ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れ沖縄旅行(1)―美ら島、ふたたび

2007-11-08 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
                                         ―2007年7月―
今年の夏こそ、ぜったい沖縄に行こうと心に決めていた。

大学時代の親友が、昨年から沖縄で働き暮らしている。
もう何年も会っていない。
そして、沖縄にも、ずいぶんご無沙汰している。
彼女にも、沖縄にも、また会いたい――

もう10年以上足が遠のいているが、実は沖縄こそが、私の旅の原点だ。

大学時代、スキューバダイビングのサークルに入った私は、
合宿で初めて沖縄・久米島を訪れた。
そこで、太陽の光をいっぱい吸い込み七色に光る神秘的な海に、一発でノックアウトされた。

――沖縄の海はちがうぞ。青や藍だけやない。エメラルドグリーンとかウルトラマリンという人もおるし、ひすい色、ひわ色、るり色なんてむずかしい言葉を使う人もいる。それほど沖縄の海の色は、いろいろあるんやなァ。

子どものころ、繰り返し読んだ灰谷健次郎さんの『太陽の子』の一節。
沖縄の海を目の当たりにして、すぐさま納得できた。

沖縄から戻ってもあの風景が目に焼きついて離れなかった私は、
初めてバックパックを買い、次の長期休暇に生まれて初めてのひとり旅に出た。
それは、青春18切符で大阪から鹿児島まで鈍行で下り、
鹿児島~那覇~石垣島をフェリー、さらに小型船で最南端の波照間島まで移動する旅。
そして波照間では、民宿のヘルパーとして働きながら1ヶ月以上滞在した。

その沖縄の海や自然、島の人々、唄、踊り、シンプルな暮らし……
あらゆるものに惹きこまれてしまった私は、
以来、大学の休みのたびにバックパックを背負って、
宮古や八重山の島々を渡り歩いた。
                                              つづく

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