ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れ沖縄旅行(8)―沖縄で逢いましょう

2007-11-15 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
また雨がパラパラと降ってきたので、急いでビルの中へ雨宿りした。
すると友人からメールが入り、こちらへ向かっているとのこと。
私は居場所を伝え、彼女が来るのを待った。

友人は大学時代の同じクラスで、彼女もまた同じダイビングサークルに入っていて、
みんなとつるんでよく遊んだ。
青春真っただ中の、人生でいちばん楽しいともいわれる時期のほとんどを共に過ごした、
特別な仲間。
当時、彼女も私以上に、沖縄にハマっていた。
カラオケで沖縄民謡をうたったり、泡盛を飲んだり、ふたりでよく沖縄話で盛り上がったものだ。

その友人が、30歳目前に勤めていた東京の会社を辞め、看護系大学に入りなおし、
助産師の資格までとって、ついに昨年、沖縄で就職先の病院を見つけたのだ。
沖縄で暮らすという夢を、本当に実現してしまった。
悩みつつも前向きで、努力家で――私は彼女のことをとても尊敬している。

卒業してそれぞれの道を歩むうちに、なかなかお互い連絡を取ることも少なくなってきたけど、
心のどこかでふと、どうしてるかなーと思い出しては気になる。
昔の友だちって、そういう存在なのかな。細く、長く、そしていつまでも――

その彼女に会うのは何年ぶりだろう。
わくわくして待っていたその時!
「めんそーれ~」とおどけながら近づいてくる友人の姿が。

「ひやぁあ~~、久しぶりやあ~~」「元気やった~~??」
「ほんまに沖縄にいるんやなぁ」……
久しぶりなんだけど、いざ顔を合わせると、そんなに長いブランクがあったように感じない。
私。彼女。沖縄。――
当たり前のような取り合わせのようにも思えて。

彼女は東京で暮らしていたころとは大違いで、ほんのり日焼けし、健康そうに見えた。
もうすっかりウチナーンチュ(沖縄人)?

初顔合わせのりんりんは、沖縄のお菓子とハイビスカスのキューピー人形をもらって、
すっかりゴキゲン。
あれこれ積もり積もった話もある。聞きたいこともたくさんある。
ありすぎて、何から話していいのか分からない。
とりあえず私たちは、どこか食べながらゆっくりできる店を探して歩き始めた。
                                              つづく
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手のひらにある小さなほくろを指さして、
   「なんだろう? どこで買ったのかなー」とつぶやくりんりん。
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