みいの病院の荷物をみたあさお。
いきなり、
あさお:「らむちゃん(仮名)におてがみ かく!!」
母:「えっ?」
母:「しおちゃん(仮名)じゃないの?」
あさお:「らむちゃん!!」
・・・
らむちゃん?初耳なんですけど。
今までそんなお友達の名前、1回も出てこなかったよね?
母、その子の名前と恥ずかしがり屋さんって事位しか知らないけど。
母:「じゃあ、字の練習しなあかんな。」
とりあえず、
『らむちゃんへ』
という字をなぞるように見本を書く。
しかしやる気のないあさお。
あさお:「おかあさん、かいて~よ。」
・・・なんだかんだでなだめすかし、
5回位『らむちゃんへ』をなぞらせる。
しかし
あさお:「これ、もっていく!!」
それは失礼だろう・・・。
あさおの集中力と母の根気が尽きたので
母:「また明日帰ってからにしよう。」
と翌日に持ち越した。
母:「じゃあ、この紙に書こうか。」
母が
『らむちゃんへ』
『あさおより』
と紙に書き、
あさお:「おかあさん、かいて~よ。」
とあさおに言われるのをうまく交わしつつ、
なぞらせ、
母:「ほら、このシールを貼ろう!」
家にあったシールを貼らせた。
母:「ほら、しおちゃん(仮名)の分も書こう!」
無理矢理?(笑)しおちゃんの分も同じように仕上げ、
無事2通の手紙を完成させた。