むすんで ひらいて

すべてが帰着するのは、ホッとするところ
ありのままを見て、気分よくいるために

白馬の滞在記

2016年09月17日 | 日記

半年に一度訪れる長野県白馬村に、9月半ば一週間滞在した。

東急ホテルのテラスの朝食が子供の頃から大好きで、もう寒くて出られないかと気をもんだけれど、天気のいい日ならまだ長袖とひざ掛けがあれば澄んだ空気と一緒に楽しむことができた。

顔見知りになったホテルの方たちと再会するのも懐かしく、同じ期間泊まっていらした宿泊者の方とロビーやレストランで会話を交わすのも素敵だった。

まだ今ほど観光化されていないバリ島の海辺などもそうだったけど、百年単位で生きている大木や畏怖を感じさせる山脈に囲まれていると人のエゴが薄まるせいか、見知らぬ同士でも道ですれ違うと挨拶をしてほほ笑む。 街の常識をとっぱらい、自由な子供に戻ってつながれる瞬間。 そんな雰囲気の中で何度か顔を合わせたその方は両親と同世代、20年前にホテルが立て直される前からの常連さんで、よく似ていた。  

 

今回は父の病気療養もあって、ソフトな山歩きや村落巡りをする。

と、両親は若い頃からここ白馬に山登りやスキーに通っていたくらいなのに、今年初めてホテルの近くに樹齢千年を越える杉がそびえる神社を発見。

真ん中に写っている女の子ふたりの右側に立っている。 長い時を脈々と生き続け、緑を茂らせて。 

幹を抱きしめて、階段を下りてきた女の子たちは、一人が近くのホテルで働く日本語の上手な台湾の子で、マカオから来た友達を案内していた。

 

 

  
 

                                                           つづく

 

今から、昨日産地直売で買ってきた南瓜に栗にさつまいも、林檎に梨、柿、新鮮野菜を盛り込んだ秋の晩ごはんを作ります

 

 

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