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軟弱おじさんのお供

山専カメラのその後
小型軽量防塵防滴、これはとにかくありがたい
ちょーありがたい。

キットレンズの12-50ミリ
ズームリングに指をかけるとついカチっとパワーズームに切り替わる
動画撮らない派には迷惑なことこの上ない
マニュアルズームだってギアを転がしてるみたいで感じ悪い
でも防塵防滴レンズだからそこんとこは目を瞑る
写りが云々いうほどまだ撮ってない
というかフルサイズフォーマットのカメラと比較しても仕方のないところ
画角は35ミリ判でいうところの24ミリから100ミリ
山にはもってこいだなあと思っていたけど
アスペクト比2:3の24ミリとはワイド感がだいぶ違う
もっと引けないかなー、と感じることしばしば
オリンパスには9-18ミリのコンパクトなズームがあるが
いかんいかん
もっと後に下がって撮ろう







 

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積雪期限定の山

この本に触発されてさっそく美濃俣丸へ行ってきた



3月29日(土)くもり時々晴れ ときどき風つよし
4時起床
岐阜県境の山は久しぶりだ
美濃俣丸、はじめて聞く山の名
雪がなければ登れない山だから
雪が少ないだろう今
相当の薮漕ぎが予想される

国道365号線をはずれ広野ダムへ向かう

夜叉ケ池方面はまだ通行止め
手前を左に折れ橋を渡って奥へ奥へとすすむ
真っ黄色の建物が2棟建ってるところに駐車場があり
すでに登山者らしい2台が停まってる
岐阜ナンバーのワンボックスの隣に停めてこちらも準備

使い捨てコンタクトがなかなかはまらない
山に来たときだけだから慣れてないのだ
ようやくお目々が見えるようになり靴を履き・・

いよいよ出立のお隣さんが声をかけてきた
美濃俣丸に登るといいながら
あまりにこの辺のことを知らぬ様子に少し心配そうだ
笹ヶ峰に行くと聞いて「あ、遠いですね」と返すと
それは知ってるんだと、意外そうな反応
いちおう地図は見てますから~
源平谷山経由で登るとみられる単独行の彼を見送って
さて行きますか
するとまた1台到着
女性ふたり男性ひとりの3人組も笹ヶ峰へ向かうそうだ
あっちのほうが人気あるのかな?

6時38分、出発

適当なところで杉林の斜面に分け入る
林道に出る
分け入る
林道に出る
手持ちの地図よりずっとずっと林道ができあがっているのだね
しばらく林道を歩く



7時32分、ここから登ろう

覚悟はしていたけど酷い薮漕ぎだ
パンツが破れるんじゃないかと心配
実際小さな穴がひとつ空いた・・
いったいいつになったら雪が表れるの?

標高800mちかくになってようやく雪の上を歩けるように
先を行った人たちのトレースがある、ありがたい

8時55分、912m地点



9時19分、真ん中が目指す美濃俣丸

10時7分、1115m地点



 

10時11分、先行していた人たちとすれ違う
天気が崩れそうなので縦走はしないでさっさと来た路を戻るという
同感である
昨夜県警に出した登山届けには「縦走」にチェックを入れていたのだが・・
新規藪漕ぎは御免である
3人とも下りはアイゼンを履いていたなぁ



10時45分、美濃俣丸着いた


三周ヶ岳、夜叉ケ池方面の眺め



笹ヶ峰方面
おとなりの人は順調に進んでいるだろうか

やや強い風が繰り返し吹き付ける
気温は高いけど風は冷たいなぁ
天気が崩れれば山の上でもやっぱ雨だろう
ラーメンはやめて調理パンをふたつ平らげる
なんか物足りないけど、11時10分下山開始だ

担いできたワカンとアイゼンとストックは出番なし
用心のためピッケルは使うことにした



あれ、晴れてきた

この後雪は消え、藪漕ぎへ
登るとき結んだ赤いリボンを回収
上りの薮は酷かったなー、もう嫌だなー
他人の付けたピンクの目印と紫の目印
地図を確認、よしこれで行こう

自然林の中は楽に歩ける
いやーこっちから登ればよかったのにー

杉の植林エリアに入ると歩きにくく見通しも利かない
ほったらかしにするなら植えるなよー
息を潜めていたニホンカモシカが相次ぎ後方でダッシュする
ひえ~、そんなら熊も居るんでない~
恐怖心極まって
2、3度笛を吹く

下に舗装道路が見えてくると
いよいよ斜面が急に
ピンクも紫ももう見当たらない
えいやっ、と降下


13時54分、林を抜け出た、ふぅー
はじめはキツイがこの辺から登るのがやっぱ正解かも

14時3分、駐車場に戻る
やはりおとなりさんは帰ってきてない
さいわいまだ晴れてる、夜まで雨にはならないだろう
笹ヶ峰、来年ね



誰もいないんじゃないだろうか
の予想に反して、この日美濃俣丸には4人が登った



この周辺は積雪期しか登れない山の宝庫であった



 



 

 

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