信州上田の・・・六文銭の写真帳
春雪に覆われた八ヶ岳連峰・・・標高1300mの野辺山高原・・・高原野菜の一大生産地・・・長野県南佐久郡南牧村(みなみまきむら)野辺山。
「北国の春」という名曲があります。ここ南牧村はこの歌を作詞したいではく(井出博正、1941~)が生まれた村。
この歌は・・・北国がどこと・・・歌詞の中では記されていませんが、「白樺 青空 南風」と聞くとこの風景が目に浮かびます。
※「北国の春」は作詞いではく:作曲遠藤実:歌千昌夫で1977年発売された曲。累計売上300万枚、アジア圏内で15億人に歌われているという。
。


八ヶ岳連峰の主峰・・・赤岳・・・右の鞍部に点のようにですが赤岳小屋が見えます。

赤岳から横岳へ・・・


野辺山高原・・・大規模農法による高原野菜、散村集落・・・目を見張るような風景です。それは太平洋戦争敗戦後の1946年、政府の「緊急開拓実施要領」により、復員兵、引揚者の入植から始まりました。当初の入植者170世帯、数年足らずして50世帯になったそうです。年間平均6.7℃、無降霜日124日、厳しい地を開発した先達の苦労から今の野辺山があります。

八ヶ岳連峰の主峰・・・赤岳・・・右の鞍部に点のようにですが赤岳小屋が見えます。

赤岳から横岳へ・・・

※撮影日は3月8日。
※コメント欄OPEN。
何回か、お世話に成りました。
山は温和で優しく手を差し伸べる。
しかしある時は牙をむきだして襲い掛かる、こんな時はじっと絶え歯向かうことなく、
静かに、天候異変をじっと待つ。
≫政府の「緊急開拓実施要領」により、復員兵、引揚者の入植から始まりました。
多摩川上流、奥多摩ダムの湖底に沈んだ村人も、この辺に入ったと聞いたことがあります。
・ 野辺山の開拓村に入植し
鍬打つ響き歯をくいしばり (縄)
http://www.digibook.net/d/1c0483d3b1dc0abceb63a8e3215c530b/
、
素晴らしい景観の村です。引揚者、復員兵が汗を流して開墾した村。
今は日本一の高原野菜の村です。
大河内ダムの湖底の村の人々の入植した村はひとつ隣の清里です。
川上村・・・むかし子どもたちを連れて金峰山の裾の渓谷にキャンプに行きました。
春雪をかぶっつた八ヶ岳、綺麗です。