
地球を歩く旅人・・・彩風人の写真帳
南九州の旅・・・鹿児島県大隅薩摩半島、半島から宮崎県日南市、宮崎市。延岡市から五ヶ瀬川を遡って宮崎県西臼杵郡高千穂町へ・・・古事記、日本書紀に書かれた天照大御神が天岩戸の中に隠れたという伝説の地、天孫ニニギノミコト(邇邇藝命、瓊瓊杵尊)がこの地に天降ったという天孫降臨伝説の地。
★天孫降臨伝説・・・古事記、日本書紀によれば高天原の天照大御神の娘の子・・・天孫・・・ニニギが豊葦原中ツ国、日向高千穂峰に三種の神器を携えて降り立った。道案内人は国津神の猿田昆古神。
記紀によれば天皇家初代神武天皇(西暦紀元前7世紀ごろの人)はニニギの曾孫。
猿田彦はのちに旅先案内人として道祖神、庚申信仰と結びついた。
2000数100年前の神話の話です・・・古事記、日本書紀は8世紀初め、飛鳥時代から奈良王朝時代に藤原不比等を中心に天皇家の支配を確立するために伝説、口承を素に恣意的に書かれた史書といわれています。鎌倉、室町、江戸時代と武家が支配する時代になって忘れられたというか隅のほうに置いておかれたというか政治的に使われることはなかったのですが、明治時代に入って近代国家になって天皇家を中心に一つの国にまとめようと皇民教育が行われ修身の教科書に取り入れられました。
人文科学的に見れば荒唐無稽なところがあり小学生でも笑っちゃいますがモノガタリとして読めばロマンがあっても面白い。
天岩戸神社に詣で、地焼酎「天孫降臨」(高千穂町岩戸 神楽酒造株式会社)を求める。
今宵・・・神話の中のロマンを求めて一献・・・
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