比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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越生あじさい山を行く・・・赤坂から麦原へ

2009-06-21 | 比企の丘から
越生あじさい街道から赤坂川を遡って赤坂集落へ。ここは越生町大字麦原字赤坂かな。山の上の3~4戸の小集落です。

海抜300m地点、振りかえれば登ってきた谷は遥か下。杉の美林がみごと。前に見える緑は柚子。この谷底から偶然にご一緒した北本から来たというご婦人がこの景色を絶賛してまるで奈良の田舎の風景といってました。わたしは奈良の田舎の風景といっても知りませんが日本の原点の風景でしょうね。


堰堤の横を登って赤坂集落までは舗装された道路、ただし行き止まり、道も狭い。

馬頭尊が石垣の上に。道路標識、塞の神的なものですが、むかしの運送の主役の馬をねんごろに弔ったものと思います。

ここからは未舗装、アジサイ山まではほとんど高低差なし。道端には花のないシャガが・・・。赤いきれいな花が目に留る・・・よく見たらオキザリス(カタバミの園芸種)・・・こんな山の上にも園芸種が。目の前の枝にオナガが留ったが三脚の準備ナシで逃げられる。

あじさい山公園のいちばん上の展望台に出ました。海抜約350m。あじさい山はここから谷の下まで。その向こうの山の傾斜面に麦原集落が。さらに尾根を越えると大樟のある上谷(かみやつ)です。


麦原・・・不思議な空間です。別世界に来たようです。江戸時代は麦原村。明治の大合併で8ヶ村(麦原、津久根、堂山、上谷、小杉、、大満、龍ヶ谷、黒山)が梅園村に、昭和の大合併で越生町と合併して現在に至る。平成の大合併では動きは無かったようです。

あじさい山を下っていきます。登りよりきついです。途中で猫がラリって踊り狂うというマタタビの木にであいました。葉っぱのところどころの葉緑素が抜けて病班みたいに見えます。


アジサイの写真・・・この色が好きなのでこの写真だけにしました。

あじさい山の過去ログはキーワード検索で「あじさい山」と入力すると出てきます。


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