ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

オーストラリアで育児体験 !? (2)

2007-12-11 | 世界で出会った子どもたち
    
    ↑こちらもブルームの真珠祭りパレードから。べっぴん揃い~

いまパソコンの横に、古ーい色あせたノートが積み重ねられている。
オーストラリアWH中に毎日つづった、旅の日記。
このブログを書くために引っぱりだしてきたのだけど、中を開くのはいったい何年ぶり!?

7月26日
 「…まだ2日めなのに、言うことを聞かないことが多く、不安になる…」
7月27日
 「…言い争いになって、今日ですっかり嫌われたかも。ホントに泣いてしまった。
  こんな調子でやっていけるんだろうか。…」
7月29日
 「…だんだんわがままを発揮してくるし、まったく手に負えない。
  とにかく1週間もつかどうか
…」
7月30日
 「…オーストラリアと日本の子どもの育て方の違いにおどろくばかり。
  彼の母もどうしろとも言わないし、どういうふうに接していいか分からない。
…」
7月31日
 「…言うことを聞かないので、怒鳴ってしまい、そのまま私は自分のベッドに倒れこんで
  “もうイヤ…”と涙をうかべていた。
…」
8月2日
 「…今日もわがままを通して大声でわめき散らし始めたから、こっちもハラたって、
  “このクソガキ、わがまま!ええかげんにせえよ!■*○▼$#…!!”
  と日本語で怒鳴り返してしまった。ちょっとスッキリしたが
…」

これは、ナニーを始めた最初の1週間の日記。
ほんの1文を抜粋しただけでも、私とハンサムボーイ君の“死闘”ぶりがうかがえないですか?

とにかく彼は、何においても自分の我を通し、私の言うことをまったく聞こうとしなかった。
それがお国柄なのか、そういう年頃なのか、私には分かるわけもなく…

たとえば、例をあげよう。
彼がお菓子を「ちょうだい、ちょうだい」とせがむので、あげると半分くらい残す。
それで片付けるとまたしばらくして「アイスちょうだい」。
そうしてまたしばらくすると「おやつ~」。
でもちょっとしか食べない。「食べないなら言うな」とぶつぶつ思いつつ片付けると
また「アイス~!!」とうるさい。

私は、おなかをこわさないか心配して「今日はもうダメ!!」というと、彼はマジキレ。
さあ、闘いのゴングが鳴り響く。
彼はどこで覚えたのか、“ファク、ユイ!”(Fuck you!がこんな発音に聞こえる)を連呼。

そうして“ダメ出し”を重ねるうちに、ハンサムボーイ君は私を敵視するようになり、
関係はますます悪化していった。

子どもの求めるがままに与え続けるのがよいのか、
おやつは1回と悟らせて、むやみに与えないほうがいいのか。――
これを今読んでくださっているママさんがいたら、全員にアンケートして聞きたいくらいです。

もし自分の子なら、私は後者の態度をとるだろうけど、
ハンサムボーイ君の母に聞くと、“欲しいだけ与えていい”と言う。

えーーっ、1日に4本も5本も棒アイスを与えていいの~~!?
3歳の子にぃ !?


子育ての“コ”の字も知らない大学生は、ますます混乱していくのだった…
                                               つづく

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