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ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れ房総旅行 《情報編》

2007-11-07 | 子連れ旅行*2歳 〈房総〉
今回の旅のデータ&南房総の子連れ旅行情報です。

ファミリーで楽しめるレジャースポット
南房総には、館山ファミリーパーク南房パラダイス白浜フラワーパーク鴨川シーワールドなど、子連れで楽しめる観光スポットがたくさんあります。
お花摘みや味覚狩りのできるところもあるので、小さい子どもも楽しめます。

菜の花
南房総では1月から見ごろを迎えはじめ、2、3月まで楽しめるようです。
館山ファミリーパークや市内の観光農園では、お花摘みもできます。
 参考サイト:館山市役所「南房総たてやま」

いちご狩り
1~5月はじめまで楽しめます。
今回、私たちが訪れたのは、JA安房館野支店内にある「館山いちご狩りセンター」。
隣には野菜や花などを格安で販売している農産物直売店もあって、おみやげにもGood!
館山にはほかに、「館山観光いちご狩りセンター」もあります。
上記「南房総たてやま」のサイトを参照してください。

宿泊
今回は館山に泊まれず、千倉のかもめ荘に宿泊しました。
とくに子連れ向けとして特記すべき宿ではないのですが、
小さい子がいても親切で、気兼ねせず過ごせました。
お風呂は広めの男湯と女湯がありますが、
「今の時間ならどちらでも家族で使ってくれていいですよ」と声をかけてくれ、
貸切で使わせてもらいました。
夕飯には子どもにヤクルトをサービスしてくれました。

参考までに、館山で宿を探していて気になったのが、「ペンション菜の花」です。
オーナーの奥さんはもと保母さんで、離乳食や幼児食にも対応、
“子育て支援ぷらん”もあり、子連れには充実! 
目に前には菜の花畑もあり、次回訪ねるなら、ぜひ泊まってみたい宿です。

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子連れ房総旅行(6)―いちご狩りの結末

2007-11-06 | 子連れ旅行*2歳 〈房総〉


宿でたっぷり朝食をとったばかりなのに、この食欲!
りんりんの食べたいちごの数は把握しきれないが……20? 30個くらい?
私なんて、いちごをちぎってあげたり写真を撮ったりで、その半分くらいしか食べてないのに。
3歳未満は入場無料なのだが、彼女はりっぱに大人1人前は食べているはずだ。

もはやこの場にいる限りエンドレス状態に食べ続けそう。
時間制限もないし、もっとゆっくり楽しみたかったけど、30分ほどで切り上げることにした。

「さあ、おしまいよ。帰るよ。これで最後!」
そう言うと、りんりんは最後の1個を大事そうに手ににぎって食べようとしない。
「持ちながら行くと危ないよ。さ、食べて」
そう言った瞬間、彼女は畑の入り口でどすん!とひっくりかえってしまった。

びええーーーん!
泣き出す彼女に、「だ、大丈夫!? 痛い?」とあわてて近寄る。
痛くて泣いてるのかと思いきや、
「いちごが、いちごがぁぁ…!」

手には、泥だらけのいちごが握りつぶされている。
転んだ痛さよりも、最後の1個がぐちゃぐちゃになったことがショックだったらしい。

泣き止まぬ彼女に、「はい、最後のいちごよ」と新しいいちごをあげると、
ピタッと涙は止まり、にっこり。

しかし、再び案内の車に乗って受付まで戻った直後。
りんりんの鼻から、つつつーっと赤いラインが…!
生まれて初めての、鼻血!?
まさか、いちごの食べすぎで!?

しばらくして止まったからよかったものの、ほんとびっくりした。
大量のいちごにコーフンしてしまったのかしら…

館山に戻って昼食を取り、帰りは指定の取れた特急に乗った。
3人ともおなかいっぱいで車中はずっと眠りこけた。

初めての味覚狩り。
「花より団子」のりんりんには、
菜の花畑なんかより、ずっとずっと記憶に残ったかもしれない。

子連れ房総旅行(5)―いちごハンター

2007-11-05 | 子連れ旅行*2歳 〈房総〉
2日目。
行きたかった菜の花畑の代わりに、りんりんの大好物であるいちごをたくさん食べようと、
いちご狩りをすることにした。
りんりんだけでなく、私もダンナも実はいちご狩りは初めて。
何も分かっていないりんりん以上に、わくわくしている。

千倉と館山駅を結ぶバスの途中に「館山いちご狩りセンター」があるというので、
千倉からバスで行くことにした。
「館野農協前」で降りると、目の前がJA安房館野支店。
そこにいちご狩りセンターの受付がある。

入園料を払い、ベビーカーなどの荷物を預けて待っていると、
スタッフの人が次々と客をマイクロバスに案内してくれる。
歩いて行かれる畑もあるそうだが、私たちは車で数分の畑に案内された。

車から降りると、目の前にビニールハウスの風景が広がる。
ハウスの入り口では、おばさんが練乳入りのプラスチック皿を配っている。
これにへたを入れるらしい。

ハウスをのぞくと、真っ赤ないちごがたくさん!
いちご狩りは1月から5月の連休までで、
もう最後の最後だからあまりないかと期待していなかったけど、
まだまだ熟れて甘そうな実がたわわに残っている。

それを見て、りんりんの目つきがいっぺんに変わった。
もともと食べることが大好きな彼女。それが大好物のいちごともなれば…
畑の中へ一目散に走り出し、われ先にいちごをもぎり取ろうとする。

「ほらほら、そんな強引にしないて、こうやって取るのよ」
そういって取ってあげたいちごを奪うようにぺろりと口に放り込んだ。
「いちご、もっと! いちご!!」
その場に座り込んで食べようとするので、後ろがつかえてくる。
「ほらほら、前に進んで。赤くておいしいの、探しながら食べるよ」

いっぱいあるからゆっくり食べよう、と言っても、聞く耳持たない。
いちごをちぎっては、すさまじい勢いで食べていく。
鬼気迫るその姿は、まさに“いちごハンター”。
真っ赤に熟したいちごを嗅ぎわけ、狙った獲物は決して逃がさない。

                        つづく

子連れ房総旅行(4) ―思わぬ出会い

2007-11-04 | 子連れ旅行*2歳 〈房総〉
それから宿に戻る前に、近くのカフェ「CASA MARINA」でお茶する。
ここは中庭テラス席もあり、ペット同伴もOKらしい。
せっかくだからテラス席に座った。
りんりんはウッドデッキのテラスを行ったり来たり。
子どもには飽きなくて楽しそうだし、こっちもゆっくりお茶ができるのがうれしい。

中庭には、1本の大きな木を取り囲むようにウッドデッキが敷かれている。
その木の葉っぱの形に、なんとなく見覚えがある。これは、もしや…
気になってお店の人に「この木は…フェイジョアですか?」と聞くと、
「ご存じですか」と向こうもちょっと驚いたよう。

確かに南米原産のこの木、知名度はそう高くない。
パイナップルのような甘ずっぱい果実がなるそうだが、日本ではあまり見かけないし、
私も食べたことはない。

実は以前、うちのベランダでも育てたことがある。
西向きで夏は暑く冬は寒い、我が家のベランダで、植物を育てるのは大変だ。
園芸ショップで相談したところ、お兄さんが自信を持って薦めてくれたのが、
寒さや乾燥に比較的強い、このフェイジョアである。

鉢植えだがかなり大きめの、その風格ある南国の木に惹かれて、
「我が家のシンボルツリーにしよう!」と、フンパツして購入した。
しかし、何が悪かったのか、数ヶ月もすると葉がはらはらと少しずつ落ちていき、
ついに朽ち果ててしまったのだ。。。
ちょっとさみしい思い出のある木だけど、
また会えて、なんだかなつかしいような、うれしいような。

そのカフェのフェイジョアはとてもりっぱで、たしか夏には美しい花をたくさん咲かせるらしい。
いつかまたその時期に、海水浴がてら、花を見に行きたい。

そして宿に戻って、夕飯の時間。
大広間で、私たちはりんりんに「ハッピーバースディ」の歌を歌ってお祝いをする。
高級旅館やホテルだったら、頼めばケーキでも用意してもらえるんだろうけど、今回はごめんね。
でも、まだ「たんじょうび」の意味を分かってないようだから、今年はいいかな。
りんりんは、この“非日常”を彼女なりに楽しんでいるようだから。

今日は海も見られたし、よかったね。
2歳の誕生日、本当におめでとう
                                           つづく

子連れ房総旅行(3) ―千倉の海

2007-11-03 | 子連れ旅行*2歳 〈房総〉
館山でほとんどの乗客は降りてしまったが、
私たちはそのまま乗り、2つ先の千倉駅で下車する。

千倉は小さな町だが、海水浴場もあり、夏は観光客でそれなりに賑わうらしい。
しかし、菜の花の見ごろも終わったこの時期、
駅に観光客らしき姿は数えるほどだった。

駅前の小さな観光案内所で町の地図や観光情報を仕入れ、
まずは今日、泊まる予定の宿へ向かう。
海のほうへ向かって10分ほど歩いたところに、その宿「かもめ荘」はあった。

なんだか、田舎のちょっと立派な家に招待されたような、そんな雰囲気。
旅館でもないし、民宿でもない、その中間?
でも、どこかなつかしい雰囲気だ。
「ちょっと早めに着いちゃったんですが、いいですか?」
庭で作業していた男の人に声をかけると、
「ああ、どうぞ、どうぞ」と中へ通してくれた。

2階のこざっぱりとした部屋の窓からは、遠くに千倉の海が眺められる。
(一応、全室オーシャンビュー?がウリらしい)
ちょっとした贅沢な気分。

「りんりん、あそこに見える海を見に行こうか」
「うみ、うみ!」
私たちは荷物をおろして、早速、房総の海を眺めに出かけた。

海岸まではすぐだった。
太平洋につづく千倉の海は、深い深い蒼色で、思いのほか澄んでいた。
「うーみはひろいな、おおきいな~
りんりんは海や広いお砂場(砂浜)に、興味津々、ごきげんだ。
打ち寄せる波と戯れながら、私たちは、海岸沿いをゆっくり散歩した。


                                           つづく

子連れ房総旅行(2) ―のんびり鈍行で

2007-11-02 | 子連れ旅行*2歳 〈房総〉
宿探しは館山エリアから千倉エリアへと及んでいった。
半ばやけくそになって探していたそのとき、
まだ空いている部屋があるという、1軒の宿が見つかった。

見つかったうれしさと同時に、
この時期に空き部屋があるなんてどんな宿なんだ…という一抹の不安もわき上がる。
しかし、私たちに選択の余地はない。
ありがたく、予約を入れさせてもらった。

そして、迎えたりんりんの2歳の誕生日。
おめでとう!! ほんとに大きくなったね。。。
――そんな成長の喜びをかみしめる間もなく、出発の朝はあわただしい。

行きは特急「さざなみ」号の指定が取れなかったので、
結局、普通列車でのんびり行くことにした。
万一混んで自由席に座れなかったら…という事態を避けたかったからだ。
普通列車なら乗り降りがあるから、途中で座れる可能性もある。

乗り換えのJR内房線千葉駅。
予想以上に、家族連れなどでホームは混んでいた。
そして想定していた通り、はじめは座れなかったが、3つ4つ先の駅でなんとか席を確保できた。

列車は南へ、南へ進み、館山に近づくにつれ、車窓にときおりキラキラ海が映える。
そのたびに、「ほら、海だよ、海!」と、私のほうが興奮して窓の外を指差す。
するとりんりんもその興奮が伝わるのか、いっしょになって「うみ、うみ」とはしゃいでくれる。

2時間余りの内房線各停の旅は、りんりんも飽きることもなく、意外に短く感じた。
特急だとりんりんはひざの上で、窮屈な思いを強いられただろうが、
各駅列車は3人で座れるし、ゆったり過ごせる。
たまには、こんなのんびり列車の旅もいいもんだ。
                                              つづく


子連れ房総旅行(1)―菜の花畑にあこがれて

2007-11-01 | 子連れ旅行*2歳 〈房総〉
                                       ―2007年5月―
ゴールデンウィーク――りんりんは2歳の誕生日を迎える。
“誕生日のお祝い”という名目で、1泊旅行に出かけることにした。

前からいちめんの菜の花畑(よくテレビなどで見かけるあのシーン)に立ってみたかったので、
千葉・房総半島に行ってみることになった。

いつも直前に、思い立ったように計画を立てる私たち。
今回も、決めたのは4月下旬、連休の始まる前の週だった。

しかし、時すでに遅かりし。
「春の花だからまだ大丈夫」と思っていた菜の花、館山では見ごろは1、2月とのこと。。。
 (恥ずかしながら、初めて知った… でも、真冬なの!?)
そして、連休中は館山のほとんどの宿が予約いっぱい、とのこと。。。
 (何軒の宿に電話しまくったことか…)
さらに、東京発の特急列車も指定満席、とのこと。。。
 (自由席はあるけど、争奪戦必至)

今回の旅、雲行きあやしい…!?
                                            つづく