京都滞在2日め――
今日は新幹線に乗る前に、紅葉真っ盛りの京都をぶらぶら散策することに。
京都で、小さい子ども連れでどこに行くか――
というのは、意外に悩める問題だと思う。
京都といえば、お寺や神社観光。
それって、子どもにとってはツマンナイし、歩かされるし…
私も大阪に住んでいて、子どものころ何がイヤって、
親戚が遊びに来るとか学校の遠足とか、何かと京都の寺に連れていかれることだった。
お寺なんて、子どもからすればどこもいっしょ。退屈な場所でしかないもん…
京都や奈良のよさが分かりだしたのは、やっぱり大学に入ってぐらいからだった。
でも、りんりんはまだ1歳半。
どこに連れて行ってもまだ文句は言わないし、移動はベビーカーがある。
そういう意味では、同じ子連れでも、これくらいちっちゃいほうが大人主体で京都は楽しめる。
紅葉で京都は道路も混んでいるだろうし、なるべく電車でアクセスのいいところ、
私もダンナもまだ行ったことのないところ…
いろいろ考えた結果、「南禅寺」に決定!
私たちが泊まったホテルから地下鉄東西線で1本、「蹴上」駅から歩いてすぐだ。
南禅寺は13世紀末、亀山法王によって開かれ、もっとも格式高い禅寺のひとつと言われている。
ちなみに「湯豆腐」の発祥地は、この南禅寺周辺だとか。
まずは、南禅寺の正門である「三門」へ到着。
↑門の向こうに色づいた木々が絵画のように見える
この三門は、“日本三大門”のひとつだそう。
巨大な門の中には階段があり、上に登れるようになっている(有料)。
ダンナは登りたがったけど、りんりんがいるので階段は大変だし、
まだまだ見どころはたくさんあるのだから、と却下。
でも、今、ネットで門の上からの風景を見たら…ものすごく美しい!!
歌舞伎で石川五右衛門の「絶景かな絶景かな」という名セリフがあるそうだけど、
まさしくここからの風景だそうで…
しまった、見逃した。。。
↑三門から法堂へつづく参道
↑重要な法要などが行われる法堂(はっとう)
法堂の脇には、突如、西洋風な赤レンガのアーチが。
これは琵琶湖から京都市内に引かれた水路、“疎水”。
↑日本の伝統建築群のなかに美しく溶け込んでいる
そのアーチの下をくぐって階段を登ると、南禅院へ。
りんりん、この非日常なシチュエーションが気に入ったのか、
階段もものともせず、一段一段登っていく…!
そしていよいよメインの、南禅寺発祥の地「南禅院」に入る。
↑縁側からは燃ゆるような美しい庭園が…!
ここの庭園は、鎌倉時代当時のおもかげを残す池泉回遊式というもの。
京都の三名勝史跡庭園の1つといわれるだけあって、思わず息を呑むほどすばらしい。
観光客でいっぱいなんだけど、その気配すら忘れてしまいそうな、
幽玄美の世界に包まれている…
↑庭園で、めずらしい?3ショット
南禅寺にはこのほかにもたくさんの院が点在し、敷地はそうとう広い。
それこそ1日かけてじっくり見て回れると思う。
今回は子連れだったし新幹線の時間もあったので、主要なものしか見られなかったけど…
京都のほかの有名なお寺に比べて、それほど人でわさわさしてなくて、
なかなかよかった。大満足!
東京住まいとなった今では、紅葉のすばらしい季節に京都を訪問なんて簡単にできないけど、
またりんりんが大きくなったら京都を歩いてみたい。
「つまんない~~~」って言われそうだけど…
おわり
南禅寺 http://nanzenji.com/
京都市左京区南禅寺福地町
※バリアフリーではないけど、バギーで通りにくい道もあまりなかったし、
小さい子連れさんもちらほら見かけました
今日は新幹線に乗る前に、紅葉真っ盛りの京都をぶらぶら散策することに。
京都で、小さい子ども連れでどこに行くか――
というのは、意外に悩める問題だと思う。
京都といえば、お寺や神社観光。
それって、子どもにとってはツマンナイし、歩かされるし…
私も大阪に住んでいて、子どものころ何がイヤって、
親戚が遊びに来るとか学校の遠足とか、何かと京都の寺に連れていかれることだった。
お寺なんて、子どもからすればどこもいっしょ。退屈な場所でしかないもん…
京都や奈良のよさが分かりだしたのは、やっぱり大学に入ってぐらいからだった。
でも、りんりんはまだ1歳半。
どこに連れて行ってもまだ文句は言わないし、移動はベビーカーがある。
そういう意味では、同じ子連れでも、これくらいちっちゃいほうが大人主体で京都は楽しめる。
紅葉で京都は道路も混んでいるだろうし、なるべく電車でアクセスのいいところ、
私もダンナもまだ行ったことのないところ…
いろいろ考えた結果、「南禅寺」に決定!
私たちが泊まったホテルから地下鉄東西線で1本、「蹴上」駅から歩いてすぐだ。
南禅寺は13世紀末、亀山法王によって開かれ、もっとも格式高い禅寺のひとつと言われている。
ちなみに「湯豆腐」の発祥地は、この南禅寺周辺だとか。
まずは、南禅寺の正門である「三門」へ到着。
↑門の向こうに色づいた木々が絵画のように見える
この三門は、“日本三大門”のひとつだそう。
巨大な門の中には階段があり、上に登れるようになっている(有料)。
ダンナは登りたがったけど、りんりんがいるので階段は大変だし、
まだまだ見どころはたくさんあるのだから、と却下。
でも、今、ネットで門の上からの風景を見たら…ものすごく美しい!!
歌舞伎で石川五右衛門の「絶景かな絶景かな」という名セリフがあるそうだけど、
まさしくここからの風景だそうで…
しまった、見逃した。。。
↑三門から法堂へつづく参道
↑重要な法要などが行われる法堂(はっとう)
法堂の脇には、突如、西洋風な赤レンガのアーチが。
これは琵琶湖から京都市内に引かれた水路、“疎水”。
↑日本の伝統建築群のなかに美しく溶け込んでいる
そのアーチの下をくぐって階段を登ると、南禅院へ。
りんりん、この非日常なシチュエーションが気に入ったのか、
階段もものともせず、一段一段登っていく…!
そしていよいよメインの、南禅寺発祥の地「南禅院」に入る。
↑縁側からは燃ゆるような美しい庭園が…!
ここの庭園は、鎌倉時代当時のおもかげを残す池泉回遊式というもの。
京都の三名勝史跡庭園の1つといわれるだけあって、思わず息を呑むほどすばらしい。
観光客でいっぱいなんだけど、その気配すら忘れてしまいそうな、
幽玄美の世界に包まれている…
↑庭園で、めずらしい?3ショット
南禅寺にはこのほかにもたくさんの院が点在し、敷地はそうとう広い。
それこそ1日かけてじっくり見て回れると思う。
今回は子連れだったし新幹線の時間もあったので、主要なものしか見られなかったけど…
京都のほかの有名なお寺に比べて、それほど人でわさわさしてなくて、
なかなかよかった。大満足!
東京住まいとなった今では、紅葉のすばらしい季節に京都を訪問なんて簡単にできないけど、
またりんりんが大きくなったら京都を歩いてみたい。
「つまんない~~~」って言われそうだけど…
おわり
南禅寺 http://nanzenji.com/
京都市左京区南禅寺福地町
※バリアフリーではないけど、バギーで通りにくい道もあまりなかったし、
小さい子連れさんもちらほら見かけました