比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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冬の北陸・・・加賀百万石の金沢・・・武家屋敷跡界隈を歩く

2017-04-12 | 道をゆく 越後・越中・加能・越前
2016年12月、北陸新幹線で金沢へ・・・金沢の中心街の香林坊から西へ5分ばかり歩いた・・・金沢市長町・・・武家屋敷街
大野庄用水が流れ江戸時代にタイムスリップしたような武家屋敷が並びます。。
※ブログ「比企の丘から」のギャラリー公開です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・

加賀藩の重職を代々務めたという野村家(禄高1200石)の屋敷跡です。維新後、建物は解体。土塀、曲水庭園のみ残存。
昭和に入り北前船で栄えた大聖寺藩御用達の豪商の館(1843年築)を移築。
アメリカの建築雑誌で日本の庭園ランキング3位、ミシュランの観光地格付け2つ星。

武家屋敷街を流れる・・・大野庄用水(別名御荷川、鬼川)・・・犀川から取水され市中を貫流してふたたび犀川に合流して金石港に。
開削は藩祖利家の入城のころか。水路長11.5㎞、幅平均6m・・・かつては城を守る水壕、金石港と城内、城下を結ぶ流通の運河・・・
火除け、排雪、友禅の洗い場、水車の動力源、炊事洗濯用の生活用水・・・など、そして市中を出ると農業用水に・・・多目的用水路。

冬の風物詩・・・薦掛け(こもがけ)・・・12月から3月まで、積雪から土塀を保護するため。

大きな門構えの高田家(禄高550石)・・・上級武士の屋敷です。母屋は現存していませんが池泉回遊式庭園、長屋門、廏、仲間部屋が残存しています。
※撮影は2016年12月19日 Panasonic LUMIX DMC-FZ100。


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