比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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謎多き神々の国・・・諏訪を尋ねて・・・洩矢神の後裔・・・神長官守矢家

2017-09-09 | 信濃の国は 伊那・諏訪
神話の時代から続く諏訪国・・・古事記の「国譲り」によれば出雲の国の支配者大国主命の子建御名方神が天皇家との争いに敗れ逃げ込んだのこの地、この地で新しい支配者になったといわれます。そのまえに先住者がいたわけで地主神といわれるミシャグチ神、蛇神ソソウ神、狩猟の神チカト神、石木の神モレヤ神らの神々です。彼らは侵略者である建御名方神に抵抗を示したと思いますが、やがて組み込まれていったようです。
建御名方神の子孫は諏訪氏の子孫になり諏訪大社大祝(おおほうり)に、洩矢神は諏訪大社の神長官(かんのおさ、じんちょうかん)守矢氏に。
あれこれ考えると頭が痛くなりました。

信州上田の・・・六文銭の写真帳

今も続く諏訪大社上社78代目の神長官守矢氏の屋敷(茅野市宮川)。神長官守矢史料館、祈祷殿、御左口神社があります。







御左口神社・・・総本社、県下に800余社、全国で2300余社あるそうです。
建御名方神が諏訪に入る前の先住神ミシャグジ神を祀る神社です。神長官守矢氏はモレヤ神、先住神たちの神事を司ってきました。

御左口神社の床下に・・・なぜか鹿の頭骨が・・・お神酒が?
※撮影は1月5日 Panasonic LUMIX DMC-FZ100。

※諏訪大社の御神体は…諏訪大社の山の奥の守屋山(1651m)・・・ということは建御名方神が支配する前の先住者の支配者はモレヤ神であったのだろうか。



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