比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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信濃路・・・佐久・・・かつての城下町、宿場町、門前町「岩村田」で・・・神秘の「ヒカリゴケ」を見た

2018-04-12 | 信濃の国は 上田・佐久・東信濃
信州上田の・・・六文銭の写真帳

2月22日、旧中山道の望月宿、八幡宿、塩名田宿を尋ねながら・・・佐久市岩村田まで来ました。
岩村田は江戸時代の岩村田藩の城下町、中山道の宿場町、日本五大稲荷「鼻顏稲荷」の鳥居前町、残念ながら町並みは近代的に変革し、その面影、遺構は見ることができません。
日本では非常に珍しい「ヒカリゴケ」の発生地を尋ねました。
明治の終りごろ(1910年)旧制中学校の生徒により偶然発見され、それが日本で最初に発見されたものだそうです。1921年国に天然記念物に指定されています。

佐久市岩村田上ノ城、町の東側を流れる湯川の段丘崖の洞窟です。
環境変化に弱い繊細な植物ですので写真は鉄柵越しにしか撮ることができません。


わずかな光に反応してエメラルドグリーンに輝く・・・ヒカリゴケ・・・神秘的です。

※洞窟内は暗く、シャッター速度1/10ぐらいになるのでそれなりの撮影をしないと、このようにブレてしまいます
※撮影日は2月22日。
ヒカリゴケ‥・北半球の高緯度地区のヨーロッパ北部、ロシア極東部、北アメリカ北部、日本では中部以北。皇居北の丸公園、北海道羅臼マッカウスの洞窟、群馬県嬬恋の鬼押出し、埼玉県吉見百穴の洞窟、長野県駒ケ根市光前寺参道の石垣のすき間、ここ岩村田の湯川の段丘崖の洞窟が有名。冷涼、湿潤、弱光、洞窟、岩陰、倒木の陰など発生場所が限定。大気汚染、乾燥、環境変化などに弱く繊細な植物。

※コメント欄開いています。


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