダンは極めて緊密な連絡の下、信頼感に基づいて連携している」と対応をヨルダンに委ねる姿勢を示した。ただ、政府関係者は「日本が直接交渉できないから待つしかない」と語り、焦燥感をにじませた。


1-30/後藤さんの解放は?

2015-01-30 00:38:41 | Weblog

ヨルダン軍パイロットの写真を持って後藤さんが送ってきたメッセージでは、29日の日没時を期限とするヨルダンにいる死刑囚(ホテル爆破テロ関係)と後藤さん本人の人質交換だと報じられた。それまでに死刑囚が解放されないとヨルダンパイロットが殺害されると、日本のテレビは伝えた。

それが、いつの時点かで、死刑囚と交換されるのはパイロットの方で、後藤さんは脇役のような報道に変わった。だが、どのテレビ局の解説者も、この変更を掘り下げて追跡しようとはしていない。何らかの申し合わせか、指示があったのか、気になる所である。

日本人の殆どは、左も右も、後藤さんの解放の一日も早いことを願っていると思う。イスラム国集団が身代金要求を取り下げた経緯も解りにくい。発表できない事情もあるのだろうが、とにかく後藤さんが無事で且つ早期に解放されるような政府の対応が期待される。これを奇貨として自衛隊派遣論の前進を図ることに反対する訳ではないが、時期的にみて、今それを論じるのは、後藤さんの命を危うくする危険をさえ、生み出すのではないだろうか。今は後藤さんの救出を超優先して考える時ではないか。

また気になる投書として、日本がヨルダンに対策本部をおいたことに疑問を呈する向きもある。ヨルダンは中東の中でも日本と最も深い付き合いのある国の一つだが、いわゆる有志連合に参加して空爆を始めている国でもある。そのため、当初、白紙の立場で湯川、後藤両氏に対する二億ドルの身代金要求だったイスラム国の要求が、ヨルダンの関与によって在ヨルダン死刑囚や既に拘束中のヨルダンパイロット交換の問題を発生させる、あるいはすり替えさせる原因を作った。このため、金銭要求が一転して、拘束者の交換釈放の問題に変わり、事態を複雑化させた、という見解である。この見解が、たとえばヨルダンでなく、トルコであることを意味するものかどうかは書かれていないが、単なる身代金要求であるならば、問題がここまで複雑化することは避けられた、というのである。もっとも「テロには屈せず」の原則を理由に湯川、後藤両氏を見殺しにする場合には、より大きな不幸を招いていたかもしれないが、・・・・・とにかく評論家諸氏の解説にも奥歯に物が挟まったようなところがあり、そのまま諸氏の本音が語られているかどうかは判らない。結局、国民は、拘束者が無事釈放されるよう、政府の努力を待つ他はないのだろうか。


1-25/賢い和尚と心優しい檀家。

2015-01-25 20:18:12 | Weblog

「わしは、この小鳥を握りつぶすと思うか、それとも開放すると思うか? 掌中に小鳥を握りしめて和尚が訊いた。

心優しい檀家は少し考えて答えた。「握りつぶすと思う」と。和尚は掌を開き小鳥を飛び立たせて言った。「君の負けじゃ」檀家は笑って頷いた。

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テロに屈しない道は何通りあるだろうか。だが一人の人間の命は一つしかない。もう一人いれば、もう一つある。その命が誰の掌中に在るか、だれも言わない。いや。知らないのだろうか? もちろん、そんな簡単なものではないが・・・・・。しかし人命は最優先。されば和尚はどうする?・・・・・


1-22/「イスラム国」とのパイプになれる同志社の元教授からのメッセージ

2015-01-22 20:54:48 | Weblog

「交渉できるならイスラム国に行く用意がある」中田考氏がメッセージ(スピーチ全文)

弁護士ドットコム 1月22日(木)15時51分配信

 

中東の過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件に関して、イスラム国の司令官とされる人物と古くから交流があるというイスラム学者・中田考氏(同志社大客員教授)が1月22日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。

中田氏はイスラム法学・神学の研究者で、イスラム教徒。外務省の専門調査員としてサウジアラビアで働いた経験があり、シリアには10数回、渡航したことがあるという。ただ、現在は、イスラム国に渡航しようとした北大生を手助けしたとして、警察の捜査対象となっている。

中田氏は、イスラム国が日本人2人の命と引きかえに、身代金2億ドルを要求している背景について説明。「人道支援という条件を課したうえで、イスラム国周辺国と同じ支援をおこなうべきだ」と提言した。さらに、中田氏は、イスラム国に向けて、日本人人質の解放するよう求めるメッセージを述べた。

【動画】イスラム学者・中田考氏 記者会見

https://www.youtube.com/watch?v=fGywEzct6pA

以下、中田氏が会見冒頭におこなったスピーチの全文を掲載する。

●「イスラム国と戦う」という発言は不用意だ

私は被疑者の立場にいますので、マスコミの質問も避けていましたし、イスラム国とのコンタクトも避けていました。それは私にとっても問題ですし、先方にとっても迷惑がかかるというのがありました。今回こういうことで、人命がかかっていますので、みなさんの前でお話することにしました。

今回はタイミングとして、安倍総理の中東歴訪にあわせて発表がありました。安倍総理は、中東に行ったことが地域の安定につながる、和平につながると信じていたのだと思いますが、残念ながら、非常にバランスが悪いと思っています。

イスラエルの入植地について反対を直言することで、バランスのとれた外交をおこなっていると信じているのだと思いますが、中東において、そもそもイスラエルと国交を持っている国がほとんどないという事態を正確に実感していないのだと思います。これは中東、アラブ、イスラム世界では非常に偏った外交だと見られます。

(安倍総理は)記者会見の中で「難民支援、人道支援をおこなっている」と強調していましたが、もし難民支援、人道支援ということで今回の中東歴訪があったのだとすれば、300万人といわれている「シリアからの難民」の半数以上がいるトルコを最優先にすべきです。トルコが外れているところで、「難民支援、人道支援をする」と言っても通用しないと思います。

訪問国として、エジプト、パレスチナ、ヨルダンと、すべてイスラエルに関係している国を選択している時点で、アメリカとイスラエルの手先と認識されます。人道支援、難民支援のためと理解されないことは、中東を知る者としては常識です。

「中東の安定に寄与する」というのは理解できる発言ですが、中東の安定が失われているのは、イスラム国が出現する前のことです。その中で、わざわざイスラム国だけを名指しで取り上げて「イスラム国と戦うため」と言いながら、「人道支援だけやっている」と言っても、通用しない論理だと思います。

日本人の人質2人がいることは、外務省も把握していたことです。その中で、わざわざ「イスラム国と戦う」と発言するのは、非常に不用意だと言わざるをえないと思います。

●「交渉パイプ」がないと話にならない

テロリストの要求をのむ必要はもちろんないわけですが、しかし、そのことと「交渉するパイプを持たないこと」とは、まったく別のことだと思います。たとえ無条件の解放を要求するとしても、実際に人質2人を解放するために安全が確保されるのか、その間の空爆を止めることができるのか、誰が受け取りにいくのか、どこで受け取りにいくのか。そういったことを正しい相手と正しく話すパイプがないと、そもそも話になりません。

これまで、今回と似たようなケースで「仲介者になる」という偽者が多くあらわれて、それにアメリカがだまされるというケースがたくさん起きています。今回も、そういうおそれがあるわけです。

イスラム国の呼びかけは、安倍政権だけではなく、日本国民に対する呼びかけという形をとっていました。それに対して、われわれは応えるべきだと思っています。もちろん、われわれは民主主義をとっている国ですので、安倍政権に賛成する人間がいれば、反対する人間もいる。その中で、われわれにどういう対応ができるのかが、問われているのだと思います。

●援助が適切な人に届いていない

ここからは、私個人の提言になります。これはもちろん、イスラム教徒、イスラム学者としての立場でもありますし、同時に日本国民として、アメリカ、日本に受け入れられるギリギリの線だということで提言させていただきます。

安倍総理が言ったとおり、日本は、イスラム国と戦う同盟国側に援助するわけですけども、あくまで人道支援に限られるという論理は、イスラム国に対しても同じように適用されるべきだと思っています。

これまでも、人道援助、経済援助の名のもとに、アフガニスタンやイラクに関して、日本や国際社会は多くの援助をおこなってきましたが、それが適切な人のもとに届いていなかった。特に、スンナ派の人々の扱いが非常に悪かった。それが、今回の事件の根源にあります。

現在のイスラム国の前身は、イラクのスンナ派イスラム運動です。彼ら自身は、アメリカによってイラクが攻撃されたことを、彼らの体験として覚えています。サダム・フセイン政権が倒れたときは、彼らも含めてほとんどのイラク人は、アメリカを歓迎していました。それが数カ月で「反アメリカ」に変わった。空爆その他で、たくさんの人が、特に女性や子どもが殺されたが、それに対して、まったく補償がされていない。現在、それが繰り返されており、イスラム国の支配地域で、多くの人びとが殺されています。

国際赤十字、中東地域では「赤新月社」と呼ばれている団体は、イスラム国の支配下にあるところでも、人道活動を続けていると聞いています。私の提言としては、イスラム国が要求している金額が日本政府の難民支援と同額ということですので、難民支援・人道支援をおこなうという条件を課したうえで、赤新月社を通じて、またトルコに仲介役になってもらって、難民支援や犠牲になっている人の支援をおこなうことが合理的であって、どちらにも受け入れられるギリギリの選択ではないかと思っています。

日本ではあまり大きく報道されていませんでしたが、イスラム国は1月17日に、ヤジーディ教徒350人を無償で、人道目的で解放しています。一つのメッセージだと考えるべきだと思います。

●72時間はあまりにも短すぎる

これから、イスラム国にいる私の友人たち、古い友人たちに私のメッセージを伝えたいと思います。

「日本政府に対して、イスラム国が考えていることを説明し、こちらから新たな提案をしたいと思います。しかし、72時間はそれをするには時間が短すぎます。もう少し待っていただきたい。

もし交渉ができるようであれば、私自身、イスラム国に行く用意があります。1月17日にヤジーディの350人の人質が人道目的で解放されたことは存じています。そのことは高く評価すべきだと思っていますし、印象も良くなっていると思います。

日本人を解放することが、イスラームおよびイスラム国のイメージを良くしますし、私もそれを望んでいます。また日本にいるすべてのムスリムも、そのことを望んでいます。72時間はわれわれにとって、あまりにも短すぎます。もう少し待っていただきたいと思います。

これを聞いていただければ幸いです。ありがとうございます」

弁護士ドットコムニュース編集部


普天間移設でなく辺野古移設ではないのか。世論分断を謀る歪曲御用記事?

2015-01-22 16:16:29 | Weblog
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  • 普天間移設 県議団が座り込み

    2015年1月22日(木) 13時30分掲載

    移設反対の沖縄県議団、基地ゲート前で座り込み

     普天間基地の移設問題で、名護市辺野古への移設に反対する沖縄県議会の議員団が22日から基地のゲート前で座り込みを行っています。(TBS系(JNN))

    [映像ニュース]

    去年7月から続く座り込み

    NHK(2015年1月22日)

    移設できないと普天間が固定化?

    日本新聞協会(2012年2月28日)
    沖縄タイムス(2013年12月5日)

1-22/拘束された二人を救うのは、彼等を助けよとの国民世論の圧力のみ

2015-01-22 16:10:26 | Weblog

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「2人の安否確認できず」 イスラム国邦人拘束で菅長官

朝日新聞デジタル 1月22日(木)11時49

 安倍晋三首相は、イスラム過激派「イスラム国」が日本人2人を拘束し殺害を予告している事件について、21日深夜、ヨルダン・アンマンの現地対策本部で指揮に当たっている中山泰秀外務副大臣から首相公邸で電話報告を受けた。政府は中東各国などに働きかけ、情報収集に全力を挙げている。

【写真】首相官邸に入る安倍晋三首相=22日午前9時24分、飯塚晋一撮影

 首相と中山氏との電話は日本時間21日午後11時40分から5分間。中山氏は、同日にヨルダンのアブドラ国王と約25分間会談したことを報告した。その際、国王は「厳しい状況だが、全面的に協力をしたい」と述べたという。

 岸田文雄外相は訪問先のロンドンで21日午後(日本時間22日未明)、イランのザリーフ外相と約10分間電話会談し、情報収集や早期解放に向けた支援を要請した。ザリーフ氏は「イスラム国」の対応を非難した上で、「一刻も早い事件の解決に向けてイランとして日本に全面的に協力する」と述べた。

 一方、菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、「(2人の)安否についてはまだ確認できていない。厳しい状況だが、人質の早期解放に向けて最大限努力している」と述べた。「イスラム国」側からの接触も、同日午前の段階でないことを明らかにした。

朝日新聞社

最終更新:1月22日(木)15時7分


1-22/拘束された二人を救うのは、彼等を助けよとの国民世論の圧力のみ

2015-01-22 16:00:31 | Weblog

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「2人の安否確認できず」 イスラム国邦人拘束で菅長官

朝日新聞デジタル 1月22日(木)11時49

 安倍晋三首相は、イスラム過激派「イスラム国」が日本人2人を拘束し殺害を予告している事件について、21日深夜、ヨルダン・アンマンの現地対策本部で指揮に当たっている中山泰秀外務副大臣から首相公邸で電話報告を受けた。政府は中東各国などに働きかけ、情報収集に全力を挙げている。

【写真】首相官邸に入る安倍晋三首相=22日午前9時24分、飯塚晋一撮影

 首相と中山氏との電話は日本時間21日午後11時40分から5分間。中山氏は、同日にヨルダンのアブドラ国王と約25分間会談したことを報告した。その際、国王は「厳しい状況だが、全面的に協力をしたい」と述べたという。

 岸田文雄外相は訪問先のロンドンで21日午後(日本時間22日未明)、イランのザリーフ外相と約10分間電話会談し、情報収集や早期解放に向けた支援を要請した。ザリーフ氏は「イスラム国」の対応を非難した上で、「一刻も早い事件の解決に向けてイランとして日本に全面的に協力する」と述べた。

 一方、菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、「(2人の)安否についてはまだ確認できていない。厳しい状況だが、人質の早期解放に向けて最大限努力している」と述べた。「イスラム国」側からの接触も、同日午前の段階でないことを明らかにした。

朝日新聞社

最終更新:1月22日(木)15時7分


1-21/テロに屈せぬことも大事。国際協調も大切。されど二人の命は、さらに重し

2015-01-21 00:40:14 | Weblog

 折衝に当たる外務省の斉木次官の風貌は、数か国の大使、公使を勤めた実直な名外交官、父親の斉木千九郎氏にそっくり。父上は一高在学中の昭和十六年二月、優れた寮歌「時計台(あららぎ)に狭霧はこめて」を作詞された方.毎年作られた一高寮歌の最優秀作は、当時のラジオ第二放送で必ず放送された。ところが、この斉木氏の寮歌だけは放送されなかった。歌唱担当のボート部が、曲調が物悲しくて反戦的、平和志向的だとして放送を拒否したからだ。温厚な斉木氏なので、あえて抗議はしなかったが、今に至るも無念の思いは残っていると、晩年に語っておられた。

 

1、時計臺(あららぎ)に狭霧(さぎり)はこめて  四つの静寂(しじま)わたりぬ
  黄金なす落葉さやげば     ひたぶるの愁(おも)ひすずろに
  嗚呼三とせ夢の旅路も     やがてしも疾くぞ盡きぬる

2、人の世は辛く惡しきを      こゝのみぞみちの故郷
  かりそめの奇しき縁しに     むつびてし心と心
  まことこそ褪せじと言ふを    はたそれも追憶(かたみ)なりしか

3、ひたすらに心の旅は       みやこどり何處いさよふ
  言問はんすべあらなくに     ふみ分けぬ先哲の業績(あと)
  空しくぞ蠟燭(ともしび)くちて        永劫(とことは)の涙あふれぬ

6、ふるさとは五十一(いそひと)歳の     さびたけぬ橄欖の木は
  常(とこみどり)いよゝさやけく        紅顔(くれない)の丘の子達は
  なつかしき校長(おさ)ともども     あらたなる自治を築かむ

7、希望(のぞみ)こそ胸に充つれど     なみなみと玉杯(つき)あふるれど
  今宵こそ別れのうたげ     しかすがにそヾろかなしも
  さらば君世をば憂ひつゝ    暫時(かりそめ)の別盃(わかれ)ほさんか
ハ短調・8分の6拍子。

 

あららぎに狭霧はこめて(狭霧とは太平洋戦争前夜の嘆かわしい風潮。真珠湾攻撃は10か月後の12月)~一高玉杯会元幹事,藍友紀(あい。みゆき記)

  


1-21/テロに屈せぬことも大事。国際協調も大切。されど二人の命は、さらに重し

2015-01-21 00:40:14 | Weblog

 折衝に当たる外務省の斉木次官の風貌は、数か国の大使、公使を勤めた実直な名外交官、父親の斉木千九郎氏にそっくり。父上は一高在学中の昭和十六年二月、優れた寮歌「時計台(あららぎ)に狭霧はこめて」を作詞された方.毎年作られた一高寮歌の最優秀作は、当時のラジオ第二放送で必ず放送された。ところが、この斉木氏の寮歌だけは放送されなかった。歌唱担当のボート部が、曲調が物悲しくて反戦的、平和志向的だとして放送を拒否したからだ。温厚な斉木氏なので、あえて抗議はしなかったが、今に至るも無念の思いは残っていると、晩年に語っておられた。

  あららぎに狭霧はこめて(狭霧とは太平洋戦争前夜の嘆かわしい風潮。真珠湾攻撃は10か月後の12月)

  黄金なす落ち葉そよげば

  ひたぶるの思いすずろに

  ああ三年