比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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秋の多々良沼で見た・・・ヘンな虫と小鳥さんたち

2014-09-28 | 生き物大好き 蝶・昆虫
9月27日、群馬県の多々良沼自然公園です。

突然ですがチョッとグロテスクな生き物です・・・ゴメンナサイ。
桜の幹に不気味な赤い虫が蠢いています。ヨコヅナサシガメ・・・と教えていただきました。
刺されると横綱級の激痛が走るそうです。

幼虫が脱皮したばかりは赤いのだそうです。通常は黒色。

ヨコヅナサシガメ・・・カメムシ目サシガメ科、16mm~24㎜。東南アジアのものが1920年代に貨物に紛れて九州に上陸、1990年代には関東にも。桜などに集団で棲息、毛虫などの昆虫をから吸汁。6月ごろ産卵、8月ごろ孵化、幼虫で越冬。

次も突然ですが生きもの・・・多々良自然公園で逢った可愛い小鳥さんです。オマケではありません、蝶も花も実もカメムシも小鳥さんもみんな地球の中の生きものです。昭和天皇は「雑草という植物はない」といったそうです。みんなそれぞれ役割を持って生きています。

葦の茎に・・・スズメさんです。

雀さんに似てますが・・桜の木の梢に・・・エゾビタキ・・・というのだそうです。白いお腹に縦縞・・・阪神タイガース?

エゾビタキの背中です。見返り美人といいいますが・・・美人かなあ???

エゾビタキ・・・スズメ目ヒタキ科の仲間です。ヒタキといえばコサメビタキ、ルリビタキ、ノビタキ、ジョウビタキ・・・いろいろいます。夏はシベリア、カムチャッカ、冬は東南アジア方面に移動する渡り鳥。日本には途中通過のトランジット。肉食系らしく桜の木の枝の中で何やら突いています。


多々良沼・・・群馬県館林市と邑楽町にまたがる周囲7㎞の自然環境が保全されている沼、群馬県立自然公園、貴重水生生物の宝庫、白鳥の飛来地(飛来情報は公式サイトで発表されています)、水鳥も多く飛来する。タタラ(多々良、踏鞴、鈩)とは・・・古い日本語でフイゴみたいなものをいい、製陶、製鉄に使われました。この地は古い時代に製鉄の地だったのでしょうか。


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