team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

11/08/28月山・番外編 1Q84

2011-08-28 19:31:43 | '10-'11

長年の懸案事項、、だったかどうかは定かでないが
ゆーを滑りに連れて来たときに、

「月山の頂上まで登ってみたい」
って言ってたんだよね。
本人は忘れてたみたいだけど。

ま、オレも雪のない月山て興味あったし。
先週は雨、てゆうか、盆休みに行きそびれた墓参りだったし。
来週は台風がどーたらこーたら言ってるし。

行くなら今しかない!ってことで、行ってきました。

ゆーは高速に乗るまで、泉ヶ岳かなんかに行くつもりでおったんだとか
昨日、「月山行こうな」。て言うたやん


元々天気はいいはずって確信して来たんだけど、




雲海です。ビュリホ~
やっぱり今日はアタリだツイテル

さぁ行くぜ!ってんで、勇んで出発!
自分の足元ふと見たら、サンダルのまま。
戻って仕切りなおししたとかしないとか。


そんなこんなで、リフトに乗って




定番の立ち位置でぱちり


シャッター押すの頼んだおじさん、、本当に機械的にシャッター押しただけで・・・
もちょっとこう、、構図的に気を利かせて欲しかったんだけど...


で、ゆー、、何してるの!?
お賽銭か? 



は!?
お地蔵さんにスルメって、なんでそんなもんリュックに隠し持ってるんだよ(笑)





そしてようやく登り始めた途端
登山道脇の"名称不明"な花をむんずと掴み、何の躊躇もなくブチっ

こ・こら
それは、ウチの近所の空き地の猫じゃらしとちがうんだぞ
確かに形状は似てるけどさ・・・

この山では何にも採ってはイケマセン



それも、、...よしなさい


しばらく登って姥ヶ岳への分岐を牛方面に。



そして姥沢小屋方面からの合流で、なにやらおばちゃんが、
「ボクう~」と呼びつつ、小走りでこっちにやってくる。

今度はナニしたぁ~ ゆー!!
・・・と、どきっとしたが

単に 「さっき下で会ったよね」 ってだけだった。
下から歩いてくるのと、リフトに乗ってくるのと、時間的には大して変わらないらしい。





で、このご婦人なんだが、やたらと花にもこの山にも詳しくて、
地元の人?よくわからないんだけど、聞いてもないのに
「コレは何々、アッチは何々」と説明してくれる。

お歳なりに歩みは決して速くないんだけど、
平均すると、ゆーの"ダッシュしちゃ、すぐ疲れた言う"ペースとちょうど合うらしい。

最初はうへぇ~っても思ったんだけど、
旅は道連れ、、世はなんとか。で、更にいつのまにかお供が増え、、
考えようによっては、ガイドが付いてくれてるようなもんだ。

ご婦人方にいろいろ教えてもらいつつ、お話しつつ仲良く登ってゆきました。



フウロ....なんだっけ??


ゆーが猫じゃらし扱いしてたやつ


ナントカの花が咲き終わったあと(笑)





この場所で突如ゆー、全力で「ヤッホー」って
あぁ・・・また...
って思ったら、コダマがアッチのほうまで響き渡ってる!!
すげー!山びこ?これが??

ご婦人曰く、本当に「ヤッホー」って返ってくる場所というのは、実は地形的にそうザラにはないそうな。
そしたら ゆー、得意げに全力ヤッホー連発
そっちこっちでやってたけど、結局最初の場所でしかヤッホー返ってこなかった。 

そのご。ペースがほぼ同じ周辺の人達に
"ヤッホー坊や” って呼ばれてた(笑)






雪のない月山。と思っていたら、まだあった。
これ、連中が最後まで粘ってた雪渓かな?(笑)
さすがにもう滑れるほど広くはないけれど

尾根の向こう側だか山向こうだか?に行けばまだ滑れるらしいデス
リフトのたなぴーさん、、「明日滑りに行く」って言ってた





そして最後の壁を登り終えると、、
マチュピチュの城砦のような月山神社が見えてきます。




しかし、ここ、結構出費がかさむもんだね

お参りした後、
お守りとか御札と一緒に売ってた鈴が かなり気になってたんだけど、今日は止めておこう。って我慢したんだよね。

で、おべんと食べた後
再び合流したご婦人方(←あくまで偶然であって、待ち合わせしていたわけではない)が、
例の鈴を付けていたんです。

チーーン.....
いい音してるなぁ...

やっぱりオレもあのすず欲しい
ってことで、ゆーにもう一回行かせました。

「オミヤゲ買い忘れた」って言って、検問(お祓い所)をロハで突破せよ!つってww

かなりしばらくして、、ゆーが手ぶらで戻ってきた
売り切れだった。。
そんなことあるんか!?
ちゃんと聞いたのか?確認したのか?

って問いただすと、自分で探して見当たらなかったから、
聞くのも恥ずかしいし
売り切れだなと自己判断して帰ってきた。らしい。

→もう1回ちゃんと行って来い。。(容赦なし)


1度のお祓い(¥500)で、3度 神域を突破したゆー(笑)
3回目はちゃんと鈴を手にして戻ってきました





いい音するんだコレ
ゆー、ありがとね
(最初から素直に買っとけ!って、ねぇww)


月山神社って、神域は写真撮影禁止とか。
ふと思い出して、少し下ったところでGPSの画面を撮ってみた。



高度1979m。


そういえば1等三角点とか山頂の碑とかは見当たらなかったけど、
いわゆる山頂って、一番高い場所なんだろうからというのは、恐らく神域にあるのに違いないけど。

この場所、神社より明らかに5m以上低いよな??

機械の誤差??どうでもいいけど、
"月山1984m"って具体的に、どこなんだろう。

そんなこんなで、もたもたやってて、、山頂で1時間以上は確実にロス
さっきのGPSの計測項目に"時高度"とかいうのがあるけど、

"1時間かかって38mしか移動していないぢゃん"

・・・って意味らしいっすよ(笑)

 




帰りは姥ヶ岳経由で・・・と進路をとるが、、
歩き始めて間もなく、恐れていたことが

どういうわけかゆー、野外行動すると高確率で、、
「う○ちしたい」
とか言い出すんだよね
山頂のトイレで、
「いいのか?しなくていいのか??大丈夫か?」って聞いてんのにさー

というわけで、姥ヶ岳を尻を押さえつつ、気もそぞろで通過し、
半ば転がり込むようにリフト上駅のトイレへ

登りはあれほど写真撮ってたのに、下りの写真はあんまりない(笑)


これとか。


見慣れた景色


おなじみの場所。
ブーツ履き替えたりしてたベンチ





急用が済み、リフト乗り場で穏やかな表情のゆー。笑





リフト降りた後の秘密の小道に蝶が群れて舞っている・・・

ナニ?この蝶...なんでここにかたまってんの??


なんて蝶だろ...綺麗


帰路は、1ヶ月半ぶりのチェリーランド。内輪でしか通じない方のね。笑




川面を渡る風に吹かれて
蝉の声を聞きながら・・・

明るいうちに入る風呂ってイイネ

・・・って、いま出てきたのに、ゆーは話も聞かず走り出し
着いた先は、


そこの看板に飲食禁止って書いてあるんだが・・堂々と飲んでるけど、、漢字読めないんだろうか・・

足湯でジュースってか。


さらに帰路
山形道を分岐し、東北中央道に入り
ふと横を見ると、、
山形空港へ着陸態勢に入ったジェット機


※ルーフBOXがブッ飛んで行かないように理性ある速度で走っています。ゆー撮影

しばし並走し、、なんだか"トップガン"の某シーンみたい

あー楽しかった。


夏山もいいね。月山