上野の森でレオナール・フジタ(藤田嗣治)の絵を見ながら思いだしました。
皇居北側の北の丸公園にある国立近代美術館、ここに150点の戦争協力画があるのをご存知でしょうか。太平洋戦争のさなか、軍の要請により画家たちが戦争プロパガンダ画を描いたものです。これらの作品は戦後、米軍が接収、のちに永久貸与という形で返還、所蔵されているのです。なかでも藤田嗣冶の絵は14点。
《蛇足》アッツ島・・・北太平洋アリューシャン列島の島。1943年5月29日、米軍の攻撃により2576人の日本軍守備隊が全滅(捕虜27人)。
この絵がどういうものか、私には説明できません。
フジタがどういう気持ちで描いたかは他人があれこれいえません。
この絵から何を思うか・・・人それぞれの心の問題でしょう。
戦後、フジタは日本美術界から糾弾されて1949年日本人に渡航許可が下りると同時に日本を離れフランス国籍を取得、日本国籍を破棄します。戦争は偉大な画家を一人抹殺しました。
12月8日、今日は67年前に日本国が太平洋戦争を始めてしまった日です。
皇居北側の北の丸公園にある国立近代美術館、ここに150点の戦争協力画があるのをご存知でしょうか。太平洋戦争のさなか、軍の要請により画家たちが戦争プロパガンダ画を描いたものです。これらの作品は戦後、米軍が接収、のちに永久貸与という形で返還、所蔵されているのです。なかでも藤田嗣冶の絵は14点。
「アッツ島玉砕」という大作です。大きさは思い出せませんが畳4枚ぐらいだったでしょうか。
凄惨な絵です。死屍累々、辛うじて銃を構えた兵士もいます。こんな絵を描いていたのですね。
凄惨な絵です。死屍累々、辛うじて銃を構えた兵士もいます。こんな絵を描いていたのですね。
《蛇足》アッツ島・・・北太平洋アリューシャン列島の島。1943年5月29日、米軍の攻撃により2576人の日本軍守備隊が全滅(捕虜27人)。
この絵がどういうものか、私には説明できません。
フジタがどういう気持ちで描いたかは他人があれこれいえません。
この絵から何を思うか・・・人それぞれの心の問題でしょう。
戦後、フジタは日本美術界から糾弾されて1949年日本人に渡航許可が下りると同時に日本を離れフランス国籍を取得、日本国籍を破棄します。戦争は偉大な画家を一人抹殺しました。
12月8日、今日は67年前に日本国が太平洋戦争を始めてしまった日です。
2006年12月8日のブログ拝見しました。それの伴う記事も順次拝見いたします。
私のは感情論でしかありませんが、ヒキノ様の記事は理論整然としていて、読み応えがあり、教えられることばかりです。
ヒキノ様のページで勉強させていただきます。
胸がキュうんとなって!
87歳というのは、私の母と同い年です。
私もコメをまだ書き入れることができません!
でも時々お邪魔するつもりです。ありがとうございました。
激しい言葉でなく静かに語りたい。そんな気持ちです。
平和は憎しみあいからは生まれません。
パワフルおばさんの語り口は激しくもないし感情的でもありませんよ。
主婦として、母として、おばあちゃんとして、若い人を守ってやるためにとうぜんと思います。
これからも自分の周りの人たちのために平和への祈りを発信してください。
文章に驕りがなく、ピアノを弾かれ、講演もして、野菜を収穫し、近所の人と付き合い、PCが動かないといってぶつぶつ言っている。こんなように老いてゆきたい。コメントは昔のサポーターのようです。