比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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秋の秩父路・・・城峰山神社で・・・金目の狼様に逢った

2015-11-20 | 道をゆく 秩父路
11月16日、秩父路の散歩です。秩父吉田の椋神社、上日野沢のおやきの茶屋、そして城峰山にやって来ました。

城峰山(1038m)の直下に建つ城峰山神社・・・神川町矢納の城峰神社の奥社です。

祭神は大山祇神(オオヤマツミ)、日本武尊(ヤマトタケル)が開創。
平将門の弟の平将平をこの地で討ったという藤原秀郷が祭祀を行い城峰の号を奉ったという。
拝殿の左に大きな「将門」の扁額があります。
平安時代に関東で反乱の狼煙を上げた平将門の伝説、弟の平将平の伝説。確かな記録はないようです。

城峰山神社の神の眷属(従者)「狼様

狛犬じゃなくて大神様?・・・狛犬・・・神社の両脇に対で並んでいる守護獣。もとはヤマト王朝時代、唐から朝鮮半島経由で仏教伝来とともに伝わってきたといわれます。高麗から来たから狛犬。お寺の守護獣だったようです。それがいつのまにか神社の守護獣に。想像上の獣ですから角を持っていたり、唐獅子と呼ばれるようなスタイルだったり。猪、龍、鹿、狐、虎、狼、和犬、人々の信仰のままに変化していきます。
狼を神社の守護獣にしているのは主なところでは奥多摩の御嶽神社。秩父の三峰神社、両神神社、秩父の武甲山御嶽神社、宝登山神社、釜山神社、椋神社ほか、かなりあります。山岳地帯だけでなく平野部にもあるようで全国的にも随所に見られるようです。何故といわれても理由は諸説あって理論づけできません。
※祭神の大山祇神(オオヤマツミ)・・・オオヤマは大山、ツ=津=の、ミ=ミタマ=御霊・・・・・・山の神という意味ですね(わかりやすい)。古事記に記された神様だそうです。


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