比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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信濃の国・・・更級・・・姨捨の棚田・・・雪景色

2017-02-28 | 棚田・段畑のある風景
信州更級・・・「田毎の月」で有名な「姨捨の棚田」の雪景色。
このあたり「月見田」とか「四十八枚田」といわれ姨捨山放光院長楽寺の寺領地であったそうだ。
信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・
※ブログ「比企の丘から」のギャラリー公開。
今回は「上田六文銭」さんの画像提供です。
姨捨の 棚田の郷の 雪だんだん



信濃の国・・・古代「古事記」では科野国、8世紀初頭あたりから信野国、信濃国と表記されるようになった。野も濃も助詞「の」の当て字であり、「信」を「しな」と読ませるのも無理がありいい加減です。地名の由来は①「科の木」が多いから(科の木説)、②「しな」は「階」・・・階段状の山の繋がりが多い国から(階坂説),③篠野説、④品野説、⑤アイヌ語説・・・とか諸説あるが、この風景を見ていると②の説をとりたい。①の科の木は信州ではあまり見かけない木だ。ちなみに「更級」は「山々が更に(much more)続く」という意味・・・だと思う。


冠着山(1252m)・・・姨捨山、冠山、更級山、坊城、小初瀬山と古くから呼びはいろいろ。


姨捨から善光寺平を見る・・・青く光るのは千曲川、手前は千曲市稲荷山、その奥に篠ノ井、川中島、長野市街。
奥の中央の山は飯縄山(1917m)、左に見えるのは高妻山(2353m)かなあ。
※撮影日は2月1日、Panasonic LUMIX DMC-FZ100。
善光寺平(ぜんこうじだいら)・・・地理学的には長野盆地というらしい・・・。長野市街を中心に稲荷山、戸倉、上山田、屋代、松代、須坂、中野、豊野など地帯、大河千曲川、そこにそそぐ更級川、聖川、犀川、裾花川、米子川、松川、夜間瀬川などの支流がつくった扇状地、沖積平地をいう。

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