↑こちらもブルームの真珠祭りパレードから。べっぴん揃い~
いまパソコンの横に、古ーい色あせたノートが積み重ねられている。
オーストラリアWH中に毎日つづった、旅の日記。
このブログを書くために引っぱりだしてきたのだけど、中を開くのはいったい何年ぶり!?
7月26日
「…まだ2日めなのに、言うことを聞かないことが多く、不安になる…」
7月27日
「…言い争いになって、今日ですっかり嫌われたかも。ホントに泣いてしまった。
こんな調子でやっていけるんだろうか。…」
7月29日
「…だんだんわがままを発揮してくるし、まったく手に負えない。
とにかく1週間もつかどうか…」
7月30日
「…オーストラリアと日本の子どもの育て方の違いにおどろくばかり。
彼の母もどうしろとも言わないし、どういうふうに接していいか分からない。…」
7月31日
「…言うことを聞かないので、怒鳴ってしまい、そのまま私は自分のベッドに倒れこんで
“もうイヤ…”と涙をうかべていた。…」
8月2日
「…今日もわがままを通して大声でわめき散らし始めたから、こっちもハラたって、
“このクソガキ、わがまま!ええかげんにせえよ!■*○▼$#…!!”
と日本語で怒鳴り返してしまった。ちょっとスッキリしたが…」
これは、ナニーを始めた最初の1週間の日記。
ほんの1文を抜粋しただけでも、私とハンサムボーイ君の“死闘”ぶりがうかがえないですか?
とにかく彼は、何においても自分の我を通し、私の言うことをまったく聞こうとしなかった。
それがお国柄なのか、そういう年頃なのか、私には分かるわけもなく…
たとえば、例をあげよう。
彼がお菓子を「ちょうだい、ちょうだい」とせがむので、あげると半分くらい残す。
それで片付けるとまたしばらくして「アイスちょうだい」。
そうしてまたしばらくすると「おやつ~」。
でもちょっとしか食べない。「食べないなら言うな」とぶつぶつ思いつつ片付けると
また「アイス~!!」とうるさい。
私は、おなかをこわさないか心配して「今日はもうダメ!!」というと、彼はマジキレ。
さあ、闘いのゴングが鳴り響く。
彼はどこで覚えたのか、“ファク、ユイ!”(Fuck you!がこんな発音に聞こえる)を連呼。
そうして“ダメ出し”を重ねるうちに、ハンサムボーイ君は私を敵視するようになり、
関係はますます悪化していった。
子どもの求めるがままに与え続けるのがよいのか、
おやつは1回と悟らせて、むやみに与えないほうがいいのか。――
これを今読んでくださっているママさんがいたら、全員にアンケートして聞きたいくらいです。
もし自分の子なら、私は後者の態度をとるだろうけど、
ハンサムボーイ君の母に聞くと、“欲しいだけ与えていい”と言う。
えーーっ、1日に4本も5本も棒アイスを与えていいの~~!?
3歳の子にぃ !?
子育ての“コ”の字も知らない大学生は、ますます混乱していくのだった…
つづく
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