昔 師匠がよく言っていました。
「お経には 沢山の種類がある。 それぞれ意味があって どれも大切なお経だ。」
「どのお経を唱える時も 心を込めて唱え そして唱え終わったら、心を込めて お経を唱えさせていただきました。」 と 思う心が一番大切だと 言っていました。
つまり最初の心と 終わりの心が1つとなって 初めてお経の功徳が相手に伝わると言う事です。
私達の日常生活も 仕事や地域の活動も いくら良い仕事や良い活動をしても 始める時の気持ちと 終わる時の気持ちが大切です。
気持ち良く終わらなければ 気持ち良く次に繋がらないのでは ないでしょうか・・・
どんな事にも 一番大切な事です。
信用を築くことは とても大変ですが 信用を失うのは 一瞬です。
気持ち良くはじめて 気持ち良く終わる・・・
合掌 栄久山 妙善寺