特別展「親鸞となむの大地」は、以下の内容で構成。
プロローグ 浄土教と親鸞
第1章 親鸞の生涯と越後・佐渡
第2章 中世真宗の展開と越佐門徒
第3章 近世・近現代の越佐と真宗門徒
実によく構成されていました。第3章(第6節)のコーナーは「越佐の学匠」。しかし、ここにたどりついた時は、疲労困憊のヘロヘロ状態。結果は、パスして出口へ。本物の迫力は言葉にならない程。文献・写真等では、何度もお目にかかっているのですが・・
たとえば、第1章第2節「親鸞の家族」では、恵信尼像と覚信尼像が公開展示。本物を拝見するのは初めて。
恵信尼像・・・龍谷大学図書館(蔵)(左)
覚信尼像・・・上越市福因寺(蔵)(右)

そして、なにより恵信尼文書が公開されていたのです。越後上越在住の恵信尼様が、京都在住の娘の覚信尼様に出されたお手紙。普段は、西本願寺(蔵)で門外不出。それが750年ぶりに新潟県(越後)里帰りなのです。文字通り圧巻の一言でした。下写真は、恵信尼文書の有名な第3通。ここに、親鸞聖人の六角堂参籠の場面と法然上人に入門の場面が書かれていました。親鸞史料の核心部分です。感激の一瞬でした。

しかし、これだけのお手紙を鎌倉時代の女性がよくぞ書かれたものです。しかも、これを書いておられる恵信尼様は82歳前後の筈。60年程前の事を克明に書いておられるのです。「これがあなたの父である親鸞聖人の浄土真宗入門の大切な場面ですよ」とのメッセージ。私自身を考えますと昨日もあやふやな状態。やはり、物が根本的に違うのです。
続く・・・・
プロローグ 浄土教と親鸞
第1章 親鸞の生涯と越後・佐渡
第2章 中世真宗の展開と越佐門徒
第3章 近世・近現代の越佐と真宗門徒
実によく構成されていました。第3章(第6節)のコーナーは「越佐の学匠」。しかし、ここにたどりついた時は、疲労困憊のヘロヘロ状態。結果は、パスして出口へ。本物の迫力は言葉にならない程。文献・写真等では、何度もお目にかかっているのですが・・
たとえば、第1章第2節「親鸞の家族」では、恵信尼像と覚信尼像が公開展示。本物を拝見するのは初めて。
恵信尼像・・・龍谷大学図書館(蔵)(左)
覚信尼像・・・上越市福因寺(蔵)(右)

そして、なにより恵信尼文書が公開されていたのです。越後上越在住の恵信尼様が、京都在住の娘の覚信尼様に出されたお手紙。普段は、西本願寺(蔵)で門外不出。それが750年ぶりに新潟県(越後)里帰りなのです。文字通り圧巻の一言でした。下写真は、恵信尼文書の有名な第3通。ここに、親鸞聖人の六角堂参籠の場面と法然上人に入門の場面が書かれていました。親鸞史料の核心部分です。感激の一瞬でした。

しかし、これだけのお手紙を鎌倉時代の女性がよくぞ書かれたものです。しかも、これを書いておられる恵信尼様は82歳前後の筈。60年程前の事を克明に書いておられるのです。「これがあなたの父である親鸞聖人の浄土真宗入門の大切な場面ですよ」とのメッセージ。私自身を考えますと昨日もあやふやな状態。やはり、物が根本的に違うのです。
続く・・・・
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