比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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8月15日・・・66年前、「日本でいちばん長い日」だった

2011-08-15 | 語り継ぐ責任 あの戦争
1945年8月15日・・・日本がアメリカを主体とする連合国に戦争で負けた日です。
終戦記念日」というけれどホントはカッコ悪い「敗戦記念日」です。

敗戦とは・・・悔しいですね。何に悔しいかというと・・・省略

太平洋戦争収束内閣鈴木貫太郎総理大臣のあとを受けて8月17日敗戦処理の内閣総理大臣になった東久邇宮稔彦王(当時皇族)は9月2日の降伏調印のあと国民に向けて戦争終結のメッセージを送っていますがその演説草稿の中で「敗戦」という文字を使い、軍関係者から「終戦」にしてほしいとクレームをつけられ、

何を言うか、敗戦じゃないか。敗戦ということを理解するところからすべてが始まるんだ
と一渇したそうです。

戦争は勝たなきゃ惨めです。子どものケンカだってそうです。
ラグビーのノーサイドと違います。ニコニコ笑って肩を叩き合うなんてことじゃないです。
企業人のころ商戦では「ケンカは勝たなきゃダメだ」と教えられました。
ウラをかえせば「負けるケンカはするな」ということです。

数万の大軍を数百の兵でやっつけるというのは戦国時代の話です。信長の「桶狭間」の勝利はたまたまです。信長はその後はそんな無謀なことをしていません。「長篠城の戦い」で武田軍を破ったのは種子島伝来の新兵器「鉄砲」でした。新大陸や東南アジアで西欧諸国が非文明民族を殺戮して植民地を広げていったのも兵器です。戦いは兵力、兵器、兵站力の総合力の優劣で決まります。精神力ではありません。大義名分は関係ありません。

歴史を正しく認識してふたたび惨めな「敗戦」なんていうことにならないように・・・




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