政府、事態の推移見守る=「待つしかない」焦燥感も―日本人人質事件
時事通信 1月30日(金)17時44分配信
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政府は30日、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件で、ヨルダン政府への協力要請を続けるとともに、こう着する事態の推移を見守った。ヨルダンとイスラム国との交渉の動きが見えない中、警戒を緩めず、後藤健二さんの無事救出に向けて情報収集に全力を挙げた。
安倍晋三首相は30日の衆院予算委員会で、今後の対応について「テロには屈しないのが基本原則だ」と重ねて表明。「(後藤さんの)早期解放に向け、ヨルダンをはじめ多くの国々に協力を頂きながら全力を尽くしたい」と述べた。
菅義偉官房長官は午後の記者会見で、交渉状況について「事柄の性質上、話すことは控えたい」と説明を避け、「日本とヨルダンは極めて緊密な連絡の下、信頼感に基づいて連携している」と対応をヨルダンに委ねる姿勢を示した。ただ、政府関係者は「日本が直接交渉できないから待つしかない」と語り、焦燥感をにじませた。