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山道具 その3(シャルレ スーパーコンタNo2)

2013年02月17日 | 登山
 懐かしいピッケルを紹介します。
 
 :シャルレ スーパーコンタNo2:
 
 です。
 かなり昔から山に登っている方には、懐かしい響きだと思います。私が小学生の時に(約40年前)買ってもらったピッケルです。大阪の好日山荘やロッジなど数店を探し回ってやっと手に入れた記憶があります。
 父が「このピッケルは美しい!ヘッドがあまり曲がってなくて、真横に伸びているこの形がいいんだ!」と教えてくれた記憶があります。私も、他のメーカーのピッケルとは一味違うその姿を小学生なりに「美しい」「カッコイイ」と感じた記憶があります。
 小学生のころから、北アルプスの白馬岳、槍ヶ岳などに家族で登っていました。当時のピッケルは、今のストックのような位置づけで、冬に限らず夏山でも多くの人が携行して登っていたようです。小学生の私がこのピッケルを持って登っていると、道行く大人が「おっ、シャルレなんか持って・・・。」などと声をかけられた記憶があります。よく考えれば生意気なガキだったようです。中学生だった兄も「シャルレ スーパーモンブラン」を持って登っていたので「生意気×2」のガキたちに大人は感じてたのでしょうね。
■シャルレ スーパーコンタNo2■
木製のシャフトが何とも懐かしいですね。フランス製です。

■ヘッド■
肉薄で、真横に直線的に伸びているフォルムが美しい。No1は310mm、No2は295mmだそうです。

■刻印■
「コンタ」とは、フランスのシャモニの山岳ガイドだった「アンドレコンタミヌ」の愛称だったそうです。


 今でも、軽い雪山トレッキングの時は使用することがあります。機能的には、今のピッケルに劣るのでしょうが、何か山をのんびり楽しむためにはいい山道具だと思っています。
 普段は、コレクションというよりは、山の御守みたいな存在ですね。


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