team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

14/05/03 月山・BCツアー 1日目

2014-05-03 18:24:18 | '13-'14

今回は、コブは一時休戦です。

きょんちゃん御一行様が、BCツアーするというので急遽オマケでくっついて行くことにしました。

朝こっ早く 西川7に寄ると、
中根さんとこんちゃんの車が!
昨晩あきばで飲んで、そのままお休み、らしい。

わざわざ叩き起こして挨拶するのも申し訳ないので
窓に名刺を貼り付けてスルーしてきました(笑)






途中、写真撮り撮りノロノロ走ってけど
それでもいきなり早く着いてしまったので、
姥Pまで上がって朝の風景など撮りがてら。








…大斜面コブは、4列になってますね。
アンド
しばし散策してから志津Pへ戻る。
すると ゆー、

「おっきい方の用足ししたい」

…だからさっきしとけ!って言ったのに!

ここトイレないから…そこの雪のうえでやってこい!
ゆー、山登りするといつもじゃん。(*≧∀≦*)

て笑ってたら、自分もなんか、、(笑)

おーい!ゆー!
こっちちっしゅよこせ!

「ぜんぶつかっちゃった(((・・;)」

「ば・ばかやろー」
「車に戻って別なのもってこい!!」

…朝から雪の上で尻まる出して何やってんだ この親子


今回は、
"山の素晴らしさを伝えたい の巻"
なはずなんですが、
こんな出だしですいません(笑)



朝はゆっくりの行動開始
志津から路線バスで姥Pまで上がります。







キャリーサービスへの乗り入れ口は、



例年自分が来る時期が少々遅いからですかね?
記憶にある限り、こんなに急坂になっていたのはかつてありません。


ペアリフトまで歩いて、そこでまた長めのちょっと休憩。
マイボトルコーヒーを飲んで、そのままベンチに置き忘れてきたことに気付くのは4時間後であった。


Tバーには、既に1列コブできてましたよ





今日はあそこの斜面を滑るらしい。
ここから後はひたすらハイクです。




通常の登山道よりはだいぶショートカットなのかなぁ

牛首までは意外と近く感じましたけど。










段々と

高度感が増し







そういえば、
ゆーのヤッホーぽいんとのことををリーダーさとうさんに話したら、知っていました
ゆーの発見はたまたま偶然だけど、ガイドとしては知ってて当然の場所なんですかね~


そこから先の急斜面が大変なんだこれが。
途中のガレ場。
ハイマツ地帯。



書くとあっという間だけど、いやいやなかなか。
夏でも真剣な登山道は、
ハードブーツ履いて歩きにくいことなおさらです


そして山頂…までは行かずに、平場の大岩の陰でお昼休憩。
そう。この頃にはなんだか曇ってきて、風が冷たくなってきてた。
てか、寒い。あるものみんな着込んで
では出発、
これからが本番。いよいよ滑りま~す♪




…というまさにその時、

猛烈な勢いでガスが上がったきた。
吹上げる強風。
あっという間にホワイトアウト。

ヤバい…
本気でヤバい。
ここはもはや、スキー場ではない。
山中真っ只中。
ビーコンからGPSから、装備は万全だけど
リーダーさとうさん
「今動くのはマズイ、」
と、その場で全員待機。
さみーよ~( ̄□||||!!





ゆー、アナグマになって出てこようとしません。
雨風しのげて暖かいらしい。
でも、泥んこは...どうなってんの

この画。
引きで眺めてると..





なんか、
ゆー、先生に怒られてる、の図。
みたいなんですけど



どのくらい待ったかなぁ
今日 帰れるんだろうか?とか思う頃
大きな雨粒、雪っぽい部分もあり

「今行くしかない!」

真っ白で視界が利かない中、
不安定なガレ場をおっかなビックリ突破。
雪面に出て、ひたすらトゥサイドでジグザグトラバース。

はぐれたらアウト。
みんなまとまって、
ちょっと行ってちょっと止まってメンバー確認、の繰り返し。

と、、西やんがこない!
どこだ~( ̄□||||!!
みんなで呼んだり
笛を吹いたり
電話したり。

そんなに離れてるはずではないのに、全く方向がわからない。

呼べど叫べど、強風が唸って声など聴こえない。
電話は一応繋ったけど、場所の説明しようがない。
一番効いたのはやっぱり笛でしたねー。

上がる前、全員に渡されてあったんです。

上にいるのか下にいるのか??
強風が唸る中、みんなで笛を吹いて、反応に耳を澄ます。
下だ下!!

横一列に広がって、笛の音を探りながらそろそろ降りる。

今度は…左だ!左!!

これを繰り返してようやく西やん見つけ出して合流。

このホワイトアウトの中、一人ぼっちはさぞかし心細かったでしょう…

良かった良かった。

しかし西やん、
この後の二回戦でもはぐれて笛の世話になるのであった。
伝説の人か(笑)



…しばらく降りた後、小休止していると...



サア~っと突然視界が開け、





キターー!!!!
テンション上がるぅ~
なんだここは!どこなんだ!

オレだって、月山は長く通って
結構わかってる気になってたけど
ここは全く未知の場所。




↑あそこから滑ってきて




↑あっちに向かうらしい。


スゲー




このあたりはこのコースで一番緊張する場所らしい。
あの崩壊が進む頭上の雪庇がタイミング悪く、今崩れてきたら...


全壊せずとも、
この辺にゴロゴロ転がってる雪玉は、運動会の大玉転がしサイズ。
冗談にも体当たりしたくはない。

ササーっと通り過ぎて、
後で知ったのは
"鍛治小屋下の雪渓"というところを滑ってきたらしい。

そしてこの先は、
"便所の裏コース"
を通って、最終的にペアリフトの下へ出てきたようだ。


で、再びペアリフト。
…の前に、朝置き忘れていったマイボトルを救出。

落とし物コーナーに届いてるのかな?
と思ったら、そのままベンチで6時間
主の帰りを待っていた(笑)


二回戦目は、大斜面トラバーを更に突き抜けたところがスタート。




ここの急斜面は、危ないものはない
好きなように滑っていいよ~
なので、みんなイッキ落ち~

それから下の沢沿いのツリランをかなり長いこと滑って、



今度出たところはネイチャーセンターであった。





ここに、朝のうちに車を廻しておいたのだけど、
車のキーを宿に忘れてきてしまう離れ業 は、王子と呼ばれる人物(笑)


かくして、最後に待ち受けていたアトラクションは、
志津温泉までアスファルトトレッキング~、、





王子には、この池がらみでボッチャンの伝説があるらしい



天然キッカーの形状を視察する二人。w


…明日に続く。






こうしてみると、なんか...
頼もしさすら感じる横顔だね