team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

14/05/25 月山・2014全国コブ選  -父を超えた日-

2014-05-25 21:16:32 | '13-'14

・・きのうの夜から再び風が強い。
宴の後、車の目張りをしようとしたら、ハンドメイド窓ふさぎが一枚ない!
支度でドア開けたり閉めたり、バタバタやってる時に、風で吹き飛ばされたのか?
真っ暗な辺りをランタン照らして探したんですけど、どうにもわからん。

よりによって、料金所側なんだよな~
ないものは仕方ないので、そのまま就寝。


そして明るくなって翌朝。
まだ風が相当強い。

思うところあって
駐車場の風下のヘリを探したところ、
ありました!




雪山のヘリ根っこに池ポチャしてました

手が届くかギリギリのライン。
朝っぱらから、足まで池ポチャしたくないので道具を使って手繰り寄せ、無事回収成功!


みんないつもより早々と支度を済ませ、出撃


・・・先週の、水道脇のこぶ班写真、
サイズアップしたうえ額にまでいれてもらって、
月山写真コーナーに移動されてました。
有名選手達のサイン入り写真などが飾ってある同じ場所にあります!


・・・と、いつもの感じの書き出しになってしまいましたが、その語のもろもろはもうはしょってしまいます。

あ、先に断わっておきますが
ココナツさいとうさんにカメラ預けてたんだけど、
連写しまくり で、
撮りに撮ったり、700余枚

多すぎて収拾つか~~ん
全部一人でめんどう見きれません
後日、皆さまにはCDでお渡ししたいと思います。
駄作も大量生産ですが、消すのも面倒なので素のままで(笑)
「いらねーよ!」
とか言わずに、受け取ってやってください(笑)



今日は晴れる予報だったのに完全にハズレ。
曇りベースの寒い日になってしまいました。

そんな中、始まった全国コブ選。
昨年よりも、相当参加者が多いですね





そしてすぐに公開練習。
一晩ですっり形が変わってしまいました。
雪も硬く、コース内に氷の層も出てきてしまう厳しいコンディション。
昨日後半になってコースに慣れ、せっかく調子も上がってきたのに全く歯が立たず

一度も、完走すらできないまま公開練習が終了してました。
ヤバい。
ヤバすぎる…


開会式の最中は、ひとり相当凹んでいました
気のせいか、足も重いしフラついてる有り様…


そんなこと言ってる場合でもなく、続いて予選。

自分は行ける。
行けるはず!
と自分に強く言い聞かせて
なんとか予選は2本共クリア。


そして一次予選終了。
意外にも自分の滑りは評価され、4位で通過。
こぶ班メンバーも順当にベスト8入り。

ようやくほっとした、同時に楽しくなってきた!


リラックスしすぎ!(笑)


続く二次予選の間、やんややんや声援を送りながらジャレあったり、合間で昼ごはん。



そして午後の決勝。




番狂わせ連発!

つい油断した…
調子狂った…
コースにやられた…

みんな、それぞれに言い分はあるでしょうが、
こぶ班皆、決勝1ラウンド・2ラウンドで敗退。


そんな大人達を尻目に、
ゆーは自分の滑りを貫き通して次々に勝ち上がる

見てる方は大盛り上り!
力いっぱい ゆーに声援を送る!


そして迎えた決勝・スーパーファイナル。
相手は予選1位通過のアルペン乗り。
めっぽう速い。


アテンション…Go!





皆も本気になって応援してくれたけど、

残念ながら、そのスピードの差は歴然。
まさに大人と子供、って感じ。

一足も二足も遅れてゆーゴール

はぁぁ…
という落胆の声と、

自分たちでさえ敵わなかったこの相手では
ま、仕方ないのかな…

と、誰もが納得しかけたことでしょう。


しかし。
負けを宣告され、
悔し泣きしながら戻ってくるゆー!

迎えたオレは
健闘を讃えてやればよいのか…
「残念だったね」と声掛けてやればよいのか…

「頑張ったね」
としか言葉が出てこず
ゆーをギュっと抱きしめ 一緒に泣いてしまいました。。







まぁ、その後は気をとり直して
恒例のデュアルトレインやったりしながらみんな時間いっぱいまでコブを楽しんでからの表彰式。






その後非常事態があったりもしながら、
いつも以上に姥Pでぐたぐた寛ぎの時間を楽しみましたが

本来は、自分達が倒さねばならないような強敵を相手に、
堂々と勝負し そして敗れたゆーの悔し涙…を思い出し
自分の技術を自分で品定めして全力を出し切ることなく
「自分より強い人にはそりゃ勝てないよ…でもまあ、そこそこまでは勝てるでしょ」
・・なんて考えでやってた自分を反省すること頻りです。





最後になりますが、

いつもゆーを暖かい目で見守ってくれてるこぶ班の仲間たち

応援してくださった皆さま

本当に感謝です。
ありがとうございました。


ゆーにはこれからも、自分のスタイルを押し付けることなく
自由に 伸び伸びとスノーボードを楽しんでいって欲しいと、切に願います…



うーた拝




14/05/24 月山・現地視察

2014-05-24 15:43:33 | '13-'14

いよいよコブ選は明日ですね。
今週はずっと週末の天気が気になってて、
一応は晴れ予報だけど、それは山の天気。
見る度に晴れになったり、曇りになったり、ハラハラしてましたが。

前泊でやって来た姥Pは満天の星空☆
大丈夫そうですね。


朝になっても問題ナッシング。





ゆっくり上がって、Tバーに乗りながらコースを横目で確認。

…めっちゃピッチ細かい!?
目測で、2mあるか!?

恐れをなしつつも、
まだ主催者チームが上がってこないので、勝手に滑るわけにも行かず

とりあえず
"月曜日のお京さん"ラインを滑る。

…めちゃめちゃ難しい!Σ( ̄□ ̄;)
細くスタートした中盤、
つなぎ?のゆるターン二つ、そのあと超コマに突入するんだけど、
跳ね上がった後の入りがのっぺりし過ぎてスピードコントロール不能!

なんか、除夜の鐘コースと造りが同じなんですけど(笑)


今日は、ここで体力を消耗するわけにいかない。
しかしクリアできないのは悔しいしで、悩みつつ、力を出さないように加減しつつ、

ご多分にもれず、重役出勤でお京さんやってきた!
みな、楽に滑れるnewラインの作成を所望するが、お京さんはとりあえず滑り込みたいようで(^^;

…再びみな黙々と月曜日ラインを滑ってました
オレはやっと1回完走\(^o^)/

今日はもうこれで思い残すことはないので終了~(*^^*)


と、丁度いいタイミングで稲川キャンプ御一行様が到着♪

「滑っていいですよ~」

というのを確認してからコースIN。


激狭ピッチ。
どんな嫌らしいコースなのかと思ったら、
意外や、スッゴい素直で滑りやすい!
超楽しい♪

しかし、滑りやすい、というのは誰でもみな同じわけで、
そこでどう差をつけるか。
難しい課題に直面です。

もちろん、滑りやすいといっても決して易しいわけではないので
気を抜けばもちろん、
人より速く滑ろうなんて、スピード出しすぎても自爆します。

さらに、みんなで寄ってたかって滑ったので、形も変わってきたし
しまいにはコースクリアにも真剣、朝あれほど滑り易かったのはどこへやら~になっちゃってます~


その間
お京さんとA川さんはnewラインぐるぐるしてましたが、
ボーダー共は本日1本も滑ってません

そして、あれほど体力温存を謳ってたのに、
結局追い込みギリギリまで
足もぱんぱんになるまで大会コースを滑り込み、
いつも通り、限界間近のフラフラ状態で大斜面に挑むのでした(笑)

除夜の鐘コースは、
上の出だしが何処だかわからなくなっちゃってましたね…
でも、下の方は残ってて
その細かさたるや、凄まじい勢いでラインが増殖する中でも一際目立ってました(*≧∀≦*)


さてさて。
明日はどうなりますか。
請うご期待、ですね。


※写真他は、後日加筆修正しま~す


14/05/18 月山・大斜面ぐるぐる

2014-05-18 21:45:46 | '13-'14



仙台の虹。




寒河江の虹。

てか、雨降っとる!
慌てて寄り道。
あそこのMAX、確か24時間営業。。
と思ったら、、





ガーン..
時間変わってる
開くまで待って、ゴミ袋調達してから国道に出ると、
2台前にきょんちゃん号発見


仲良く同着した姥Pは、




はは...
天気予報通りですね

先着隊は、若干の迷いもあったようで、
「どうします

とか言ってるから、
「いくよ~」
って即答
オレの号令待ってたのか
みんなやおら動き出して出ぱぁつ


リフト駅目指してザクザク行進中、ふと思い出す。
「回数券持ってくんの忘れた

ゆー!車にあるの取ってきて~
駅に着く前に思い出して良かったね~アハハ


ぶーぶー言いつつ、
車までもう1往復してきたゆーですが、、

"本日、悪天のためTバー運休。"  


てことは、リフト1日券買うわけで、、
回数券取ってこなくても良かったんだわ~
ごめんね、ゆー


そんな一悶着で上がった天上界は、、




わぉ...
見事にGAS山ですな..

風が..冷たくて寒いです
冬装備で上がってきて正解ですね
まぁ、雨がたいしたことないだけマシですか


一応、きのうも滑ってたさやちゃんの案内で大斜面に行ったんですけど

1本目。
2本目。
3...

??

さっきどこ滑ったんだか皆目わからん。
てか、大斜面の全貌が見えないので、どこが端なんだか何番目だか、わかんないんですけど




見えないからよくわかんないけど
トラバー渋滞したり
今日って、この天気でお客さんどんだけいたんだろう


そんなおり、
下駅でお京さんに遭遇
「newらいん作ってますよ
とお声掛けいただいたので、付いてゆくことにしました。





なるほど~
って、見てもよくわかんないのでとにかく滑ってみる。

出だしは普通(・・・と言っても、十分細かい)で、
落ち込んで見えないあたりからちょっとラインを見失ってしまって
元の?緩い逃げラインを2ターン、3ターン、、
した途端から始まる超クイック

マラソンこまコブを耐えて脚がぷるぷるするあたりからラストスパート!
更に一段と細かくなる 情け容赦なきライン。
やっぱりお京さんご一行様、恐るべしっ。。ですね~

「これね、、104ターンあるんですよー」
「じゃぁあと4ターンつなげれば百八つですね」
・・・って、そんなに数える余裕オレにはないです!バシ



突然きのうの話になりますが。

夕方、家に帰ったらゆーが新しいサッカーボールを持って待ち構えていたんです。
「ぱー!サッカーやろうよ
仕方なくw中央公園に行って...
後先考えずに大暴れしてしまったんです

そうしたらもう、ソク!ですよ。
筋肉痛って..次の日?その次の日?あたりなもんだと思うんだけど、
もうだめ。すぐだめ。

きんにく..痛
じゃなくて、壊れた


そんなわけで、
背中..
腰..
モモ..
ヒザ..
ふくらはぎ..
足首..

っていうか、早い話 全部なんですけどっ

バンテリン(もどき)塗りたくって、
這うようにやってきたお京さんライン、

除夜の鐘も半ばあたりまでくると
バンテリン(もどき)が、カッカカッカしてくるんですよ

せ、背中が!
腰が!

熱いあちぃ


なかなかスンナリとは通してくれない除夜の鐘ライン。
燃えるぜ~


・・・その後、作者とははぐれ
てか、いなくなっちゃったのかな

こぶ班もみなも目の届かないところに行ってしまったようで
秋田藩に混ざってみたり、神に捕まってみたり、、

よくわかりませんが、結局オレは一日中ここ滑ってました


午後になると、GASも抜け、視界が良くなってきました




ようやく、大斜面&除夜の鐘ラインの全貌が明らかになるっ






あ、

ゆーいた
てか、墜落してる(笑)






そして追い込みの時間
ようやくこぶ班集結


どこに集結したかっていうと、、





やっぱりここかー(笑)

全貌が明らかになった現在、
ここが大斜面でもっとも細かく、凶悪なラインです。


このラインを制覇した者。

ゆー。
きょんちゃん。
Aのっち。

オレは、一番本数滑ってるのについに通すことができず!


・・・来週リベンジじゃ

来週まで残ってるかな??

って、そうじゃないでしょ!
来週はいよいよコブ選じゃぁ~~

かかって来いや~!!
お手柔らかに。笑








先週、Y君が撮ってくれた
こぶ班の集合写真。

リフト下駅食堂の水飲み場脇に貼ってくれてましたよん


14/05/11 月山・2ndシーズン イン

2014-05-11 19:21:57 | '13-'14

GWで蔵王閉店しましたので、
今週からは本格的に月山です

姥P到着、みんな結構早かったんですね。
すでに集合してました。

着くなりきょんちゃんから頂き物。
ゆーへ、って、
VOLCOMの長シャツとnomisのパーカー
ありがとうございます
↑その場でさっそく着るゆー(笑)


・・・とりあえずTバーへ、




1列痕跡は見えますよねー。
でも、なんだって
きのう雨降った
おとといは雪降った

↑そら聞きで、逆かもしれません
あまり間に受け取らないでね

確かに、新雪ぽい、ずぶずぶな雪です。
そして、Tバーコブは痕跡はあるものの
埋まっちゃって、掘り起こさないとそのままでは滑れまてん。
てゆうか、フォールラインより、ずいぶん斜め向いてます
ガスって視界が悪いときに引いたラインだろうか

そういうわけで、
まぁ、人数もいるし、雪も柔らかいので新設の方向で。

なんですが、
あまりに不整地モサモサで、1本滑って戻ると
さっきのラインがよくわからん

それを2回繰り返してしまったので、
3本線合体のイビツなラインになってしまいました


・・・なんだかコレ、気に入らないねぇ
とかって言ってるときに、

ゲレンデに笑い声響き渡る3人娘、
の一人・けーちゃんが唐突にTバーへ上がってきた


何事かっ
と思ったんだけど、コブに目覚めてしまったらしい。
素晴らしいです
そして、イキナリTバーに上がってくるって...
見上げた根性です。褒めてあげたい。

なので、少し離してゲート側におけいライン。
サイドスリップコブを1本作成

そして、ついでだ!もう1本!
その隣にこまコブ増設。
これで大・中・小が揃いました


今年から、ペアリフト1日券で
Tバーも2回乗れるようになったみたいです。
そのせいでしょうかね。午前中はTバー結構混みました。

しかし、すぐ帰るお客さんが多数
午後になると、すき好きすきーな感じでした



向こう側にサンダーボルト、の他には
時々思い出したようにやってくるyudono3の皆さま
それ以外はほぼ、こぶ班だけ


今日の柔雪はずんずん掘れる。
いつのまにかどっちも深くなって、立派に成長。


中こぶ



こまコブ


この、成長したコブを、
まっすぐ...とかわけわかんないこという人が一人。
試しにやってみた。

大きい方は、意外といけますね。
ただ、落差が非常に大きい(笑)
テーブルトップみたいなとこがやたらデカイ。
そこを通過するとき、
どうにも手が暴れてしまう

小さい方は、逆にテーブルが全くなく、むしろトン尖ってる
前落とすタイミングが掴めず暴走

んー
難しい

でた結論は、コブの形なりに滑るのが一番スムーズ。
当たり前といえばアタリマエ、だけど
ちょっぴり悔しい。ようするに、自分のテクが足らんのです






月山といい、
蔵王といい、
週末アタリな日が続いてます。
今日も一日素晴らしい天気


顔がぽっぽ
足はへろへろ




ペース配分考えないから、
今日も下山の大斜面はよろよろでした。





かつて、この大斜面を余力十分で颯爽と滑り降りた記憶は....ない。(笑)
そして今日も、、笑

てか、1日ここを滑ってる人って、スゲー!と思います。





振り返ると

朝は確か7列?
っだったラインが、





分岐・合流は無視して12列
誰が作ってるのか知りませんが、
こっちもがんばってますね~

・・・ということで、また来週。



そしてまた帰り足のどうでもいい話。

セブンイレブン限定の、ガリガリ君
知ってます?
シュークリーム味。
(↑正式名はもっと美味そうな名前なんだけど...大雑把な表記でスイマセン)

しばらく前からやってたんだけど、
朝。出勤するときに...アイスなんか食わないよ!
夕方。これから晩御飯だってのに、アイス食わないよ!

・・・という日々が長く続き

きのう、ゆーの運動会でイレギュラーな日。
絶好のタイミングで、アイス食いたい!セブンに寄ったら、

地元のセブンは既に売り切れ?終了してました



そして、期待を込めて寄った西川セブン。





さすが
まだ置いてました

味?どんなかって??

来週もまた食べたいか?って聞かれたら.....


別にいいよ。もう満足しました







14/05/06 山形蔵王・コブ de チョッカリ選手権

2014-05-06 22:13:33 | '13-'14

月山インの後に蔵王にまた来るのって、初めてじゃないですかね。

なんか…スケールの小ささを感じます。
鳥かごの中で滑ってる、みたいな。
自然の中、というより
人工遊戯施設、みたいな。
ま、安心感あっていいですけどね。

何をエラソーに?
まぁ、まぁ、、



・・・今シーズンラストの蔵王です。

曇りの宮城、晴れの山形。
を、期待してたんですけど・・・
そうでもないですね





陽が出てなくて、うすら寒い感じです。
てゆうか、どうしちゃったんですか
不整地が半分ピステンで踏み潰されちゃってますけど
そんなに整地を幅広くとらなくても...
見た感じいいコブがないのは明らかで
整地と不整地の境界に、早々にnewライン作成開始しました。
整地ロングターンに踏み潰されないよう、イッキ勝負でまずは領土確保

すると、更に外側にモグラさん達が追加で拡張。

今日はなんでか、その筋の人が多いですね。

気付けば、更に外にも縦ライン増殖。
既存のカスラインも掘り起こされて、縦化してゆきます


いやほんとに。
超ゆる滑り跡(あえてコブとは呼ばない)は無視して、
いつの間にか今日のライン、縦が快適なラインが揃っちゃいました。
細かいんだけど、粒揃いで滑りやすいんですねぇ~
モーグラー様様です


そんな折、
ヨシタローが不意に言う。

「うーたさん、真っ直ぐに滑ってみてくださいよ」

おっけー
黙ってたって今日のラインは縦だもの。
ひょいひょい、と

「そうじゃないんですよ。直滑降で

え~
マジでぇ?

そんじゃあ、気合入れて...

「・・・どうだった?

「ダメですよそれじゃ。まだターンしてるじゃないですか」
「直滑降ですよ!


なんだそりゃ!
オレに死ね!っていうのか??

自分でやってみろよ!

・・・突撃するヨシタロー
ふっ。まだまだ甘いな
↑ナンダカンダ言いつつ、この時点でやる気満々(笑)

運悪くその場に居合わせたきょんちゃんも...

一度やってみると、完走できないのがどうにも納得できない。

「もう1っぺんやるか?」
「承知
ってことで、エスカレートするうち、恐怖心はマヒしてみんなイケイケになってきたね


・・・という、3人の意地の張り合いが発端となり、
こぶ班全員を巻き込んで

第1回 こまコブ直滑降選手権開催と相成りました

ルールは簡単。
直滑降以外認めない。
ターン1回に付き、1点減点

第1ヒート。
第2ヒート。





途中でぶっ飛んだり
ビビってターンしてしまったり、だったのが、
徐々にみな根性が座ってくる

滑りながら、スイッチ入るのが下から見てるとわかりやすくてすげーウケるんですけど

みんなすごいじゃないですかぁー
やればできるじゃん!


大会の模様は近日中に、動画UP予定です。
請う、ご期待


その後の皆の滑りは、ひと皮剥けたようでした。

まぁ、考えてもみれば
あのコブを直滑降で行ってしまえば、それ以上のことは何も恐れることはない(笑)


その後も
コブレーンを無視して不整地ロングターンのデモンストレーションだとか、

今日のみんなは、なんか壊れてしまいましたが





今日は蔵王は最終日ですが、
世間的には連休最終日。

人が掃けてゆくのが早い感じがしましたが

今日もいつまでも帰らないこぶ班。





蔵王中央ロープウェー
今シーズン最後の乗客となるのでした。



ちなみに、今日撮った写真、これだけなんです。
よほどムキになって滑ってたんだわな


次週より、いよいよ月山シーズン始動します。
みなさま 張り切っていきましょー


【追】
例の大会Vが出来上がりましたっ。
hirama氏 毎回ありがとうございます
では、どうぞ

 


14/05/04 月山・BCツアー 2日目

2014-05-05 00:21:28 | '13-'14

BCツアー2日目。

きのうは午後ヤラれましたけど、天気予報通り、といえばその通り。
環虹も出てたしね。


昨晩、というか夜中?丑三つ時あたりは猛烈な風が吹いてました。
車が大きく揺すられ、??地震?
スゲーばさばさ音。あぁ、風か、
みたいな。


今日は予報だと1日中晴れ。
湯殿山方面に向かいます




…朝のミーティング?笑
で、アブナイところも通るようで。
きのうより、ずっとずっとデンジャラスゾーンらしいです。

きのうもそうだったけど
基本皆さん酒飲みだし
本気よりも冗談が優勢な日常会話、な面白い人達ですが

リーダーの判断・指示に余計な口出しする人はいませんね
まさに、一目置かれてる。という感じが
飛び入りのオレにもよくわかります。

少しずつ、話を聞けばこの人
もの凄い人のようです。
きのうもBCツリーランしながらくるくるバレエ滑ってて、只者ではないよね


こんな人達に混ざって、突然
「オレも連れてってー」
「いいよー」
って、(笑)



・・・また前置き長くなってしまいましたが、
では行ってみようか!





なぜこんな寒い格好で歩いてるのかというと、(笑)
昨日の一戦後、きょんちゃんが

「濡れ物、宿で乾かしといてあげる」

というので、
板からブーツからウェアから、、
みな預けてしまったので(^^;


宿へ。きょんちゃん部屋を訪ねると、





こんなにきちんと・・・
これまで一度もたたまれたことないんです。このウェア達
勝手に玄関先に放置していったブーツまで...

ホントに何から何まで...
今回はほんとにありがとうございました


あ、また前置きに戻った?(笑)
今度こそ本当に行ってきま~す!


大斜面コブは1列増えて5列になってましたー 
 --以下、省略--

今日は諸事情により、Tバーに乗ります。



ゆーの右側。
赤いスキーヤーの上の雪渓が、きのう下りてきたところです!
と、教えてもらいました。
へー。そうなんだ…(笑)





このあとは自分の足で登ります




写真があまりに多いので、手短に進めまーす






姥ヶ岳山頂。をスルーして、さらに奥へ
ずいっっと入ったところです。
笹藪を突破したところが1回戦のスタート





超気持ちいい斜面
自分的にはたぶん、今シーズン一番のナチュラルハイ
カービングもドリフトも、そんなのどうでもいい感じで
意味も無くばんざいしながら滑ってました





1回戦終了地点。
広く平らになってるここの下は、池らしい!
ちょうど湯殿山の右山裾のあたりに小さく建物があるのわかります?

そう。ここは、去年秋の
"果てしない下りから始まる登山コース"
の、ゆーの靴下を乾かし休憩した、まさにアノ場所です

ちょびさん、ウエダマン、、わかりますよね!





ここからひたすら湯殿山頂を目指して登ります。
そして、ここからはデンジャラスゾーン





いくつもの、
クレバス
雪庇
落とし穴?





リーダーさとうさんが安全を確認してから、
慎重に進みます




同じ場所の写真じゃないんですよ
こういうところばかり続くんです





とうちゃん!
あたま邪魔!笑

皆に、"とうちゃん"
と呼ばれるこの方。

ひと目逢ったその時から
モリオさんにそっくり過ぎて、超ウケました~

もし二人並んでいたら、
全く見ず知らずの人でも100%

「兄弟かなにかでしょ?」

と言ってくれる自信があります


ちなみに、
"とうちゃん"と ゆー が並んで歩いてるその様は、
まるで、
"じじ と 孫" ですwwwww





笑ってる場合じゃないんですけど~
なんか、もうマヒしてきますね





晴れても月山
雨でも月山
ガスでもガス山

全部含めて月山。。ですけど、
当然といえば当然ながら、晴れてる方が気分はいいです~





ほぼ?尾根伝いに山頂を目指します





雪上に安全な突破ルートが無い場合は、笹竹を掴んでこじ登ります
立ってる笹はいいけれど、
踏んづけて倒れてる笹に乗るとまぁー滑ること

ストック引っ掛かるわ、
ブーツのバックル引っ掛かってはずれるわ、
ウェアに泥つくわ、、、




「決して後ろをふりかえるな!」
をアドバイスされた斜面。

後ろ見てないので、どのくらい怖い場所なのか実感はあまりないんですが
精神的に 怖いの、怖くないの、、
ってそういうんじゃなくて、あまりに急すぎて
ふいに振り返った、そのちょっとしたはずみでバランス崩して物理的に危険
そんな気がする場所でした





そしてついに山頂~
ここでお昼ごはん
みんな同じ。おにぎり2個とおここです





1回戦で滑ってきた斜面はあちら





右に亀裂、
左にも亀裂、
そのラインを越えてはイケマセン





朝日連峰方向なんですが
みんなが写るの最優先で、、





向こう側は昨日の2回戦コース
見えないけど、尾根のさらに向こう側が、いわゆる大斜面





山頂から
2回戦目のスタート位置まで
クレバスをそろりそろり渡ってトラバース





あの尾根をずっと歩いてきたんですね





ここからが2回戦コース





リーダー、
ああやって毎時間、1時間に1回
ナントカセンター..に連絡を入れます。
もし連絡を入れないと、何か不測の事態が起こったもの....
と自動的に判断されて、センターでモニターされているGPS信号の位置にヘリが飛んでくるシステムらしいです。

スタート前にライン取りを教えてもらいます。
行ってはいけない場所。
好きなように滑って大丈夫な場所。
クラックのある場所。。



でわ。




ゆー選手GO!!

ちなみにオレ、せっかくのこの斜面。
出だしでつまずいてコケました(笑)





来た方向を振り返る





このハンパない急斜面感、たまりません

左から回り込んで、ガケを飛び出すのがおもしろいらしいです。
シマの向こう先、白い斜面から回り込んではイケマセン

リーダーに「ダメ」と言われたとこには決して行ってはイケマセン。
死にます。





リーダー行った~
誰が一番ギリまで行けるのか~
カッコいい~
この斜面、つーか、崖..何度あるだろう(笑)





ゆーも行った~
マジかよ~



この後は、

"果てしない下りから始まる登山コース"
の沢伝いに下りて、









昨日と同じツリランを通ってネイチャーセンターへ到着。

無事、車で宿まで下山しました。
あれだけみんなで、
「車のカギ持った?」
を連呼されて尚、忘れるようであれば
友達なくします。たぶん



・・・今回、初のBC。

一緒に歩いた皆様。
きっかけになってくれたきょんちゃん。

やばいです。超絶楽しかったです
ありがとうございました
ゆーも、今回のスペシャルな体験、すごく喜んでます

また来年も行きたいです



今回(てか、毎回?)ガイドしてくださったさとうさん


Special thanks




また来年の、GWの6日前、絶妙のタイミングで家族にインフル蔓延..(笑)
いや・・・
GWの田んぼ手伝いを回避する何か別のテはないだろうか







14/05/03 月山・BCツアー 1日目

2014-05-03 18:24:18 | '13-'14

今回は、コブは一時休戦です。

きょんちゃん御一行様が、BCツアーするというので急遽オマケでくっついて行くことにしました。

朝こっ早く 西川7に寄ると、
中根さんとこんちゃんの車が!
昨晩あきばで飲んで、そのままお休み、らしい。

わざわざ叩き起こして挨拶するのも申し訳ないので
窓に名刺を貼り付けてスルーしてきました(笑)






途中、写真撮り撮りノロノロ走ってけど
それでもいきなり早く着いてしまったので、
姥Pまで上がって朝の風景など撮りがてら。








…大斜面コブは、4列になってますね。
アンド
しばし散策してから志津Pへ戻る。
すると ゆー、

「おっきい方の用足ししたい」

…だからさっきしとけ!って言ったのに!

ここトイレないから…そこの雪のうえでやってこい!
ゆー、山登りするといつもじゃん。(*≧∀≦*)

て笑ってたら、自分もなんか、、(笑)

おーい!ゆー!
こっちちっしゅよこせ!

「ぜんぶつかっちゃった(((・・;)」

「ば・ばかやろー」
「車に戻って別なのもってこい!!」

…朝から雪の上で尻まる出して何やってんだ この親子


今回は、
"山の素晴らしさを伝えたい の巻"
なはずなんですが、
こんな出だしですいません(笑)



朝はゆっくりの行動開始
志津から路線バスで姥Pまで上がります。







キャリーサービスへの乗り入れ口は、



例年自分が来る時期が少々遅いからですかね?
記憶にある限り、こんなに急坂になっていたのはかつてありません。


ペアリフトまで歩いて、そこでまた長めのちょっと休憩。
マイボトルコーヒーを飲んで、そのままベンチに置き忘れてきたことに気付くのは4時間後であった。


Tバーには、既に1列コブできてましたよ





今日はあそこの斜面を滑るらしい。
ここから後はひたすらハイクです。




通常の登山道よりはだいぶショートカットなのかなぁ

牛首までは意外と近く感じましたけど。










段々と

高度感が増し







そういえば、
ゆーのヤッホーぽいんとのことををリーダーさとうさんに話したら、知っていました
ゆーの発見はたまたま偶然だけど、ガイドとしては知ってて当然の場所なんですかね~


そこから先の急斜面が大変なんだこれが。
途中のガレ場。
ハイマツ地帯。



書くとあっという間だけど、いやいやなかなか。
夏でも真剣な登山道は、
ハードブーツ履いて歩きにくいことなおさらです


そして山頂…までは行かずに、平場の大岩の陰でお昼休憩。
そう。この頃にはなんだか曇ってきて、風が冷たくなってきてた。
てか、寒い。あるものみんな着込んで
では出発、
これからが本番。いよいよ滑りま~す♪




…というまさにその時、

猛烈な勢いでガスが上がったきた。
吹上げる強風。
あっという間にホワイトアウト。

ヤバい…
本気でヤバい。
ここはもはや、スキー場ではない。
山中真っ只中。
ビーコンからGPSから、装備は万全だけど
リーダーさとうさん
「今動くのはマズイ、」
と、その場で全員待機。
さみーよ~( ̄□||||!!





ゆー、アナグマになって出てこようとしません。
雨風しのげて暖かいらしい。
でも、泥んこは...どうなってんの

この画。
引きで眺めてると..





なんか、
ゆー、先生に怒られてる、の図。
みたいなんですけど



どのくらい待ったかなぁ
今日 帰れるんだろうか?とか思う頃
大きな雨粒、雪っぽい部分もあり

「今行くしかない!」

真っ白で視界が利かない中、
不安定なガレ場をおっかなビックリ突破。
雪面に出て、ひたすらトゥサイドでジグザグトラバース。

はぐれたらアウト。
みんなまとまって、
ちょっと行ってちょっと止まってメンバー確認、の繰り返し。

と、、西やんがこない!
どこだ~( ̄□||||!!
みんなで呼んだり
笛を吹いたり
電話したり。

そんなに離れてるはずではないのに、全く方向がわからない。

呼べど叫べど、強風が唸って声など聴こえない。
電話は一応繋ったけど、場所の説明しようがない。
一番効いたのはやっぱり笛でしたねー。

上がる前、全員に渡されてあったんです。

上にいるのか下にいるのか??
強風が唸る中、みんなで笛を吹いて、反応に耳を澄ます。
下だ下!!

横一列に広がって、笛の音を探りながらそろそろ降りる。

今度は…左だ!左!!

これを繰り返してようやく西やん見つけ出して合流。

このホワイトアウトの中、一人ぼっちはさぞかし心細かったでしょう…

良かった良かった。

しかし西やん、
この後の二回戦でもはぐれて笛の世話になるのであった。
伝説の人か(笑)



…しばらく降りた後、小休止していると...



サア~っと突然視界が開け、





キターー!!!!
テンション上がるぅ~
なんだここは!どこなんだ!

オレだって、月山は長く通って
結構わかってる気になってたけど
ここは全く未知の場所。




↑あそこから滑ってきて




↑あっちに向かうらしい。


スゲー




このあたりはこのコースで一番緊張する場所らしい。
あの崩壊が進む頭上の雪庇がタイミング悪く、今崩れてきたら...


全壊せずとも、
この辺にゴロゴロ転がってる雪玉は、運動会の大玉転がしサイズ。
冗談にも体当たりしたくはない。

ササーっと通り過ぎて、
後で知ったのは
"鍛治小屋下の雪渓"というところを滑ってきたらしい。

そしてこの先は、
"便所の裏コース"
を通って、最終的にペアリフトの下へ出てきたようだ。


で、再びペアリフト。
…の前に、朝置き忘れていったマイボトルを救出。

落とし物コーナーに届いてるのかな?
と思ったら、そのままベンチで6時間
主の帰りを待っていた(笑)


二回戦目は、大斜面トラバーを更に突き抜けたところがスタート。




ここの急斜面は、危ないものはない
好きなように滑っていいよ~
なので、みんなイッキ落ち~

それから下の沢沿いのツリランをかなり長いこと滑って、



今度出たところはネイチャーセンターであった。





ここに、朝のうちに車を廻しておいたのだけど、
車のキーを宿に忘れてきてしまう離れ業 は、王子と呼ばれる人物(笑)


かくして、最後に待ち受けていたアトラクションは、
志津温泉までアスファルトトレッキング~、、





王子には、この池がらみでボッチャンの伝説があるらしい



天然キッカーの形状を視察する二人。w


…明日に続く。






こうしてみると、なんか...
頼もしさすら感じる横顔だね