ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れ房総旅行(2) ―のんびり鈍行で

2007-11-02 | 子連れ旅行*2歳 〈房総〉
宿探しは館山エリアから千倉エリアへと及んでいった。
半ばやけくそになって探していたそのとき、
まだ空いている部屋があるという、1軒の宿が見つかった。

見つかったうれしさと同時に、
この時期に空き部屋があるなんてどんな宿なんだ…という一抹の不安もわき上がる。
しかし、私たちに選択の余地はない。
ありがたく、予約を入れさせてもらった。

そして、迎えたりんりんの2歳の誕生日。
おめでとう!! ほんとに大きくなったね。。。
――そんな成長の喜びをかみしめる間もなく、出発の朝はあわただしい。

行きは特急「さざなみ」号の指定が取れなかったので、
結局、普通列車でのんびり行くことにした。
万一混んで自由席に座れなかったら…という事態を避けたかったからだ。
普通列車なら乗り降りがあるから、途中で座れる可能性もある。

乗り換えのJR内房線千葉駅。
予想以上に、家族連れなどでホームは混んでいた。
そして想定していた通り、はじめは座れなかったが、3つ4つ先の駅でなんとか席を確保できた。

列車は南へ、南へ進み、館山に近づくにつれ、車窓にときおりキラキラ海が映える。
そのたびに、「ほら、海だよ、海!」と、私のほうが興奮して窓の外を指差す。
するとりんりんもその興奮が伝わるのか、いっしょになって「うみ、うみ」とはしゃいでくれる。

2時間余りの内房線各停の旅は、りんりんも飽きることもなく、意外に短く感じた。
特急だとりんりんはひざの上で、窮屈な思いを強いられただろうが、
各駅列車は3人で座れるし、ゆったり過ごせる。
たまには、こんなのんびり列車の旅もいいもんだ。
                                              つづく