今回は、コブは一時休戦です。
きょんちゃん御一行様が、BCツアーするというので急遽オマケでくっついて行くことにしました。
朝こっ早く 西川7に寄ると、
中根さんとこんちゃんの車が!
昨晩あきばで飲んで、そのままお休み、らしい。
わざわざ叩き起こして挨拶するのも申し訳ないので
窓に名刺を貼り付けてスルーしてきました(笑)
途中、写真撮り撮りノロノロ走ってけど
それでもいきなり早く着いてしまったので、
姥Pまで上がって朝の風景など撮りがてら。
…大斜面コブは、4列になってますね。
アンド
しばし散策してから志津Pへ戻る。
すると ゆー、
「おっきい方の用足ししたい」
…だからさっきしとけ!って言ったのに!
ここトイレないから…そこの雪のうえでやってこい!
ゆー、山登りするといつもじゃん。(*≧∀≦*)
て笑ってたら、自分もなんか、、(笑)
おーい!ゆー!
こっちちっしゅよこせ!
「ぜんぶつかっちゃった(((・・;)」
「ば・ばかやろー」
「車に戻って別なのもってこい!!」
…朝から雪の上で尻まる出して何やってんだ この親子
今回は、
"山の素晴らしさを伝えたい の巻"
なはずなんですが、
こんな出だしですいません(笑)
朝はゆっくりの行動開始
志津から路線バスで姥Pまで上がります。
キャリーサービスへの乗り入れ口は、
例年自分が来る時期が少々遅いからですかね?
記憶にある限り、こんなに急坂になっていたのはかつてありません。
ペアリフトまで歩いて、そこでまた長めのちょっと休憩。
マイボトルコーヒーを飲んで、そのままベンチに置き忘れてきたことに気付くのは4時間後であった。
Tバーには、既に1列コブできてましたよ
今日はあそこの斜面を滑るらしい。
ここから後はひたすらハイクです。
通常の登山道よりはだいぶショートカットなのかなぁ
牛首までは意外と近く感じましたけど。
段々と
高度感が増し
そういえば、
ゆーのヤッホーぽいんとのことををリーダーさとうさんに話したら、知っていました
ゆーの発見はたまたま偶然だけど、ガイドとしては知ってて当然の場所なんですかね~
そこから先の急斜面が大変なんだこれが。
途中のガレ場。
ハイマツ地帯。
書くとあっという間だけど、いやいやなかなか。
夏でも真剣な登山道は、
ハードブーツ履いて歩きにくいことなおさらです
そして山頂…までは行かずに、平場の大岩の陰でお昼休憩。
そう。この頃にはなんだか曇ってきて、風が冷たくなってきてた。
てか、寒い。あるものみんな着込んで
では出発、
これからが本番。いよいよ滑りま~す♪
…というまさにその時、
猛烈な勢いでガスが上がったきた。
吹上げる強風。
あっという間にホワイトアウト。
ヤバい…
本気でヤバい。
ここはもはや、スキー場ではない。
山中真っ只中。
ビーコンからGPSから、装備は万全だけど
リーダーさとうさん
「今動くのはマズイ、」
と、その場で全員待機。
さみーよ~( ̄□||||!!
ゆー、アナグマになって出てこようとしません。
雨風しのげて暖かいらしい。
でも、泥んこは...どうなってんの
この画。
引きで眺めてると..
なんか、
ゆー、先生に怒られてる、の図。
みたいなんですけど
どのくらい待ったかなぁ
今日 帰れるんだろうか?とか思う頃
大きな雨粒、雪っぽい部分もあり
「今行くしかない!」
真っ白で視界が利かない中、
不安定なガレ場をおっかなビックリ突破。
雪面に出て、ひたすらトゥサイドでジグザグトラバース。
はぐれたらアウト。
みんなまとまって、
ちょっと行ってちょっと止まってメンバー確認、の繰り返し。
と、、西やんがこない!
どこだ~( ̄□||||!!
みんなで呼んだり
笛を吹いたり
電話したり。
そんなに離れてるはずではないのに、全く方向がわからない。
呼べど叫べど、強風が唸って声など聴こえない。
電話は一応繋ったけど、場所の説明しようがない。
一番効いたのはやっぱり笛でしたねー。
上がる前、全員に渡されてあったんです。
上にいるのか下にいるのか??
強風が唸る中、みんなで笛を吹いて、反応に耳を澄ます。
下だ下!!
横一列に広がって、笛の音を探りながらそろそろ降りる。
今度は…左だ!左!!
これを繰り返してようやく西やん見つけ出して合流。
このホワイトアウトの中、一人ぼっちはさぞかし心細かったでしょう…
良かった良かった。
しかし西やん、
この後の二回戦でもはぐれて笛の世話になるのであった。
伝説の人か(笑)
…しばらく降りた後、小休止していると...
サア~っと突然視界が開け、
キターー!!!!
テンション上がるぅ~
なんだここは!どこなんだ!
オレだって、月山は長く通って
結構わかってる気になってたけど
ここは全く未知の場所。
↑あそこから滑ってきて
↑あっちに向かうらしい。
スゲー
このあたりはこのコースで一番緊張する場所らしい。
あの崩壊が進む頭上の雪庇がタイミング悪く、今崩れてきたら...
全壊せずとも、
この辺にゴロゴロ転がってる雪玉は、運動会の大玉転がしサイズ。
冗談にも体当たりしたくはない。
ササーっと通り過ぎて、
後で知ったのは
"鍛治小屋下の雪渓"というところを滑ってきたらしい。
そしてこの先は、
"便所の裏コース"
を通って、最終的にペアリフトの下へ出てきたようだ。
で、再びペアリフト。
…の前に、朝置き忘れていったマイボトルを救出。
落とし物コーナーに届いてるのかな?
と思ったら、そのままベンチで6時間
主の帰りを待っていた(笑)
二回戦目は、大斜面トラバーを更に突き抜けたところがスタート。
ここの急斜面は、危ないものはない
好きなように滑っていいよ~
なので、みんなイッキ落ち~
それから下の沢沿いのツリランをかなり長いこと滑って、
今度出たところはネイチャーセンターであった。
ここに、朝のうちに車を廻しておいたのだけど、
車のキーを宿に忘れてきてしまう離れ業 は、王子と呼ばれる人物(笑)
かくして、最後に待ち受けていたアトラクションは、
志津温泉までアスファルトトレッキング~、、
王子には、この池がらみでボッチャンの伝説があるらしい
天然キッカーの形状を視察する二人。w
…明日に続く。
こうしてみると、なんか...
頼もしさすら感じる横顔だね