team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

14/05/04 月山・BCツアー 2日目

2014-05-05 00:21:28 | '13-'14

BCツアー2日目。

きのうは午後ヤラれましたけど、天気予報通り、といえばその通り。
環虹も出てたしね。


昨晩、というか夜中?丑三つ時あたりは猛烈な風が吹いてました。
車が大きく揺すられ、??地震?
スゲーばさばさ音。あぁ、風か、
みたいな。


今日は予報だと1日中晴れ。
湯殿山方面に向かいます




…朝のミーティング?笑
で、アブナイところも通るようで。
きのうより、ずっとずっとデンジャラスゾーンらしいです。

きのうもそうだったけど
基本皆さん酒飲みだし
本気よりも冗談が優勢な日常会話、な面白い人達ですが

リーダーの判断・指示に余計な口出しする人はいませんね
まさに、一目置かれてる。という感じが
飛び入りのオレにもよくわかります。

少しずつ、話を聞けばこの人
もの凄い人のようです。
きのうもBCツリーランしながらくるくるバレエ滑ってて、只者ではないよね


こんな人達に混ざって、突然
「オレも連れてってー」
「いいよー」
って、(笑)



・・・また前置き長くなってしまいましたが、
では行ってみようか!





なぜこんな寒い格好で歩いてるのかというと、(笑)
昨日の一戦後、きょんちゃんが

「濡れ物、宿で乾かしといてあげる」

というので、
板からブーツからウェアから、、
みな預けてしまったので(^^;


宿へ。きょんちゃん部屋を訪ねると、





こんなにきちんと・・・
これまで一度もたたまれたことないんです。このウェア達
勝手に玄関先に放置していったブーツまで...

ホントに何から何まで...
今回はほんとにありがとうございました


あ、また前置きに戻った?(笑)
今度こそ本当に行ってきま~す!


大斜面コブは1列増えて5列になってましたー 
 --以下、省略--

今日は諸事情により、Tバーに乗ります。



ゆーの右側。
赤いスキーヤーの上の雪渓が、きのう下りてきたところです!
と、教えてもらいました。
へー。そうなんだ…(笑)





このあとは自分の足で登ります




写真があまりに多いので、手短に進めまーす






姥ヶ岳山頂。をスルーして、さらに奥へ
ずいっっと入ったところです。
笹藪を突破したところが1回戦のスタート





超気持ちいい斜面
自分的にはたぶん、今シーズン一番のナチュラルハイ
カービングもドリフトも、そんなのどうでもいい感じで
意味も無くばんざいしながら滑ってました





1回戦終了地点。
広く平らになってるここの下は、池らしい!
ちょうど湯殿山の右山裾のあたりに小さく建物があるのわかります?

そう。ここは、去年秋の
"果てしない下りから始まる登山コース"
の、ゆーの靴下を乾かし休憩した、まさにアノ場所です

ちょびさん、ウエダマン、、わかりますよね!





ここからひたすら湯殿山頂を目指して登ります。
そして、ここからはデンジャラスゾーン





いくつもの、
クレバス
雪庇
落とし穴?





リーダーさとうさんが安全を確認してから、
慎重に進みます




同じ場所の写真じゃないんですよ
こういうところばかり続くんです





とうちゃん!
あたま邪魔!笑

皆に、"とうちゃん"
と呼ばれるこの方。

ひと目逢ったその時から
モリオさんにそっくり過ぎて、超ウケました~

もし二人並んでいたら、
全く見ず知らずの人でも100%

「兄弟かなにかでしょ?」

と言ってくれる自信があります


ちなみに、
"とうちゃん"と ゆー が並んで歩いてるその様は、
まるで、
"じじ と 孫" ですwwwww





笑ってる場合じゃないんですけど~
なんか、もうマヒしてきますね





晴れても月山
雨でも月山
ガスでもガス山

全部含めて月山。。ですけど、
当然といえば当然ながら、晴れてる方が気分はいいです~





ほぼ?尾根伝いに山頂を目指します





雪上に安全な突破ルートが無い場合は、笹竹を掴んでこじ登ります
立ってる笹はいいけれど、
踏んづけて倒れてる笹に乗るとまぁー滑ること

ストック引っ掛かるわ、
ブーツのバックル引っ掛かってはずれるわ、
ウェアに泥つくわ、、、




「決して後ろをふりかえるな!」
をアドバイスされた斜面。

後ろ見てないので、どのくらい怖い場所なのか実感はあまりないんですが
精神的に 怖いの、怖くないの、、
ってそういうんじゃなくて、あまりに急すぎて
ふいに振り返った、そのちょっとしたはずみでバランス崩して物理的に危険
そんな気がする場所でした





そしてついに山頂~
ここでお昼ごはん
みんな同じ。おにぎり2個とおここです





1回戦で滑ってきた斜面はあちら





右に亀裂、
左にも亀裂、
そのラインを越えてはイケマセン





朝日連峰方向なんですが
みんなが写るの最優先で、、





向こう側は昨日の2回戦コース
見えないけど、尾根のさらに向こう側が、いわゆる大斜面





山頂から
2回戦目のスタート位置まで
クレバスをそろりそろり渡ってトラバース





あの尾根をずっと歩いてきたんですね





ここからが2回戦コース





リーダー、
ああやって毎時間、1時間に1回
ナントカセンター..に連絡を入れます。
もし連絡を入れないと、何か不測の事態が起こったもの....
と自動的に判断されて、センターでモニターされているGPS信号の位置にヘリが飛んでくるシステムらしいです。

スタート前にライン取りを教えてもらいます。
行ってはいけない場所。
好きなように滑って大丈夫な場所。
クラックのある場所。。



でわ。




ゆー選手GO!!

ちなみにオレ、せっかくのこの斜面。
出だしでつまずいてコケました(笑)





来た方向を振り返る





このハンパない急斜面感、たまりません

左から回り込んで、ガケを飛び出すのがおもしろいらしいです。
シマの向こう先、白い斜面から回り込んではイケマセン

リーダーに「ダメ」と言われたとこには決して行ってはイケマセン。
死にます。





リーダー行った~
誰が一番ギリまで行けるのか~
カッコいい~
この斜面、つーか、崖..何度あるだろう(笑)





ゆーも行った~
マジかよ~



この後は、

"果てしない下りから始まる登山コース"
の沢伝いに下りて、









昨日と同じツリランを通ってネイチャーセンターへ到着。

無事、車で宿まで下山しました。
あれだけみんなで、
「車のカギ持った?」
を連呼されて尚、忘れるようであれば
友達なくします。たぶん



・・・今回、初のBC。

一緒に歩いた皆様。
きっかけになってくれたきょんちゃん。

やばいです。超絶楽しかったです
ありがとうございました
ゆーも、今回のスペシャルな体験、すごく喜んでます

また来年も行きたいです



今回(てか、毎回?)ガイドしてくださったさとうさん


Special thanks




また来年の、GWの6日前、絶妙のタイミングで家族にインフル蔓延..(笑)
いや・・・
GWの田んぼ手伝いを回避する何か別のテはないだろうか