荒川・大麻生野鳥の森公園あたりをゆく・・・陸閘

武州荒川・・大麻生野鳥の森公園あたりをチャリンコで探訪です。
熊谷ゴルフクラブと大麻生公園の間の河川敷内の「ひろせ野鳥の森」入り口の駐車場に車を停めて出発。

秩父鉄道「大麻生駅」。

麻生首相とは何の関係もありません。大麻生(現熊谷市)はむかしの村の名前です。有人駅、トイレを借りました。駅前にウォーキングコースの大看板があります。
線路の向こうは荒川の堤防。

荒川の直線堤防に沿って秩父鉄道の線路、堤防の裏小段に延々と桜並木。櫻の時期は車窓からの眺めは絶景でしょうね。

陸閘記念碑があります。裏を見ると昭和29年(1954年)竣工とありました。
陸閘とはなんでしょう。

陸閘の写真です。こちら側が河川敷、向こう側が住宅や田畑です。電車が通過中です。
陸閘とは堤防と道路が交差するとき堤防を切ってふだんは通行できるようにしたものです。河川敷内に農地があり往来の必要があり造ったものでしょう。さらにここは1991年に押切橋ができるまでは大麻生と江南村をつなぐ押切冠水橋があり幹線道路でもあったのです。増水のときは板切れを上からはめていき(角落とし)水を塞ぐように造られています。

関東荒川ではここだけ。岐阜市内の長良川では大小30余りあるようです。
水閘の場合は閘門というようです。パナマ運河など。

上の写真の右下に見える石。荒川大麻生公園の標識です。

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