goo blog サービス終了のお知らせ 

祖谷渓挽歌(いやだに・ばんか)~藍 友紀(あい・みゆき)著

「2007年自費出版文化賞」大賞受賞作品の紹介およびその周辺事情など。

1-22/「イスラム国」とのパイプになれる同志社の元教授からのメッセージ

2015-01-22 20:54:48 | Weblog

「交渉できるならイスラム国に行く用意がある」中田考氏がメッセージ(スピーチ全文)

弁護士ドットコム 1月22日(木)15時51分配信

 

中東の過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件に関して、イスラム国の司令官とされる人物と古くから交流があるというイスラム学者・中田考氏(同志社大客員教授)が1月22日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。

中田氏はイスラム法学・神学の研究者で、イスラム教徒。外務省の専門調査員としてサウジアラビアで働いた経験があり、シリアには10数回、渡航したことがあるという。ただ、現在は、イスラム国に渡航しようとした北大生を手助けしたとして、警察の捜査対象となっている。

中田氏は、イスラム国が日本人2人の命と引きかえに、身代金2億ドルを要求している背景について説明。「人道支援という条件を課したうえで、イスラム国周辺国と同じ支援をおこなうべきだ」と提言した。さらに、中田氏は、イスラム国に向けて、日本人人質の解放するよう求めるメッセージを述べた。

【動画】イスラム学者・中田考氏 記者会見

https://www.youtube.com/watch?v=fGywEzct6pA

以下、中田氏が会見冒頭におこなったスピーチの全文を掲載する。

●「イスラム国と戦う」という発言は不用意だ

私は被疑者の立場にいますので、マスコミの質問も避けていましたし、イスラム国とのコンタクトも避けていました。それは私にとっても問題ですし、先方にとっても迷惑がかかるというのがありました。今回こういうことで、人命がかかっていますので、みなさんの前でお話することにしました。

今回はタイミングとして、安倍総理の中東歴訪にあわせて発表がありました。安倍総理は、中東に行ったことが地域の安定につながる、和平につながると信じていたのだと思いますが、残念ながら、非常にバランスが悪いと思っています。

イスラエルの入植地について反対を直言することで、バランスのとれた外交をおこなっていると信じているのだと思いますが、中東において、そもそもイスラエルと国交を持っている国がほとんどないという事態を正確に実感していないのだと思います。これは中東、アラブ、イスラム世界では非常に偏った外交だと見られます。

(安倍総理は)記者会見の中で「難民支援、人道支援をおこなっている」と強調していましたが、もし難民支援、人道支援ということで今回の中東歴訪があったのだとすれば、300万人といわれている「シリアからの難民」の半数以上がいるトルコを最優先にすべきです。トルコが外れているところで、「難民支援、人道支援をする」と言っても通用しないと思います。

訪問国として、エジプト、パレスチナ、ヨルダンと、すべてイスラエルに関係している国を選択している時点で、アメリカとイスラエルの手先と認識されます。人道支援、難民支援のためと理解されないことは、中東を知る者としては常識です。

「中東の安定に寄与する」というのは理解できる発言ですが、中東の安定が失われているのは、イスラム国が出現する前のことです。その中で、わざわざイスラム国だけを名指しで取り上げて「イスラム国と戦うため」と言いながら、「人道支援だけやっている」と言っても、通用しない論理だと思います。

日本人の人質2人がいることは、外務省も把握していたことです。その中で、わざわざ「イスラム国と戦う」と発言するのは、非常に不用意だと言わざるをえないと思います。

●「交渉パイプ」がないと話にならない

テロリストの要求をのむ必要はもちろんないわけですが、しかし、そのことと「交渉するパイプを持たないこと」とは、まったく別のことだと思います。たとえ無条件の解放を要求するとしても、実際に人質2人を解放するために安全が確保されるのか、その間の空爆を止めることができるのか、誰が受け取りにいくのか、どこで受け取りにいくのか。そういったことを正しい相手と正しく話すパイプがないと、そもそも話になりません。

これまで、今回と似たようなケースで「仲介者になる」という偽者が多くあらわれて、それにアメリカがだまされるというケースがたくさん起きています。今回も、そういうおそれがあるわけです。

イスラム国の呼びかけは、安倍政権だけではなく、日本国民に対する呼びかけという形をとっていました。それに対して、われわれは応えるべきだと思っています。もちろん、われわれは民主主義をとっている国ですので、安倍政権に賛成する人間がいれば、反対する人間もいる。その中で、われわれにどういう対応ができるのかが、問われているのだと思います。

●援助が適切な人に届いていない

ここからは、私個人の提言になります。これはもちろん、イスラム教徒、イスラム学者としての立場でもありますし、同時に日本国民として、アメリカ、日本に受け入れられるギリギリの線だということで提言させていただきます。

安倍総理が言ったとおり、日本は、イスラム国と戦う同盟国側に援助するわけですけども、あくまで人道支援に限られるという論理は、イスラム国に対しても同じように適用されるべきだと思っています。

これまでも、人道援助、経済援助の名のもとに、アフガニスタンやイラクに関して、日本や国際社会は多くの援助をおこなってきましたが、それが適切な人のもとに届いていなかった。特に、スンナ派の人々の扱いが非常に悪かった。それが、今回の事件の根源にあります。

現在のイスラム国の前身は、イラクのスンナ派イスラム運動です。彼ら自身は、アメリカによってイラクが攻撃されたことを、彼らの体験として覚えています。サダム・フセイン政権が倒れたときは、彼らも含めてほとんどのイラク人は、アメリカを歓迎していました。それが数カ月で「反アメリカ」に変わった。空爆その他で、たくさんの人が、特に女性や子どもが殺されたが、それに対して、まったく補償がされていない。現在、それが繰り返されており、イスラム国の支配地域で、多くの人びとが殺されています。

国際赤十字、中東地域では「赤新月社」と呼ばれている団体は、イスラム国の支配下にあるところでも、人道活動を続けていると聞いています。私の提言としては、イスラム国が要求している金額が日本政府の難民支援と同額ということですので、難民支援・人道支援をおこなうという条件を課したうえで、赤新月社を通じて、またトルコに仲介役になってもらって、難民支援や犠牲になっている人の支援をおこなうことが合理的であって、どちらにも受け入れられるギリギリの選択ではないかと思っています。

日本ではあまり大きく報道されていませんでしたが、イスラム国は1月17日に、ヤジーディ教徒350人を無償で、人道目的で解放しています。一つのメッセージだと考えるべきだと思います。

●72時間はあまりにも短すぎる

これから、イスラム国にいる私の友人たち、古い友人たちに私のメッセージを伝えたいと思います。

「日本政府に対して、イスラム国が考えていることを説明し、こちらから新たな提案をしたいと思います。しかし、72時間はそれをするには時間が短すぎます。もう少し待っていただきたい。

もし交渉ができるようであれば、私自身、イスラム国に行く用意があります。1月17日にヤジーディの350人の人質が人道目的で解放されたことは存じています。そのことは高く評価すべきだと思っていますし、印象も良くなっていると思います。

日本人を解放することが、イスラームおよびイスラム国のイメージを良くしますし、私もそれを望んでいます。また日本にいるすべてのムスリムも、そのことを望んでいます。72時間はわれわれにとって、あまりにも短すぎます。もう少し待っていただきたいと思います。

これを聞いていただければ幸いです。ありがとうございます」

弁護士ドットコムニュース編集部


普天間移設でなく辺野古移設ではないのか。世論分断を謀る歪曲御用記事?

2015-01-22 16:16:29 | Weblog
  • <iframe id="twitter-widget-0" class="twitter-share-button twitter-tweet-button twitter-share-button twitter-count-horizontal" style="height: 20px; width: 131px;" title="Twitter Tweet Button" src="http://platform.twitter.com/widgets/tweet_button.9f6db03124fbcdefe0afe3b33d4ff07f.ja.html#_=1421910857006&count=horizontal&hashtags=%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E7%A7%BB%E8%A8%AD%E5%95%8F%E9%A1%8C&id=twitter-widget-0&lang=ja&original_referer=http%3A%2F%2Fnews.yahoo.co.jp%2Fpickup%2F6146872&related=YahooNewsTopics%2CYJNewsResearch&size=m&text=%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E7%A7%BB%E8%A8%AD%20%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E5%9B%A3%E3%81%8C%E5%BA%A7%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%20-%20Y!%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%20(2015%E5%B9%B41%E6%9C%8822%E6%97%A5(%E6%9C%A8)%E6%8E%B2%E8%BC%89)&url=http%3A%2F%2Fnews.yahoo.co.jp%2Fpickup%2F6146872" frameborder="0" scrolling="no" data-twttr-rendered="true"></iframe>
  • <iframe style="height: 20px; width: 87px; visibility: visible; border-image: none;" title="fb:share_button Facebook Social Plugin" name="f4eee1499f1a1c" src="http://www.facebook.com/v2.0/plugins/share_button.php?app_id=276725822409153&channel=http%3A%2F%2Fstatic.ak.facebook.com%2Fconnect%2Fxd_arbiter%2F7r8gQb8MIqE.js%3Fversion%3D41%23cb%3Df18aa32f5d4735%26domain%3Dnews.yahoo.co.jp%26origin%3Dhttp%253A%252F%252Fnews.yahoo.co.jp%252Ff7eae38099b27f%26relation%3Dparent.parent&href=http%3A%2F%2Fnews.yahoo.co.jp%2Fpickup%2F6146872%3Ffr%3Dfb_pc_tpc&layout=button_count&locale=ja_JP&sdk=joey" frameborder="0" scrolling="no" width="1000" height="1000"></iframe>
  • コメントを見る5
  • 普天間移設 県議団が座り込み

    2015年1月22日(木) 13時30分掲載

    移設反対の沖縄県議団、基地ゲート前で座り込み

     普天間基地の移設問題で、名護市辺野古への移設に反対する沖縄県議会の議員団が22日から基地のゲート前で座り込みを行っています。(TBS系(JNN))

    [映像ニュース]

    去年7月から続く座り込み

    NHK(2015年1月22日)

    移設できないと普天間が固定化?

    日本新聞協会(2012年2月28日)
    沖縄タイムス(2013年12月5日)

1-22/拘束された二人を救うのは、彼等を助けよとの国民世論の圧力のみ

2015-01-22 16:10:26 | Weblog

Ads by Yahoo! JAPAN

「2人の安否確認できず」 イスラム国邦人拘束で菅長官

朝日新聞デジタル 1月22日(木)11時49

 安倍晋三首相は、イスラム過激派「イスラム国」が日本人2人を拘束し殺害を予告している事件について、21日深夜、ヨルダン・アンマンの現地対策本部で指揮に当たっている中山泰秀外務副大臣から首相公邸で電話報告を受けた。政府は中東各国などに働きかけ、情報収集に全力を挙げている。

【写真】首相官邸に入る安倍晋三首相=22日午前9時24分、飯塚晋一撮影

 首相と中山氏との電話は日本時間21日午後11時40分から5分間。中山氏は、同日にヨルダンのアブドラ国王と約25分間会談したことを報告した。その際、国王は「厳しい状況だが、全面的に協力をしたい」と述べたという。

 岸田文雄外相は訪問先のロンドンで21日午後(日本時間22日未明)、イランのザリーフ外相と約10分間電話会談し、情報収集や早期解放に向けた支援を要請した。ザリーフ氏は「イスラム国」の対応を非難した上で、「一刻も早い事件の解決に向けてイランとして日本に全面的に協力する」と述べた。

 一方、菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、「(2人の)安否についてはまだ確認できていない。厳しい状況だが、人質の早期解放に向けて最大限努力している」と述べた。「イスラム国」側からの接触も、同日午前の段階でないことを明らかにした。

朝日新聞社

最終更新:1月22日(木)15時7分


1-22/拘束された二人を救うのは、彼等を助けよとの国民世論の圧力のみ

2015-01-22 16:00:31 | Weblog

Ads by Yahoo! JAPAN

「2人の安否確認できず」 イスラム国邦人拘束で菅長官

朝日新聞デジタル 1月22日(木)11時49

 安倍晋三首相は、イスラム過激派「イスラム国」が日本人2人を拘束し殺害を予告している事件について、21日深夜、ヨルダン・アンマンの現地対策本部で指揮に当たっている中山泰秀外務副大臣から首相公邸で電話報告を受けた。政府は中東各国などに働きかけ、情報収集に全力を挙げている。

【写真】首相官邸に入る安倍晋三首相=22日午前9時24分、飯塚晋一撮影

 首相と中山氏との電話は日本時間21日午後11時40分から5分間。中山氏は、同日にヨルダンのアブドラ国王と約25分間会談したことを報告した。その際、国王は「厳しい状況だが、全面的に協力をしたい」と述べたという。

 岸田文雄外相は訪問先のロンドンで21日午後(日本時間22日未明)、イランのザリーフ外相と約10分間電話会談し、情報収集や早期解放に向けた支援を要請した。ザリーフ氏は「イスラム国」の対応を非難した上で、「一刻も早い事件の解決に向けてイランとして日本に全面的に協力する」と述べた。

 一方、菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、「(2人の)安否についてはまだ確認できていない。厳しい状況だが、人質の早期解放に向けて最大限努力している」と述べた。「イスラム国」側からの接触も、同日午前の段階でないことを明らかにした。

朝日新聞社

最終更新:1月22日(木)15時7分