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ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れ沖縄旅行(17)―首里城、そして帰路へ

2007-11-26 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
沖縄旅行、4日め。最終日――
ホテルをチェックアウトし、午後のフライトに向けて那覇に戻る。
帰りは高速道路を利用。
車はすいすい走り、1時間半くらいで那覇市内に戻れた。

レンタカーの返却時間までは少し時間もあるので、
ゆっくりはできないけど首里城に寄って昼食をとろう、ということになった。

15世紀に成立した琉球王朝時代の面影を色濃く残す首里城跡。世界遺産にも登録されている。
その首里城周辺にも金城町の石畳道や玉陵といった文化財が点在し、
ゆっくり散策すると気持ちよさそうな町並みが広がっているが、
今回は残念ながら首里城のみ観光。

有名な守礼門から坂道をのぼり、いくつもの門を通って正殿に至る。
時間もあまりないので、りんりんをベビーカーに乗せてあがろうとすると
守衛さんに「こっちにバリアフリーの道があるから」とわき道を通るよう言われた。
本来の道にはところどころ階段があるらしく、別に車椅子用のスロープ道が設けられているそう。
行きはそちらを通り、えっさえっさと押して坂道をのぼること10分余り。
鮮やかな朱色の建物、首里城正殿に到着。

   
   ↑さすが中国の影響を受けているとあって、派手な外観

私たちは順路どおり、南殿、正殿、北殿と中を見て回った。
中にもエレベーターがちゃんとあって、バリアフリー。子連れにはうれしい限りだ。
丁寧に見て回るとけっこう時間がかかりそうなほど充実しているが、
私たちはフライトの時間もあるので、ゆっくり回れなかったのが残念。

本当なら首里城周辺の宮廷料理の店で昼食でも食べたかったが、
結局、首里城インフォメーションコーナーのレストランで食べていくことにした。
でも緑の広場に面しているし、高台なので那覇の街も見下ろせて、なかなか景色はよかった。

ゴーヤチャンプルーや沖縄そばなどを頼み、これで沖縄料理もしばらく食べ納め…

あっという間の4日間だった。
台風や天気予報に翻弄されながらも、旅行中は晴天にも恵まれた(暑すぎてとろけるほど)。
友人にも再会できたし、沖縄の海をりんりんに見せてあげることもできた。
ありがとう、沖縄。また逢う日まで――
                                              おしまい

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   北海道ショック(くわしくはこちら)からは完全には立ち直ってませんが、
   沖縄の続きを書いたら少しアタマの切り替えができてきました

子連れ沖縄旅行(16)―美ら海水族館

2007-11-23 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
午後はビーチ近くの「美ら海水族館」へ。
りんりんはお昼を食べると、ベビーカーでお昼寝タイムに突入してしまったので、
私たちはゆっくり見ようと、ひとまず中へ入る。

入ってすぐのところに、色々な種類のヒトデやナマコに直に触れる
タッチプールというコーナーがあって、子どもたちで大賑わい。
りんりんが眠っているのが残念。
サンゴや熱帯魚の大きな水槽もあり、カラフルなお魚たちを見ればきっと喜ぶだろうに…

ペーパーダイバーの私は、かつて体験した沖縄の海の世界を思い出しながら見ていた。
あのころは魚の名前もだいぶ覚えたものだけど、今、目の前にしても
「あ~~、あれ、あれ、何だっけ、えっと、えっと…」と、ブツブツどもるばかり。

ちなみにそのダイビングだが、自分なりにがんばって色々な海に潜りに行ったけど、
体質的に合わず、ギブアップしてしまった。
私は酔いやすい性質で、船でも酔うし、海の中でもうねりや強い潮の流れで酔ってしまう。
ダイビングはけっこう過酷なスポーツだ。
潮の流れに逆らい、吐き気をガマンしながら這うように進んでいると、
もう海の世界を楽しむ余裕なんてまったくない。
だんだん“シュノーケリングで充分”と思うようになって、遠ざかってしまった――

それから、水族館のメインである「黒潮の海」の巨大な水槽へ。
ここにはジンベイザメやマンタが悠々と泳ぎ回り、その迫力は何度見ても飽きることはない。

      
      ↑私のカメラで撮るのはかなーり無理がありましたが、参考までに…
       ジンベイザメが真正面に来たところを激写!

私たちは水槽のそばにあるカフェコーナーで、りんりんが起きるまでひとやすみ。
巨大水槽で泳ぎまわる魚たちを眺めながらほっくり、ティータイムを過ごした。
                                             つづく


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   東京でも急に12月並みの寒さ… 
   北海道や北陸は昨日、11月としては記録的な積雪で、雪かきとか大変なようです。
   風邪をひきませんように…

子連れ沖縄旅行(15)―輝くエメラルド・ビーチ

2007-11-22 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
沖縄旅行3日め。
朝、窓を開けると、海がまぶしいくらい輝いている。雲はあるけど晴れてくれた。
今日は国営沖縄記念公園を中心に、本部半島を見て回る予定。

実は、気になっていることがあった。
ゆうべのバーベキューのあと、りんりんはたった数段しかない階段でコケて、
おでこのあたりを打ったようなのだ。
すぐに大声で泣いたので大丈夫だとは思うが、打ったのが頭部なだけに心配。
海で泳がせて大丈夫かな… でも熱もないし、元気なようだから、いいかな…
それで、今日は無理しないで午前中少しだけビーチに行こう、ということに。

ホテルから15分ほどドライブすると、沖縄記念公園に到着。
今回は、美ら海水族館のそばにあるエメラルドビーチで泳ぐことにした。

ビーチに近づくにつれ、わあぁぁぁ…と歓喜の声が漏れてしまう。
さらさらの白砂! 透明感のあるアクアブルーの海!

      
      ↑遠浅なので、怖がることなく楽しそうに遊んでいました

初めて本島を訪れたとき、正直言って、海には感動しなかった。
それは、直前に久米島の「はての浜」というビーチを見てしまったから。
はての浜は久米島の沖合いにある砂州で、全長10km前後にも及ぶ白砂のビーチ。
ただひたすら、白砂とエメラルドグリーンの海(青じゃなくて海が本当に「緑」!)が
延々と続き、まるで楽園へとつづく道のようなのだ。
いろいろな国の海を訪れたなかで、はての浜は私のベスト3に確実入る。
今はどうなっているか分からないが、きっと変わっていないはずだ。そう願いたい。

そんなわけで本島の海には感動しなかった私だが、今回は沖縄の海が久々すぎたからか、
エメラルドビーチが以前見たところより美しかったからか分からないが、
涙腺が思わずゆるんでしまいそうになったくらい感激した。
沖縄に来てよかった。
この海にまた逢えて…
                                               つづく
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   後日談ですが、頭を打ったことが気になり小児科に行った時に聞いてみました。
   小さい子の場合、頭を打ったら24時間は安静にし様子を見なければいけない、とのこと。
   「今回は、何事もなかったからよかっただけ。海なんてもってのほか」だそう…。    
   旅先だと気軽に病院に行かれないし、つい親の欲望が勝って無理させてちゃいますね…
   ほんと、なんでもなかったからよかったけど、反省します  

子連れ沖縄旅行(14)―サンセット・バーベキュー

2007-11-21 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
この日の夕食は、ホテルにあるレストランのバーベキューセットを予約していた。

ビーチにせり出すように敷かれたウッドデッキのテーブル席は、
ほとんど砂浜の上で食事をしているような感覚。
こぢんまりとしたホテルならではの、海との距離感がなんとも贅沢だ。

そのテーブル席のそばに、バーベキューの鉄板をスタッフが運んでくれる。
セットは(ひとり)1950円と2500円の2種類あり、
高いほうは、リブサイコロ牛やカルビ、チキン、ホタテ、えび、野菜類などに
おにぎりや沖縄そば麺がついて、けっこうなボリューム。

スタッフのお兄さんが、親切に焼き方のコツなどを教えてくれる。
今日はダンナがはりきって、焼く係を担当。
私とりんりんは、食べる係。(正確には、りんりんが食べる係、私が食べさせる係)

ゆっくりゆっくりと、海の向こうに沈みゆく夕日。
それとともに、海の表情も刻々と変わっていく。
オレンジ色のやわらかい光につつまれて、波音をBGMにバーベキューなんて、贅沢すぎる。
オリオンビールはのどに沁みるし、何を食べても感動ものの美味しさ。

いや、これほどすばらしいシチュエーション、想像だにしていなかった。
あの台風の映像を見て落ちこんでいただけに、ここまで天気が回復し、
こんなに素敵な夕景のなかで食事ができるなんて、お天道様に感謝。

この海辺のバーベキューは私たちにとって、ミシュラン三つ星店に勝るとも劣らない、
最高級のディナーとして、ずっと記憶に残り続けると思う。

      
      ↑このバーベキューのために、また泊まりに行きたいです
                                             つづく
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 とはいえ、やはり一度は三つ星店に行ってみたいですね~
  私の住む町には一つ、二つ星をもらった店がいくつかあるようで、
  そちらも行ってみたいんですが、子連れだと厳しいかな…
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子連れ沖縄旅行(13)―海辺の快適コンドミニアム

2007-11-20 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
万座毛からさらに北へ、車を走らせる。
海の透明度は北上するにつれ、増していくように見える。
名護市街地を走り抜け、しばらくすると左手に「LUE」の大きな看板が。
第3話で予約したホテル「オン・ザ・ビーチ・ルー」にようやく到着した。

こぢんまりとしてやや古めかしい建物ではあるが、まさに目の前が、海!
フロントやレストランのあるホテル部分はビーチ上に建ち、海まで0分。
少し離れたところに私たちの泊まるコンドミニアムの建物があり、
こちらも海まで1、2分といったところ。

私たちは部屋のカギを受け取り、さっそく中へ。
キッチン、ダイニングテーブル、2つのベッドが置かれた広めの洋室と、
4.5畳ほどの和室がついた、1LDKタイプ。
5人定員なので、私たちには広すぎるくらい。
鍋や調理器具、炊飯器、お皿なども備わっているので、簡単に朝食もつくれるし、
家族連れや長期滞在旅行なら、けっこう安くあげられそうだ。

      
      ↑ベランダのすぐ向こうは海。潮が満ちるとさらに近くなります

もう夕刻近いので、今日は目の前の海で泳ぐことにした。
本島の有名なビーチは、整備された人工ビーチがほとんどだが、ここは手付かずの天然ビーチ。
パラソルも何もなく石もごろごろしてるけど、
野生的というか、自然と一体感があってそれもまたよし。
夕食まで、りんりんは砂遊びに夢中になっていた。

      
      ↑奥に見えるカラフルな建物がコンドミニアムです
                                              つづく
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子連れ沖縄旅行(12)―58号線ドライブ

2007-11-19 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
沖縄旅行2日め。
「くもり」の天気予報はありがたいことに外れてくれて、台風一過の青空が広がる。
今日はレンタカーを借りて58号線を北上し、今夜泊まる本部町のホテルまでドライブ!

レンタカー会社(第3話参照)の人が迎えに来てくれ、
DFSギャラリア沖縄にあるオフィスで車(ホンダ・フィット)を借りる。
チャイルドシートを取り付けると、りんりんは大喜びで座り込んだ。

ごあいさつ」の欄にも書いたように、我が家は車を持っていない。
免許はあるけど、私はもう10年近くハンドルを握ってないので、運転はダンナに任せることに。
しかし彼も、何年かに1度くらいしか運転していないので、だいぶ不安…。
カーナビだって、使うのは初めて。
りんりんも車に慣れてないし、途中でチャイルドシートいやがったり、酔ったりしないかなあ。

最初は緊張の面持ちで運転していたダンナも、58号線に入るころには余裕も生まれてきたよう。
道路の両側に植えられたヤシの木は所々なぎ倒されたままで、
台風のすさまじさを物語っていた。

それにしても、晴れてよかった。
時々のぞく沖縄の海が、エメナルドグリーンにキラキラ輝いて見える。
私は、持ってきたサザンオールスターズの古いアルバムをかけ、気分を盛り上げる。
大学時代、仲間とサザン(とくに初期の歌)ばかり聞いていた。
沖縄、といえば、サザンと島唄なのだ。

やがて、車は本島随一のリゾートエリア・恩納村に入った。
そろそろお昼ごはんに、と「元祖海ぶどう谷茶店」へ入る。
海ぶどう丼が有名らしいが、私はまだ沖縄そばを食べてなかったのでそちらを注文。
ダンナが注文した定食は、いろんな沖縄料理が入っててボリュームたっぷりでおいしかった。

それから景勝地「万座毛」に立ち寄った。
しかし、暑い! しかもイタイ!
なんなんだ、この肌に突き刺すような、強烈な日差しは…
クラクラしながら歩くと、緑の原っぱが広がり、その先に蒼い海が。
りんりんは暑さも気にせず走り回り、喜んでいる。
切り立った断崖に象の鼻のような岩がくっついて見える万座毛を指差し、
だっこしてりんりんに見せてやるが、当然、2歳の彼女にはピンと来ないよう。

        
        ↑遊歩道を歩いてるほうが楽しいらしい
                                           つづく
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 スローな旅行記で、12話にしてようやく2日め。
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子連れ沖縄旅行(11)―昔の自分、今の自分

2007-11-18 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
おなかも心も満たされて、私たちは居酒屋「波照間」をあとにした。
外は夜なのに、まだまだ暑くてムシムシしている。
そろそろりんりんは、おねむの時間。
ベビーカーに乗せてホテルに戻る途中に、すっかり寝入ってしまった。

私たちはホテルの小さなラウンジでお茶することに。
ダンナは気を利かしてか、先にお風呂に入るからと途中退席したので、
友人と私は久しぶりに女2人でゆっくり話に花を咲かせた。
大学時代の昔話や彼女の仕事の話、沖縄での生活、これからのこと、などなど…。

友人はしきりに私の健康のことを気にしてくれた。
彼女によると、私はとても「痩せてゲッソリしてしまった」らしい。
それはぷっくりしてた昔の姿を知る古い友人に会うと、よく言われることなのだけど…。
たしかに子どもができてから、いっそう顔は痩せこけ、老け込んでしまった…
それにひきかえ、沖縄の太陽をいっぱい浴びて、友人は東京にいたころよりも若返って見える。

さらに彼女は、私のことを「フツウになってしまった~~」としきりに嘆いた。
彼女のなかで私は、薄汚い格好でバックパックかついで、本能のおもむくまま、
無鉄砲に、飛び回っている――そんな昔のイメージを持ち続けていたからかもしれない。
「別にぜんぜん、ずっとフツウだよ」と反論したけど、
たしかに20代のころの自分は、今にして思えば、尋常とはいえなかったのかも…。

でもなあ。赤ちゃんが生まれると、変わりたくなくても変わらざるをえなくなる。
子どもにエネルギー吸い取られて、こちらはどんどん身の細る思い。
好きなことも、やりたい仕事も、全部おあずけ。
もう少し大きくなって子どもが手を離れるようになれば、また違うのだろうけど…。

昔の友だちの目を通して、あらためて見えてくる“今の自分”。
今のこの生活も、もちろんかけがえのないもの。
だけど、かつての好きなことに夢中だった自分が、遠く、まぶしくも思える。
昔に思いを馳せ、ちょっぴり複雑な、沖縄のあつい夜――
                                               つづく
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 昨日とは打って変わって東京は暖かい1日でした。
  夏のラグを洗って、冬のカーペットを干し、冬じたくにもってこいのお天気。
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子連れ沖縄旅行(10)―“波照間”の夜

2007-11-17 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
まずはオリオンビールで乾杯!
ゴーヤチャンプルーにラフテー、ジーマーミ豆腐に豆腐よう、ミミガー、海ぶどう…
沖縄料理の定番中の定番ばかりをオーダーするが、沖縄料理なんて、何年ぶりだろう。
すっかり料理の名前もどんな味かも忘れてしまって、友人に説明を受けながら食べる。

しばらくしてステージのほうがざわざわしだす。「島唄ライブ」が始まるようだ。
みんさー織りの衣装をまとったバンドの人たちが現れた。
三線(サンシン)と呼ばれる蛇の皮を使った三味線や太鼓、
三板(サンバ)という沖縄版カスタネットといった沖縄の楽器にのせて、
涙腺を刺激する「てぃんさぐの花」の流れるような歌声――

あぁ、あれほど私の旅情を掻き立て、「沖縄民謡」のCDを何本も買っては口ずさんでいた島唄。
旅の思い出にひたってゆっくり聞き入り…

というわけには、なかなかいかない。
私は「ごはん、ごはん」とせがむりんりんに食べさせるのにひと仕事。
友人との積もり積もった話にも夢中。

     
      ↑ライブの様子。暗くて分かりづらいですが…

それでも、久々に聞く沖縄の唄はやはりいい。
胸にきゅーーんと、染みてくる。
そしてライブの最後には、客も全員参加で踊る「カチャーシー」まであり。

カチャーシー、よく踊ったなあ。
島を旅していて、民宿に泊まったり、島の人と知り合いになると、よく宴に誘われる。
酔いも最高潮になると島のサンシンの名手が演奏を始め、
大人も子どもも、ナイチャーもウチナーンチュも、いっしょになって手をかき回し…
その瞬間、心から解放されるのだ。

りんりんもノリノリで走り回ったり、ジャンプしたり、彼女なりの“喜びの踊り”を表現。
子連れにはこういうところで食事をすると楽しめるかも。
                                              つづく
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 久々に二子玉川で遊びました。11月なのに街はすでにクリスマスムード満点。
  あちこちに大きなツリーが飾られ、りんりんは「くりすます、くりすます」と大はしゃぎ。
  やっとクリスマスが楽しめる年になってきたのかな…?
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子連れ沖縄旅行(9)―那覇に島、現る

2007-11-16 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
国際通りを歩いていると、突然、赤瓦の屋根が現れた。
のれんにかかれた「波照間」の文字に、みんなの足がぴたっと止まる。
えっ、何? なんで波照間?
どうやら沖縄料理の店名のようだが、中をちらとのぞいてさらにびっくり。

赤瓦の屋根と白い石壁のコントラストが美しい民家の町並み。
青い空や海に続く、1本のサンゴの白砂道。――
沖縄の離島といえば、こういった集落の風景を思い出す人も多いはず。
それらのイメージを、ここ国際通りに再現してしまっている。

その唐突さ、というか、強引さに、
“(私にとって)神聖なる場所を国際通りなんかにもってこないでよーー”
というせつなさも、なきにしもあらずなんだけど、
第1話でもちらと書いたように、波照間は私にとって特別な思い出のある島なので…)
いったいどんな店なんだという興味も勝って、ここに入ることにした。

毎晩島唄ライブもあるというので、ステージのある2階に通された。
上も同じく、シーサーの鎮座した赤瓦の屋根や石灰岩の白壁が随所に再現されていて、
島の気分を盛り上げる演出たっぷり。

しかし、なぜ「与那国」でも「竹富」でもなく、「波照間」なんだろう。
フシギだ。
たしかに、島の外ではなかなかお目にかかれない“幻の泡盛”といわれる
波照間島の「泡波」はおいてあるようだけど。
でも、グラス1杯2000円近くする!(ほかは300円台~)
いくらなつかしくても、ちょっと気軽に手が出せないよーー。
                                              つづく
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 いきなり寒くなって、いよいよ冬の到来…という感じですね。
   なのに、暑かった沖縄の夏のことを思い出し書いていると、季節を忘れそう…
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子連れ沖縄旅行(8)―沖縄で逢いましょう

2007-11-15 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
また雨がパラパラと降ってきたので、急いでビルの中へ雨宿りした。
すると友人からメールが入り、こちらへ向かっているとのこと。
私は居場所を伝え、彼女が来るのを待った。

友人は大学時代の同じクラスで、彼女もまた同じダイビングサークルに入っていて、
みんなとつるんでよく遊んだ。
青春真っただ中の、人生でいちばん楽しいともいわれる時期のほとんどを共に過ごした、
特別な仲間。
当時、彼女も私以上に、沖縄にハマっていた。
カラオケで沖縄民謡をうたったり、泡盛を飲んだり、ふたりでよく沖縄話で盛り上がったものだ。

その友人が、30歳目前に勤めていた東京の会社を辞め、看護系大学に入りなおし、
助産師の資格までとって、ついに昨年、沖縄で就職先の病院を見つけたのだ。
沖縄で暮らすという夢を、本当に実現してしまった。
悩みつつも前向きで、努力家で――私は彼女のことをとても尊敬している。

卒業してそれぞれの道を歩むうちに、なかなかお互い連絡を取ることも少なくなってきたけど、
心のどこかでふと、どうしてるかなーと思い出しては気になる。
昔の友だちって、そういう存在なのかな。細く、長く、そしていつまでも――

その彼女に会うのは何年ぶりだろう。
わくわくして待っていたその時!
「めんそーれ~」とおどけながら近づいてくる友人の姿が。

「ひやぁあ~~、久しぶりやあ~~」「元気やった~~??」
「ほんまに沖縄にいるんやなぁ」……
久しぶりなんだけど、いざ顔を合わせると、そんなに長いブランクがあったように感じない。
私。彼女。沖縄。――
当たり前のような取り合わせのようにも思えて。

彼女は東京で暮らしていたころとは大違いで、ほんのり日焼けし、健康そうに見えた。
もうすっかりウチナーンチュ(沖縄人)?

初顔合わせのりんりんは、沖縄のお菓子とハイビスカスのキューピー人形をもらって、
すっかりゴキゲン。
あれこれ積もり積もった話もある。聞きたいこともたくさんある。
ありすぎて、何から話していいのか分からない。
とりあえず私たちは、どこか食べながらゆっくりできる店を探して歩き始めた。
                                              つづく
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手のひらにある小さなほくろを指さして、
   「なんだろう? どこで買ったのかなー」とつぶやくりんりん。
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