息子を連れて毎日娘を保育園に迎えに行く。
最近は晴れた日が多いので、娘のクラスは園庭で遊んでいることが多い。
母:「みい、かえるよぉ~!!」
帰る時間が早くなったせいか、なかなか帰る気にならない娘。
母が一生懸命呼びかけても走り回っていることもある。
そんな時
・・・
??:「みいちゃんのおかあさん!」
母:エッ(゜Д゜≡゜Д゜)?
振り返ると娘と同じクラスのしょう君(仮名)が。
しょう:「みいちゃんのおかあさん、」
しょう:「あかちゃんいるの?」
母:「いるよ、ほら?」
と、息子をしょう君に見せる。
しょう:「ふ~ん。」
しょう:「しょうもな、あかちゃんいるの!」
しょう君の所も3月に妹が出来たそうだ。
しょう:「みいちゃんのおかあさん、」
しょう:「あかちゃん ないたら だっこしてあげてな。」
母:「うん、だっこするわ。ありがとう。」
しょう:「だっこしてあげてな。」
母:「しょう君もあかちゃん泣いたら抱っこしてあげてな。」
・・・
しょう:「しょうは だっこできひんねん。」
しょう:「ママがするから。」
母:「そうか・・・。」
・・・
と話していると娘がやっと帰る気に。
先生とお別れの挨拶を済ませる。
園庭を後にし、帰ろうとすると、
しょう:「みいちゃんのおかあさん!」
しょう:「くるまに きをつけてな!」
母:「ありがとう。気を付けて帰るわ。」
母:「じゃあね、バイバイ。」
娘:「ばいばい。」
しょう:「くるまに ひかれんときな。」
しょう:「くるまに きをつけてかえってな。」
・・・
きっといつも誰かに言われているのだろう。
心配そうに何度も何度も言ってくれた。
・・・
心優しいしょうくん、もうすぐお母さんが迎えに来るからね。
(
http://blog.with2.net/link.php?255875)