伸ちゃんのブログ

ひたちなか市にある、お寺の住職のブログ
毎朝の境内の一コマと坊主の一言を毎日更新中

うごきだす

2008年03月05日 | Weblog
今朝はくもり空です。本日は啓蟄(けいちつ)、啓は『ひらく』、蟄は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、
草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくるという意味だそうです。
うちの小さい娘は“あり”好きなのでよ~く境内を普段から観察しているようで、
昨晩啓蟄の話題になったところ「まだありはでてきてないよ」とおしえてくれました。農耕民族であった祖先にとってはやはり虫のうごきだす時期はひとつの節目だったのでしょう。暖かくなり始めると人間も土を耕し始めようと動き出した時期でもあったのでしょう。現代人も年度末・年度始め・卒業・入学や高校・大学受験の最後の時期。どんどん体も気持ちも鍛える時期ですね。こころも身体も前に向かってどんどんきたえましょう!