海水注入3時間半前、東電が保安院にFAX連絡
読売新聞 5月25日(水)11時40分配信
東京電力福島第一原子力発電所1号機への海水注入が一時中断した問題で、海水注入の約3時間半前に、東電が経済産業省原子力安全・保安院にファクスで、準備が整い次第、海水注入を開始すると伝えていたことが分かった。
東電が25日の記者会見で明らかにした。
東電によると、3月12日の海水注入開始の約3時間半前の午後3時20分ごろ、原子力災害対策特別措置法に基づき、「準備が整い次第、海水注入を始める」との連絡を同原発から保安院にファクスで行った。
しかし、保安院はファクスを受け取ったまま、情報を官邸に伝えなかった。
また、東電は午後7時4分に海水注入を始めた際も電話で連絡したが、保安院は「確認できない」としている。
ファクスの連絡は、菅首相らが官邸で午後6時から海水注入について協議を始める3時間近く前で、危機管理体制が改めて問われる。 .最終更新:5月25日(水)11時40分
読売新聞 5月25日(水)11時40分配信
東京電力福島第一原子力発電所1号機への海水注入が一時中断した問題で、海水注入の約3時間半前に、東電が経済産業省原子力安全・保安院にファクスで、準備が整い次第、海水注入を開始すると伝えていたことが分かった。
東電が25日の記者会見で明らかにした。
東電によると、3月12日の海水注入開始の約3時間半前の午後3時20分ごろ、原子力災害対策特別措置法に基づき、「準備が整い次第、海水注入を始める」との連絡を同原発から保安院にファクスで行った。
しかし、保安院はファクスを受け取ったまま、情報を官邸に伝えなかった。
また、東電は午後7時4分に海水注入を始めた際も電話で連絡したが、保安院は「確認できない」としている。
ファクスの連絡は、菅首相らが官邸で午後6時から海水注入について協議を始める3時間近く前で、危機管理体制が改めて問われる。 .最終更新:5月25日(水)11時40分